圥=十+一+儿・・・先=ノ+圥=𠂉+丨+一+儿
=十+兀 =𠂉+丄+儿
きのこ=茸・菌・キノ子・鬼の子
ロク(陸+六)
「菌圥( キンロク)」
「田などの地面に生えるキノコ(茸)の類」
異体字「𠒶・𡴆=屮+六=屮+亠+八」
↓↑ ↓↑
「圥・坴・鼀・𡐑・𢌻」・・・坴=盛り土・丘
「凌・陵・㥄・淕・掕・陸・菱・崚・棱・逵
稜・祾・睖・稑・睦・碐・勢・䔖・綾・蓺
蔆・槷・暬・輘・熱・摰・薐・錴・褹・錂
褻・藝・鯥・鯪・囈・驇・襼・讛・圥・淩
㱥・䗀・裬・踜・坴・庱・龳・蓤・䬋・倰
夌・鵱・㙯・燅・䈊・䞇・埶・㓐・槸・㰊
䕭・䮚・踛・勎・婈・鼀・㛬・爇・䉄・绫
䡜・堎・鲮・㖫」
↓↑ ↓↑
襼=ゲイ
衣服の袖(そで)・袂(たもと)
襼=衤(衣)+藝
襼=衤(衣)+蓺+云
襼=衤(衣)+蓺+二+厶
襼=衤(衣)+艹+埶+云
襼=衤(衣)+艹+圥+土+丸+云
丸=乙+乂
丸=乚+乂
丸=乁+乂
丸=九+丶
襼=衤(衣)+蓺+一+一+厶
襼=衤(衣)+艹+埶+二+厶
襼=衤(衣)+艹+坴+丸+二+厶
襼=衤(衣)+艹+坴+九+丶+云
襼=衤(衣)+艹+圥+土+丸+云
襼=衤(衣)+艹+埶+一+一+厶
襼=衤(衣)+艹+坴+九+丶+二+厶
襼=衤(衣)+艹+圥+土+九+丶+云
襼=衤(衣)+艹+圥+土+丸+二+厶
襼=衤(衣)+艹+坴+丸+一+一+厶
襼=衤(衣)+艹+土+儿+土+丸+云
襼=衤(衣)+艹+圥+土+丸+一+一+厶
襼=衤(衣)+艹+土+儿+土+丸+二+厶
襼=衤(衣)+艹+土+儿+土+九+丶+云
襼=衤(衣)+艹+圥+土+九+丶+二+厶
襼=衤(衣)+艹+坴+九+丶+一+一+厶
襼=衤(衣)+艹+圥+土+九+丶+一+一+厶
襼=衤(衣)+艹+土+儿+土+丸+一+一+厶
襼=衤(衣)+艹+土+儿+土+九+丶+二+厶
襼=衤(衣)+艹+土+儿+土+九+丶+一+一+厶
ーーーーー
有る=ある・存在する
有益・有事
もつ・持っている・備えている
国有・所有
また・さらに
十有余年
共有(キョウユウ)・希有(ケウ)・公有(コウユウ)
固有(コユウ)・私有(シユウ)・特有(トクユウ)
万有(バンユウ)=萬有・・・萬有引力
↓↑ ↓↑
万有引力(universal・gravitation)
万有引力の法則(law・of・universal・gravitation)
萬有引力・・・牛頓(万有引力・ニュートン)
「地上において質点(物体)が
地球に引き寄せられるだけではなく
宇宙においてはどこでも
全ての質点(物体)は
互いに
gravitation(引き寄せる作用、引力、重力)
を及ぼしあっている」
とする考え方、概念、法則・・・
「Queen - Bohemian Rhapsody 」・・・引力ですか・・・
↓↑ ↓↑
ガリレオ・ガリレイ(Galileo・Galilei)・・・
ガリレオ=伽利略・・・
・・・・・仮理例吝?
・・・吝=文+口=亠+乂+口
通仮字「憐・遴」
異体字「𠫤・𠯛・𠯌・㖁・𠳈・𠳺
𠲲・𠳻・𠴽・恡・悋・𢙵」
繁体字「恡」
ガリレオ=加利列窩・加里労
・・・「地動説」でも、「天動説」でも無いのに・・・
・・・「宇動説・宙動説」・・・「物動説」・・・
・・・「質点=物質」の「変化=動き=変動」・・・
モノの位置と形態、形象の全宇宙的相互関係の変化・・・
↓↑ ↓↑
ユリウス暦1564年2月15日~1642年1月8日
(甲子(壬 癸)印綬・正官 ⇔辛巳)
(丙寅(己丙甲)劫財・印綬 ⇔辛丑)
丁未(丁乙己) 比肩・偏印・食神⇔己未
寅卯=空亡
ユリウス暦1582年10月5日=グレゴリオ暦10月15日
↓↑ ↓↑
ガリレオの父
ヴィンチェンツォ・ガリレイ・(Vincenzo・Galilei)・
母は
ジュリア・アンマンナーティ・(Giulia・Ammannati)
として
トスカーナ大公国領ピサで誕生
父は1520年
フィレンツェ・・・フィレンツェ(イタリア語 Firenze)
花の女神フローラ(Flōra)の町
花=はな=華・鼻・洟・端
塙 中華判=支那版
↓↑ ↓↑ ↓↑ ↓↑
・・・塙保己一・・・花木穂位置
塙 保己一(はなわ ほきいち)
延享3年5月5日(1746年6月23日)
~
文政4年9月12日( 1821年10月7日)
国学者
幼名は丙寅にちなみ「寅之助(とらのすけ)」
失明後に辰之助(たつのすけ)
一時期、多聞房(たもんぼう)とも
千弥(せんや)、保木野一(ほきのいち)
保己一(ほきいち)と改名
↓↑ ↓↑ ↓↑ ↓↑
塙 忠宝(はなわ ただとみ)
文化4年12月4日(1808年1月1日)
~
文久2年12月22日(1863年2月10日)
国学者
塙保己一の四男
母は岡田イヨ
通称は次郎
↓↑ ↓↑ ↓↑ ↓↑
文久2年(1862年)
幕府老中安藤信正の命で
前田夏蔭と共に
寛永以前の幕府による
外国人待遇の式典について調査
これが
「廃帝の典故」について調査し
孝明帝を廃位させるために
調査しているとされ
勤皇浪士達であった
伊藤博文・・・伊藤博文
初代・第5代・第7代・第10代
内閣総理大臣
初代枢密院議長、初代貴族院議長
初代韓国統監、元老を歴任
山尾庸三
たちに
12月21日
幕臣
中坊陽之助邸(駿河台)で開かれた
和歌の会から帰宅し、
自宅
兼
和学講談所の前で
加藤甲次郎と共に
襲撃され、翌日12月22日死去
↓↑ ↓↑ ↓↑ ↓↑
ハナはだシイ・・・
フロレンティア (Florentia)
英 語 Florence(フローレンス)
西班牙語 Florencia(フロレンスィア)
独逸 語 Florenz(フロレンツ)
仏蘭西語 Florence(フロランス)
↓↑ ↓↑ 阿蘭陀語 Florence(フロランス)
生まれの
音楽家で
呉服商・・・語伏請(復唱・復誦・葺く匠)
も営んでいた
母はペーシャ生まれ
トスカーナ大公国領ピサで
長男のガリレオが生まれた
ガリレオには弟4人、妹2人
弟のひとり
ミケランジェロ・ガリレイ(1575年~1631年)
音楽家でリュート奏者、作曲家
父ヴィンチェンツォは
音響学の研究で
数的な記述・分析を重視する手法を用いた
↓↑ ↓↑
第1回裁判の直後
1616年
ローマ教皇庁は
コペルニクスの
地動説を禁ずる布告を出し
コペルニクスの
『天球の回転について』は
一時閲覧禁止の措置がとられた
↓↑
著書は、単に数学的な仮説という但し書き
天体の動は形而上学の領域で
仮設的手段で
教会教理の批判ではない、と
教皇庁から閲覧が再許可された
↓↑
第2回の裁判
1630年
地動説の解説書
『天文対話』を執筆
天動説と地動説の両方を仮説とし
両説を信じる2人と中立者の計3人の対話
という形を取って書いた
地動説を紹介しても
その説に全面的に賛同すると
書かなければ問題はないと考えて
出版許可をとり
ローマ教皇庁も
修正を加えることを条件に出版許可を与え
1632年2月22日
フィレンツェで印刷、発行
↓↑
1633年
ガリレオは再度
ローマ教皇庁の検邪聖省に出頭命令
1616年に有罪判決を受け
二度と地動説を唱えないとした誓約違反
『天文対話』を発刊した
書の表紙に
3頭のイルカ(海豚)が印刷
それが教皇に手下がいるという意味だと
ねじ曲げた解釈をする者がローマにおり
問題とされた
3頭のイルカは
フィレンツェの出版業者のマークで
他の書籍にも印刷されてい
問題にはならなかった・・・
↓↑
裁判で
ベラルミーノ枢機卿が記した
「ガリレオは第1回の裁判で
地動説の放棄を誓っていないし
悔い改めが強要されたこともない」
という証明書を提出し反論
検邪聖省は
ガリレオを有罪とする裁判記録を持ち出し再反論
この裁判記録には裁判官の署名がなく
これは検邪聖省自らが定めた
規則に沿わなかったが
裁判では有罪の裁判記録を有効とし
ガリレオの所持していた証明書は無効とされた
第1回の裁判の担当判事
ベラルミーノは1621年に死去し
無効の根拠を覆すことはできず
ガリレオは有罪となった
↓↑
1616年
裁判にも参加し、ガリレオの親友の
バルベリーニ枢機卿
・(Maffeo・Vincenzo・Barberini)
がローマ教皇
ウルバヌス8世となっていた
が、ガリレオを保護しなかった
『天文対話』に登場する
シンプリチオ(頭の単純な人)は
教皇本人だと吹き込んだ者がおり
激怒した教皇が裁判を命じた・・・
↓↑
1633年
裁判の担当判事は10名
有罪の判決文には7名の署名
残りの3名のうち1名は
ウルバヌス8世の親族
1名は裁判に批判的な判事だった
判決文に7名の署名しかなくても
有罪の判決は有効だった
有罪が告げられ
ガリレオは
地球が動くという説を放棄する旨の
異端誓絶文を読み上げた・・・
そして
つぶやいた
“E・pur・si・muove(それでも地球は動く)・・・
ジシン
保有(ホユウ)・・・有為転変・・・
↓↑ ↓↑
有為転変(ウイテンペン)
有縁(ウエン)
有卦(ウケ)
有財餓鬼(ウザイガキ)
有情(ウジョウ)
有心(ウシン)
有相無相(ウソウムソウ)
有象無象(ウゾウムゾウ)
有待(ウダイ)
有頂天外(ウチョウテンガイ)
有徳銭(ウトクセン)
有髪(ウハツ)
有無相生(ウムソウセイ)
有耶無耶(ウヤムヤ)
有漏(ウロ)
有為(ユウイ)
有意(ユウイ)
有益(ユウエキ)
有害(ユウガイ)
有閑(ユウカン)
有期(ユウキ)
有機(ユウキ)
有給(ユウキュウ)
有形(ユウケイ)
有限(ユウゲン)
有言実行(ユウゲンジッコウ)
有権者(ユウケンシャ)
有効(ユウコウ)
有口無行(ユウコウムコウ)
有厚無厚(ユウコウムコウ)
有産(ユウサン)
有司(ユウシ)
有史(ユウシ)
有志(ユウシ)
有事(ユウジ)
有識(ユウシキ)
有刺鉄線(ユウシテッセン)
有終の美(ユウシュウのビ)
有償(ユウショウ)
有情(ユウジョウ)
有色(ユウショク)
有数(ユウスウ)
有税(ユウゼイ)
有職(ユウソク)
有職故実(ユウソクコジツ)
有袋類(ユウタイルイ)
有知無知三十里(ユウチムチサンジュウリ)
有能(ユウノウ)
有半(ユウハン)
有望(ユウボウ)
有名無実(ユウメイムジツ)
有余(ユウヨ)
有用(ユウヨウ)
有利(ユウリ)
有理(ユウリ)
有料(ユウリョウ)
有力(ユウリョク)
↓↑
有・侑・肴・郁・囿・陏・宥・迶・栯
淆・痏・随・蛕・堕・賄・酭・銪・戫
餚・鮪・䳑・髄・㦽・喐・䆜・䵋・珛
誵・㤢・倄・㮋・崤・䨖・洧・郩・鲔
㬼・姷・䒴・椭・贿・铕・㤫・哊・䀁
烠・詴・龓・㮁・峟・䞥・殽・絠
↓↑
有無のヨミ
有=たら・たり・たる・たれ
あら・あり・ある・あれ
↓↑
万葉集・・・万葉仮名(萬葉假名・正仮名遣・まんえふがな)
高 松 之
(たかまつの)
此 峯 迫 爾
(このみねもせに)
笠 立 而
(かさたてて)
盈 盛 有
(みちさかりたる)・・・「有=たる・ある」
秋 香乃吉者
(あきのかのよさ)
↓↑
藤原宮
御宇天皇代
高天原廣野姫天皇
元年丁亥十一年・・・丁(ヒのオト)の亥(い・ガイ)の十一年
譲位
軽太子・・・珂瑠太子=文武天皇
尊号曰
太上天皇・・・持統天皇=鸕野讃良
持統天皇・・・在位期間
690年2月14日~697年8月22日
645年(大化元年)
~
703年1月13日(大宝二年十二月二十二日
タイホウ・2/12/22)
天武天皇の皇后・第四十一代天皇
外交では前代から引き続き
新羅と通交
唐とは公的な関係を持たなかった
新羅に対しては対等の関係を認めず
朝貢するという関係を強いた
新羅は唐との対抗関係から朝貢
日本からは新羅に学問僧など留学生が派遣・・・?
天皇御製歌
春 過 而・・・過=咼+辶= 辶+冎+口
(はるすぎて) すぎる・すごす・あやまつ
あやまち・よぎる・とが(咎・罪)
過誤・過失・大過・罪過・百代過客
文過飾非=過ちに文し非を飾る
金春秋=武烈王(602年?~ 661年)・・・?過ち
新羅の第29代の王(在位654年~661年)
660年百済滅亡
663年白村江の海戦
姓は金、諱は春秋
養父は
第25代真智王の子の
伊飡(2等官)の
金龍春(後に文興葛文王と追封)・・・?
実父は
金龍樹(金龍春の兄)
従兄弟は
義慈王 百済第31代国王
↓↑ ↓↑ ↓↑ ↓↑
27善徳
28真徳
29武列(金春秋)
30文武(在位661年~681年)姓は金、諱は法敏
金庾信(595年~673年)の妹が
金春秋に嫁ぎ文明夫人となり文武を生んだ
↓↑ ↓↑ ↓↑
白村江の海戦
天智天皇2年8月27日~8月28日
663年10月4日~10月5日(ユリウス暦)
文武王と
金庾信は
670年~
676年11月
白江河口部の
伎伐浦(忠清北道舒川郡長項)
で唐軍に大打撃を与え
唐の半島支配とをあきらめさせ
唐は
熊津都督府=忠清南道の百済旧域に設置した植民地
676年(上元3年)2月
熊津都督府を泗沘より
建安故城(遼寧省営口市)に移転
安東都護府が管轄する
安州都督府と統合
安東都護府を
遼東地方に引き上げ
朝鮮半島から
唐の勢力は排除された
↓↑ ↓↑ ↓↑ ↓↑
夏 来 良之・・・夏来=カキ=柿・花(艹イ牝)器⇔華来⇔唐来る?
(なつきたるらし)
白 妙 能・・・新羅(斯蘆・白)の妙な能・・・熊津⇔能率・才能
(しろたへの)・・・能弁・能吏・可能・機能・効能・能楽・能面
能登(のと)の国の略・「能州」
官能・機能・技能・芸能・効能
・・・鸕野讃良=鸕⇔蘆⇔盧・舎那仏(る・しゃなぶつ)
盧=虍+田+皿
簡体字「卢」
異体字「壚・廬・櫨・獹・爐・矑
𥃈・𧆣・籚・鑪・顱・鸕」
=めしびつ・くろい・めし入れ・つぼ
ロ・ル
すびつ・火入れ・火鉢
くろい・くろいもの
酒場
蘆・あし・よし・イネ科の多年草
蒲盧(ホロ)
・・・「爐(炉・炉端)」
「鱸(すずき・出世魚の一)」
古名「スギユキ・スヂユキ・ススキ」
と転じて、純白、雪白の意を表したもの
「櫨(はぜ・ ますがた・とがた
ウルシ科の落葉高木
ますがた・柱の上に用いる四角い木・とがた)」
衣 乾 有
(ころもほしたり)・・・「有=たり」
天 之香来山
(あめのかぐやま)
↓↑
過近江荒都時 柿本朝臣人麻呂 作歌
・・・天 離
(あまざかる)
夷 者雖有
(ひなにはあれど)・・・「雖有=あれど」
反歌
樂 浪 乃
(ささなみの)
國 都美神 乃
(くにつみかみの)
浦 佐備而
(うらさびて)
荒 有 京
(あれたるみやこ)・・・「有=たる」
見 者悲 毛
(みればかなしも)
↓↑
安見知之
吾大王
神長柄
神佐備世須登
芳野川
多藝津河内尓
高殿乎
高知座而
上立
↓↑
國 見乎為勢婆
(くにみをせせば)
疊 有
(たたなはる)・・・「有=はる・ある」
↓↑
藤原宮御井歌
・・・
宜名
神 佐備立 有
(かむさびたてり)・・・「有=り・あり」
・・・
名細
吉野乃山者
影友乃
大御門従
雲居尓曽
↓↑
遠 久有 家留
(とほくありける)・・・「有=あり」
高知也
天之御蔭
天知也
日之御影乃
水許曽婆
常尓有米
御井之清水
↓↑
右一首 高安大嶋
大 伴 乃
(おほともの)
美津能濱 尓有
(みつのはまなる)・・・「有=る・ある」
忘 貝
(わすれがひ)
家 尓有妹 乎
(いへなるいもを)・・・「有=る・ある」
忘 而念 哉
(わすれておもへや)
↓↑
長皇子御歌
吾妹 子乎
(わぎもこを)
早 見濱 風
(はやみはまかぜ)
倭 有
(やまとなる)・・・「有=なる・ある」
吾 松 椿
(あをまつつばき)
不吹 有勿勤
(ふかざるなゆめ)・・・「有=る・ある」
↓↑
右一首或云 天皇御製歌
宇治間山
(うぢまやま)
朝 風 寒 之
(あさかぜさむし)
旅 尓師手
(たびにして)
衣 應借
(ころもかすべき)
妹 毛有 勿久尓
(いももあらなくに)・・・「有=あら」
↓↑
我 宿有
(わがねたる)・・・「有=たる・ある」
戀 乍 不有 者
(こひつつあらずは)・・・「有=あら」
花 尓有
(はなにあらましを)・・・「有=あら」
乱 有 等母
(みだれたりとも)・・・「有=たり・あり」
辛 乃埼 有
(からのさきなる)・・・「有=なる・ある」
念 有吾
(おもへるわれも)・・・「有=る・ある」
吾 不戀 有 牟
(あがこひずあらむ)・・・「有=あら」
真幸 有者
(まさきくあらば)・・・「有=あら」
有 我欲比管
(ありがよひつつ)・・・「有=あり」
有 益 乎
(あらましを)・・・「有=あら」
上池有
(うへのいけなる)・・・「有=なる」
所念 有計
(おもほせりける)・・・「有=ける」
念有之 妹者 雖有 憑 有之 兒等尓者雖有
おもへりし いもにはあれど たのめりし こらにはあれど
繁 荒 有 可
(しげくあれたるか)・・・「有=たる」
↓↑
風 乎疾
(かぜをいたみ)
奥津 白 浪
(おきつしらなみ)
高 有 之
(たかからし)・・・「有=から」
海人 釣 船
(あまのつりぶね)
濱 眷 奴
(はまにかへりぬ)
↓↑
梓 弓
(あづさゆみ)
引 豊 國 之
(ひきとよくにの)
鏡 山
(かがみやま)
不見久 有 者
(みずひさならば)・・・「有=なら」
戀 敷 牟鴨
(こほしけむかも)
↓↑
可飲 有 良師
(のむべくあるらし)・・・「有=ある」
清 有 良武
(さやけくあるらむ)・・・「有=ある」
無 有世伐
(なかりせば)・・・「有=かり・あり」
ーーーーー
有=ナ(右手・又)+月(肉・舟・冃)
右手と肉の絵から生まれた漢字
「又」と「月」とを合体形
又は右手の形で、月は肉の形
有は祭肉を手に持って神に奉げる形
有が「侑」の源字
祭肉を手に持つ形象
もつ・たもつ・ある
↓↑
有=ユウ・ウ
手と月(肉)を合わせた字
手の中に肉を摑(攫)み持つこと
有益・所有・特有
有無・有象無象
異体字
有=𢇔=幼+景
↓↑
有無・・・無=𠂉+𠦜+灬
=𣞤=廿+大+廿+林
=𣠮=廿+大+廿+亡+林
=異体字
「无・𠑶・𠘩・𤀢・𡙻・𣑨・𣚨
橆・𣟒・𣠮・𤍍・㷻・蕪・𣞤・芜」
↓↑
有=ナ+月(月齢・月影・上弦・下弦)
・・・右手の月の影=上弦?
ナ+冃(ずきん・づきん・ボウ・頭巾=帽子)
↓↑
鮪=魚+有(ナ月)=まぐろ・チョウザメ(長鮫)
登龍門=本来は黄河を遡るチョウザメの背鰭
を龍に見立てた
䳑=有(ナ月)+鳥=トモエガモ・シマアジ・あじがも(鴨)
↓↑
有=ナ+丨+二+𠃌(𠃍)=存=在=或
=ナ+冂+二
=亠+イ+二+𠃌(𠃍)
↓↑
存=ナ+丨+子(了一)・・・在=ナ+丨+土(十一)
↓↑
一(はじめの)イ(ひと・イ)は了一(終始・始終)
↓↑
異体字「𠩯・侟」
=存=在=ある・いる・生存・たもつ・ながらえる
存命・保存
と(問)う・安否をみまう・いたわる・存問
ぞんじる・思う・考える・心得る・存分・所存
依存(イソン・イゾン)
異存(イゾン)・一存(イチゾン)
温存(オンゾン)・既存(キソン・キゾン)
共存(キョウソン・キョウゾン)
現存(ゲンソン・ゲンゾン)・残存(ザンソン・ザンゾン)
自存(ジソン)・実存(ジツゾン)
所存(ショゾン)・生存(セイゾン)・保存(ホゾン)
存処(ありか)
存外(ゾンガイ)
存恤(ソンジュツ)
存続(ソンゾク)
存置(ソンチ)・存念(ゾンネン)・存廃(ソンパイ)
存否(ソンピ)・存分(ゾンブン)・存亡(ソンボウ)
存問(ソンモン)・存立(ソンリツ)
存える(ながらえる)
ーーーーー
『説文解字』
何大斉・著
後漢時代に成立
原著は100~121年
初めて字形を分析し
意味を解説し
発音を記している字典
最古の部首別漢字字典
同字典は
漢字9353字
異体字1163字を収録
これらの漢字を
字形に基づいて
540の部首に分けて体系
ーーーーー
「有」=「又」+「月」
音読み「ユウ・ウ」
訓読み「ある」
表外読み「もつ」・・・私有物
ある・存在する
もつ・たもつ・持っている
また・さらに・加えて
「国有・稀有・享有・共有・具有
所有・私有・偶有・死有・兼有
県有・市有・現有・四有・固有
公有・希有・村有・仮有・中有
専有・通有・烏有・特有・官有
占有・含有・生有
公有地・公有物」
「説文解字・巻七」に
「宜しく有るべからざるなり」=異変のある意
字形
「又+肉」の会意・「右手+肉」の象形
肉を手で持つ(文源)
甲骨文では又を有の意味で使用
又は有の初文
「説文解字」は
月(肉)に従う又の形声
「春秋左氏伝」は
「日月、之れを食する有り」と引用
月食は異変=有という解釈・・・
音読みは
ユウ(漢音)・ウ(呉音)
訓読みは
ある・もつ・たもつ・したしむ
名のりは
すみ・とお・とも・なお・なり・みち・ゆ
有は〔説文〕で部首
ほかに㦽、龓が属する
声符
侑、洧、囿、姷、宥、郁、痏
䀁、絠、蛕、賄、䞥、鮪
語彙
有意・有為・有事・有識・有若・有職・有数
有象無象・有望・有無・有名・有力
有の
異体字
「𢇔=幼+景(字彙補)」
ーーーーー
「東」=「东」
「那(ナ・ダ)
阝部
解字「冄(ゼン)+阝(邑)」
冄=毛状のやわらかなもの・花の咲いたしなやかな枝
たくさん垂れたさま
音符「冄(ゼン)」
「那」は、中国・陝西の地名
ーーーーー
ナ・・・メ・乂・乄・X・十・・・七
ナ行=那・男・奈・南・寧・難・七・名・魚・菜
「七(ななつ)⇔匕(匙・匕首)・ヒ(ひ)・七(牝)」
ーーーーー
・・・???・・・
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