チャオ・ダル・マーレ  CIAO dal MARE    (旧キッチン・マーレ)

Eat Well・Drink Well・Live Well
美味しく食べ、楽しく飲み、素敵に生きよう!

春よ、来い!

2018-02-23 | グルメ色な日記

あれよあれよと言っている間に2018年も新暦、節分・立春、旧暦、三つの新年が過ぎてしまった。遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。

記録的な大寒波、そろそろ終わりにしてほしい。

京都とはなかなか縁が切れず、まだ週に数回通っている。そしてただただ寒くて、神戸にいる日はひたすら温泉(スーパー銭湯)通いをして癒やされている。

↑↓その中でも、神戸市が、有馬に行かなくても楽しめるような上質の温泉宿を作ってほしい、とラ・スイートホテルに頼んで完成したというみなと温泉「蓮」は格別。ここはラウンジからの眺めが素晴らしく、灘五郷の日本酒をはじめドリンクも充実していているので、アフターお風呂についついと惹かれて行ってしまう。

その有馬に、数日前、一泊してきた。「思えば遠くに来たものだ」ではなく、「思えばすっかり旅に出ていなかった」だ。私にとって、1年半も旅に出ていなかったというのは記録的なブランク!

寒空の中、これはホテルにこもるしかない、とばかりに午後3時にチェックイン。そこから20時間も温泉とスパに入り、身体をとろけさせてきた。

神戸っ子にとっては、グランドホテルはいつ行ってもホッとできる場所だ。残念ながら広い庭園はまだ色もなく、ところどころ氷が貼っていたり。。

なんてクラシックな車椅子!

もうじきひな祭りなんだ。↑マツコを彷彿させるお内裏さま。 

山の上に位置する有馬では、梅もボケもまだまだ硬いツボミ。↑この枝垂桜も花が咲けばきれいなんだろうな〜

温泉街の酒屋の立ち飲みバーに、きれいな白梅と椿が飾られていた。

有馬麦酒を初めて飲んだ。さすが、日本酒「白雪」で有名な小西酒造が作っているだけあり、とても爽やかで美味しかった。

寒波が和らいだ暖かい朝、犬の散歩に出た。↓一見、常夏の国のように見える自宅前の公園。

茂みの中に頭を突っ込んでいた愛犬マックス。水撒きあとだったようで、出てきたら鼻にもまつげにも水滴だらけ。

 春よ、来い!早く暖かくなって〜!


紅葉はじまりました

2017-11-05 | グルメ色な日記

久しぶりに雨とか台風じゃない週末!今年は秋を飛ばして突然冬かと思ったけれど、なんとか秋晴れが続いてる。順延続きだった日本中の運動会も今週末でやっと終了したかな?

先週はじめに友人が鎌倉からやってきたので、京都の寺社参りに駆け回った。銀閣寺から永観堂まで哲学の道も散策した。紅葉はまだかと思っていたら、南に位置する永観堂は色づいていてなんともラッキー!この連休はさぞかし凄い人出だっただろう。

↓20年ぶりぐらいに訪れた銀閣寺。質素な侘びさびの空間、やっぱり良いね。砂の庭、波紋を表現した銀沙灘(ぎんしゃだん)をちょうど整備中だった。

↓奥には、富士山型の向月台(こうげつだい)。

↓法然院という古刹。静かでここも好き。

 

↓泉屋博古館(せんおくはくこかん)の庭は、隠れ休憩スポット。

 ↓そしてよくお昼を食べに行く'西尾八ツ橋の里'の抹茶わらび餅をこの日はトライ。これが美味しかった!

↓神戸の三宮では、11月に入ったって気づく恒例行事、ルミナリエの設置が始まった。え〜焦る。師走はもうそこ?!

 


夏も終わり...

2017-09-18 | グルメ色な日記

猛暑も思ったより短く、秋風が吹き始めると急にとても寂しくなってきた。instagramの世の中なんだけど、「元気にしてます!」のご報告代わりのブログアップです。

私にとってこの夏のビッグイベントは、神戸港開港150周年なので例年の1.5倍の玉が上がった「みなと神戸の花火」を、海から観覧できたこと。須磨ヨットハーバーからIさんのヨットで片道小一時間、自分のマンションの前まで結局往復したわけだけど、船酔いにもならず、潮風も心地よく、本当に素敵な夜だった。今までは陸から、群がるヨットや客船、漁船を見ながら「あっち側から観る花火ってどんなんだろう?」って思っていた。Iさん、お誘いありがとうございました!

9月はじめ、大好きな真如堂(京都)あたりをに半年ぶりに散策した。青もみじがとても綺麗で、紅葉で混雑する前に静かなひとときを楽しめた。

先週の日曜、箕谷トンネルを抜けて山あいの温泉に入りに行った。その前に老舗の洋食レストランでランチ。蓮の鉢植えがとても素敵。

街中ではもう聞こえなくなったミンミン蝉の声がまだ聞こえていて、去りゆく夏に必死でしがみついている自分がいた。

酒米、山田錦の田んぼも黄色く輝いていた。運転していて写真が撮れなかったのが、とても悔やまれる。


暑中お見舞い申し上げます

2017-07-23 | グルメ色な日記

猛烈な暑さが続いていますが、皆様お元気にお過ごしですか?

しばらくブログを更新していなかったので、あちらこちらの方々にご心配をおかけしてしまったようで申し訳ありません。元気にしております。

まだ週の半分は京都で過ごしていますが、この盆地の蒸し暑さには閉口しています。夜になってもちっとも涼しくならず、サウナ状態で身体に本当にこたえます。地球温暖化が顕著になってきていますが、京都も亜熱帯化してしまったのか、夕方になるとスコールのような激しい雷雨が1時間も続く、という日が数週間続いていました。

人生初の祇園祭も先週体験しました。京都っ子は八坂神社のこの疫病払いのお祭りで、暑い夏を千年以上も前から乗り切っているんですね。

↓市役所前の御池通には、翌日の山鉾巡行用に有料間観覧席が整然と並んでいました。

↑御池通は四条通よりぐっと道路も広く、見学しやすいというのも知りました。

夏の風物詩、鴨川の川床も今が盛り。暑くてとても納涼とはいえませんが。。

7月生まれの人が周りにものすごくいます。気がつくと、まわりは蟹座がびっしり。私は獅子座ですが、先日蟹座の娘とアメリカから帰国中の蟹座友達の3人で 7月生まれの Birthday Dinner を「シベリ」でしてきました。

お料理は適当にアラカルトで。そして色々な食後酒を仕込んでいるファウスト、この夜はどちらもウオッカベースのバジリコ(左)とニセアカシア(右)↓ のお酒でした。

甘くてきつくて、でも不思議と悪酔いもしません。

残念ながら「シベリ」は今月28日で閉店となります。

ふらっと寄ってもいつも愛情一杯の丁寧で美味しい料理を食べさせてくれ、自家製食後酒と楽しいおしゃべりが居心地よくて「ごめん、もう帰るわ!」と必ず最後の客になってしまっている私でした。

毎年秋にファウストは大好きな北海道へ鹿狩りに、丹波篠山へ猪狩りに行きます。日本でもここ数年ジビエが変に人気料理になって違和感覚えますが、生き物の命に感謝しながらすべての部位を捨てることなくに使ったジビエ料理はずっと前から「シベリ」のご自慢冬メニューでした。鹿肉のハムやシチューも美味しかったな〜

ファウスト、本当に長い間お疲れ様、そしてご馳走様でした!しばらく休んだら、またどこかで美味しいお料理作り続けてね。

厳しい暑さがまだまだ続きます。皆様、体調にはくれぐれもお気をつけ下さい。

我が家のMAXも my(ではないはずなんだけど)扇風機の前からなかなか離れません。


京都からの桜便り - 2017年

2017-04-15 | グルメ色な日記

京都に半居住していて、この街は(いや日本中なのか?)こんなにも桜の木が多いのか!と初めて気づき驚き、少し感動している。寒かったおかげで例年よりも長い期間桜が咲いている。先週末からの1週間(4/7-13)の桜を時系列で見て下さい。

雨も多く、灰色の空が続いた先週末。お決まりの鴨川沿い。いつか飛んで渡ってみたい飛び石。大きいのは亀石。

鴨川沿いの川端通りをタクシーで走るだけでも、十分に花見を楽しめる。

四条木屋町辺りでバスを下りると、↓高瀬川沿いの桜並木がライトアップされていた。

雨降る中、なかなかの風情。なんか得した気分。

岡崎公園近くの冷泉通はオススメの桜スポット。こちらは西向き↓。

↓東を向くと、大文字山に陽が射してきた。左上が大の字。ふもとから小一時間のハイキングもしてみたいことの一つ。大の字の合わさっているところにベンチがあり、そこでおにぎりを食べながら街を見下ろすのが気持ち良いらしい。

友人夫婦が突然京都に来てくれ、一緒に夕食を摂った後に東寺の夜桜ライトアップに連れて行ってくれた。

京都通の彼等が、京都の夜桜では一番綺麗だという。私を連れて行きたかった、と。本当にありがとう!

車内からこれを見て↑その美しさに、ワァ〜!と叫んでしまった。

写真ではその美しさを表現できないのがもどかしい。

↓池に映る桜と五重塔。

幽玄の美というのがこれか、と思った。外国には存在しない美だね。

最近一番感動したのがここのライトアップかもしれない。間違いなく、これから毎年見たいものの一つになった。

そして翌朝、ずっと気になっていた原谷苑に初めて行った。

金閣寺の北にある村岩農園が桜のシーズンに一般公開する園内には、二十数種類の桜を中心にツツジ、ボケ、雪柳、レンギョウ、ミツマタなど色々な花が咲きほこっている。

京都市北区に位置するので市内よりも見頃は遅く、しかも桜の種類によってはまだ開花もしていないので1ヶ月ほど楽しめるらしい。

面白いのが入園料が開花具合で変わること。この日は1500円。昨年は2000円の日があったとか。これだけの庭を維持するのはそりゃ大変だ。

あまりに人が多かったのがちょっと残念だった。毎年行っている、という東寺に連れて行ってくれた友人にならって、行くなら午後遅くが狙い目なんだと思った。

桜といったらソメイヨシノや八重、枝垂ぐらいしか知らなかったので、名前も初めて聞き、見る可憐な桜の花たちは新鮮だった。

戦後全国的に植樹されたソメイヨシノは樹齢が70年ほどと短いそうで、今一斉に枯れ始めているとか。この1週間の桜見で、なんだか嫌でも桜のニュースに耳がいくようになった今日この頃。

接木で育てられる桜、幹だと思われている部分も全部枝だそう。だから時々幹から直接花が咲いているのを目にするのだと、数日前のニュースで知った。↑こちらは原谷苑の御室桜。

今年は一生分というか、これまであまり興味なくて見そびれていた花見を一気にした気分。桜、堪能しました。