今年最後の中華料理は、おせちに活用できるものを集めました。でもまだ豚まんをやっていない豊中教室は豚まんリクエストだったので、少しメニューが異なりました。
17日&28日の神戸教室のメニュー:
- 柿なます
- 海老団子
- チャーシュー/煮豚
- 牡蠣と豆腐の豆豉炒め
- 里芋の炊き込み御飯
- きのこのスープ/酸辣湯
- 中華ポテト
人参の代わりに旬の果物柿、大根、キクラゲを使った中華風なます。胡麻油が効いています。
中華街の屋台でよく売っている海老団子。意外に簡単に作れちゃうし、冷めても美味しいからおせちやパーティーに喜ばれること間違いなし。子供は作りたがるよ~。パンがミンチにのめり込まないよう、やさしくね。
チャーシュ風煮豚。調味料に漬け込んだ肩ロースとバラ肉の塊を厚手の鍋で小鍋でコトコト小1時間。フライパンで焼き色をつけただけだけど、しっかりチャーシューになりました。
シーズンには入ったけれど、まだまだ牡蠣は小ぶりですね。ニンニク、生姜、鷹の爪、豆豉を一杯使って絹ごし豆腐と炒めます。牡蠣は片栗粉をまぶして熱湯でさっと5秒ほどゆがくと縮まず、プリプリに仕上げるコツ。ご飯のおかずにピッタリです。
ちょっと珍しい里芋と腸詰めの炊き込みご飯。1回目のレッスンでは腸詰めにラードを少し足して作ったものの、この日手に入った腸詰めにパンチがなくて少し物足りなかった。いつも買っている精肉店、益生號は繁忙期のよう。腸詰めは暇な時にしか作らないと言っていたから。
そこで、2回目のレッスンでは代わりにベーコンの塊を使い、味付けに顆粒鶏ガラスープの素少々と、ラードの代わりに胡麻油を使いました。これは大正解、なかなか美味しくなりました。里芋の粘りで、ご飯がもち米の食感に変身する不思議さ。ベーコンだとどこでも買えるし、この組み合わせはオススメ。
何種類ものきのこを使ってスープを作ると、濃縮されたきのこの旨味で簡単な味付けでもしっかりしたスープになります。1回目のレッスンではたっぷり胡椒と黒酢を入れて酸辣湯にしましたが、他のレッスンでは彩りに人参、キクラゲを加えた塩味スープ。白髪葱をたっぷりとのせて。
中華ポテトと大学いもは違うんだよ、と今回も物知り顔で講釈を述べてしまいました。水と砂糖でできたカラメルをからめる(すごいダジャレ!)大学いもは時間がたつと柔らかくなってしまうけれど、油と上白糖で作る中華ポテトはいつまでもカリカリ。上白糖を使うことが最重要!違う砂糖だと結晶の関係でうまくカラメルができません。理科の実験のような不思議な反応を起こすこの飴作りが私には面白くてたまらない。いつも思うことだけど、料理はサイエンスです。
21日の豊中教室:
- 肉まん、あんまん
- 柿なます
- 牡蠣と豆腐の豆豉炒め
- 黒酢酢豚
- きのこのスープ
肉まんの写真は前にも載せたから、今回はクルミ入りあんまんの写真です。こしあんを胡麻油で練っているから、ほんのり中華っぽい仕上がり。
蒸し器を二台使い続けるので、火を使う他の料理はそのすきを狙って作る、というちょっと頭を使いながらのせわしないレッスンでした。特に久しぶりのYさんが素晴らしいリーダーシップ??を発揮してくれたから、私はハイハイと従えばよいだけでした。
黒酢酢豚もYさんの指示の中、美味しく出来上がりましたねぇ。
豊中教室のあるじ、Kちゃんの誕生日が数日前だったので、サプライズのケーキを皆さんが用意してあげていました。ろうそくは12本。一体何歳だろうね~
神戸教室でもお菓子が一杯。京都の抹茶豆乳バーム、東京ディズニーランドのクッキー、比叡山延暦寺の胡麻合わせ焼、Nちゃんの手作りチョコクッキー。7日にヨシミちゃんの播磨町のhoccoritoで開催される朝市で売るそうで、その試作品。バターが買えなくてマーガリンだけど本番はバターにするって。十分美味しかったよ。
そう、巷ではバターが品薄状態だということを最近知りました。頂き物が多いお寺の奥様ミッタが、加塩、無塩バターをいつもたくさん回してくれるので、我が家ではそれらを冷凍して使っているわけです。でも冷凍庫を開けてみたら、もう加塩しか残っていなかった。困ったな、12月のXmasデザートは何にしよう。。。
寒波の中、歌声が響いてくると思ったら、身障者対象のルミナリエ前々夜祭コンサートをやっていた。今年の電飾は暖か色で可愛らしいね。