おもてなしの手作り杖
河毛さん、虎御前山の登山道に
虎御前山ハイキング道の入り口に、湖北町河毛、河毛清晃さん(70)の作ったハイカー用の杖が置かれ、重宝がられている。
今年、大河ドラマブームで、戦国時代の舞台となった小谷山や虎御前山などに多くの観光客が訪れている。
標高230㍍の虎御前山は、織田信長が浅井氏の居城、小谷城を攻略するため、最前線基地として使われ、数多くの武将陣地跡が残っている。
ハイキングコースは約2㌔、1時間で尾根を縦断できるため、女性や高齢者にも人気だが、山の一部は急斜面。河毛さんはハイカーを手助けできないものかと、「おもてなし」の気持ちを込め、杖を作った。
杖は山に自生する樫(直径約3㌢)を約1㍍にカット。20㌢程を残し、皮を剥ぎ取ったもの。山の南北にある登山道入り口に各20本を設置。多くの人が利用している、という。
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