井上城・・・遠景(栗東市井上の上水道施設より)
お城のデータ
所在地:栗東市井上(旧:栗太郡) map:tp://yahoo.jp/I1wKqp
区 分:丘陵城
現 状:山林
標 高:210m 比高差:40m
遺構等:プリン型郭・帯郭・土塁・堀池
築城期:--期
築城者:宇野氏か?・小松氏か?
目標値:栗東市井上の栗東市上水道施設
駐車場:水道施設前の空きスペースに路上駐車
訪城日:2015.11.5
お城の概要
栗東市上水道で、この西側の丘陵先端が城址。
丘陵先端下の民家裏手から登れる小道があり藪漕ぎでした。山に入るとすぐに獣道のような藪漕ぎ進むと平削地・低土塁なる。さらに藪漕ぎで東に登り、植林された頂部にはプリン型郭、帯郭・土塁が残る。さらに東奥は大堀切のようで、降りてみると北向けに堀・池、南は尾根が続いている。
資料では単郭方形の土塁が残っているが、郭はプリン型、帯郭の北外側に土塁残る。
金勝山への参道や信楽への間道の監視・敬語をしていたか?
お城の歴史
詳細不明
平家の落武者伝承
一説には、小松宗定は平重盛の末裔で、名前を平宗定といい、当地に落ち延びた宗定は、高野左衛門尉と称し、平家一門追善のために開いたとも言われています。
また、新善光寺は、金勝寺別院の一つだったとされる多福寺が前身であったのではないかと推測されています。
栗東には、その他にも平家の落武者伝承は残っていて、金勝寺で仏門に入り、修行を積んで山麓に御堂を建て、農業をしながら平家一門の菩提を弔ったという三因寺(栗東市井上)や出家して金勝寺で修行し、金勝山にある国見岩より故郷を偲んだとされる伝承などが残っています。
参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、栗東市観光協会HP
本日も訪問、ありがとうございました!!感謝!!