喜国雅彦「本棚探偵の回想」読了。
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私のイメージでは、喜国雅彦というと「悪魔のうたたね」の漫画家なのだが
(大学時代にスピリッツを読んでいたせい)
ミステリーの古本収集でもけっこう有名なんやね。
これは本、特に古本やその収集について書いているもの。
買い回る話などが面白い。
しかし、まあ、病膏肓に入ると言おうか、
傍から見ていると正気の沙汰とは思えない、と言おうか。
基本、私は本は読むものであり、
帯や函はどうでも良い、と思うのだが、
収集家にまた違う価値観があるのだなあ。
この本の中で「自分に関する覚書」てな章があり、
「初めて読んだミステリー」などが書かれていた。
他人の読書遍歴って、
どうでもいいと言えばどうでもいいことなのだが、
けっこう興味深いので自分のも思い出していた。
初めて読んだ推理小説はホームズものだった(「まだらの紐」など)が、
本格的に読むようになったのは
ポプラ社?の子ども向けのルパン・江戸川乱歩シリーズあたり。
このシリーズは、図書館で借りたりして全巻読んでいると思う。
アルザス・ロレーヌ地方が普仏戦争でプロシア領になって
第一次世界大戦後フランスに戻った、とか、
フランス語では頭のHは発音しない、とか、
この時読んだことは結構覚えている。
小学校高学年から中学にかけて
クイーン、クロフツといったところを読み始めた。
それ以来、あまり日本の推理小説って読まない。せいぜい乱歩くらい。
このあたりからはヴァン・ダインを数冊読み、
チェスタトンやガードナー、アシモフをつまみ、
エド・マクベインに逃げたりした。
クリスティは(あまり好きになれず)ほぼ読んでいない。
ディクスン・カーも少しくらい。
結局、推理小説を読んでいたのは中学の頃がメインで、
せいぜい高校までだったなあ。
高校になると社会科学や落語関係の本が多くなったように思う。
中学の頃、先生が「年をとると推理小説はしんどくなる」と言っていたが、
確かに、今や長時間集中して読めなくなっている。
ただこれも、一つの訓練だろう。
時間はあるので、集中して読書してみたい。
まあ、推理小説はもういいけど。
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私のイメージでは、喜国雅彦というと「悪魔のうたたね」の漫画家なのだが
(大学時代にスピリッツを読んでいたせい)
ミステリーの古本収集でもけっこう有名なんやね。
これは本、特に古本やその収集について書いているもの。
買い回る話などが面白い。
しかし、まあ、病膏肓に入ると言おうか、
傍から見ていると正気の沙汰とは思えない、と言おうか。
基本、私は本は読むものであり、
帯や函はどうでも良い、と思うのだが、
収集家にまた違う価値観があるのだなあ。
この本の中で「自分に関する覚書」てな章があり、
「初めて読んだミステリー」などが書かれていた。
他人の読書遍歴って、
どうでもいいと言えばどうでもいいことなのだが、
けっこう興味深いので自分のも思い出していた。
初めて読んだ推理小説はホームズものだった(「まだらの紐」など)が、
本格的に読むようになったのは
ポプラ社?の子ども向けのルパン・江戸川乱歩シリーズあたり。
このシリーズは、図書館で借りたりして全巻読んでいると思う。
アルザス・ロレーヌ地方が普仏戦争でプロシア領になって
第一次世界大戦後フランスに戻った、とか、
フランス語では頭のHは発音しない、とか、
この時読んだことは結構覚えている。
小学校高学年から中学にかけて
クイーン、クロフツといったところを読み始めた。
それ以来、あまり日本の推理小説って読まない。せいぜい乱歩くらい。
このあたりからはヴァン・ダインを数冊読み、
チェスタトンやガードナー、アシモフをつまみ、
エド・マクベインに逃げたりした。
クリスティは(あまり好きになれず)ほぼ読んでいない。
ディクスン・カーも少しくらい。
結局、推理小説を読んでいたのは中学の頃がメインで、
せいぜい高校までだったなあ。
高校になると社会科学や落語関係の本が多くなったように思う。
中学の頃、先生が「年をとると推理小説はしんどくなる」と言っていたが、
確かに、今や長時間集中して読めなくなっている。
ただこれも、一つの訓練だろう。
時間はあるので、集中して読書してみたい。
まあ、推理小説はもういいけど。