ご紹介が 遅くなりましたが
愛してやまない（！！）
松川到子サンの
カレンダー
今月１０月のウサギは
食欲の秋真っ只中です
秋の夜長は
美味しいモノを
頬張りつつ
瞑想に 耽ったり・・
オツですね
不思議と
１０月に入ると
今年も もう少しって
気に なってしまいます
やりのこしたコトはないか～と
かりゆし５８的な心境です
後悔しない日々なんか
ないっさね！
完全燃焼～とか
思っても
欲が出るのが
人間っさね！
懐かしいパッケージの
お手軽クッキングタイプの
パスタを発見！
（いや スパゲティと
呼ぶべき 素朴さ）
昔は ナポリタン味しか
無かった気がするけれど
ぺペロンチーノに
タラコまで！
し、しかも
電子レンジ対応になってる～(笑）
そう 子供の時
その ナポリタンは
おばあちゃんの味だった
日本舞踊の名取であり
あらゆる地域の役員を
一手に 引き受けていた
いつ寝てるの？
いつ家事してるの？って
聞きたいくらい
超多忙だった
元祖情熱系な
祖母が 唯一
孫のワタシに
振舞ってくれた味
（諸事情で なかなか
会うコトもままならなかったし
食事を 共にする機会も
滅多になかったのだ）
よく トモダチは
おばあちゃんと手をつないで
お街(三ヶ町、四ヶ町）に行ったとか
おばあちゃん家に
泊りに行くんだ～とか
残酷な無邪気さで
美しき三世代愛を
説いていたけれど
ワタシにはピンとこないコトだったのだ
うらみつらみもないし
ワタシが 成人する頃には
オトナの事情も緩和されて
行き来するのが
ずいぶんと日常的になって
今からだね～なんて
思っていると
おばあちゃんは
ホントに
とても おばあちゃんに
なっていて
とても 弱ってしまっていった
今 病院のベッドの上で
さいごの ガンバリドキを
迎えている
小さい時には
あんなに
大きくて 遠くて
握り合えなかった手も
とってもとっても
小さく凋んでしまって
ワタシに ギュウギュウ
無防備に 握られている
記憶は ときに
残酷だけれど
それを 浄化させて
ヒトは 想い出に
変える術を持っている
あんなに
苦手だと思っていた
ナポリタンも
記憶ではなく
今のワタシには
立派な
「想い出」なんだ
おばあちゃんは
時折 目を閉じたまま
ホウッとした表情を見せる
どんな夢を見ているのだろう
それは
波乱に満ちた
記憶を辿る旅ではなく
想い出を紡ぐ
至福の時なのだろう
そう あってほしい
そう 願うばかり
