八月になると
もぅ
夏の終わりが
近づいているような
そんな気がする
大きな花火も
碧い海も
まだ
眺めていないのに
夏は短いから
眩しいんだと
刷り込まれて
いるのかな
自分の
思い込みには
多少辟易してる
ネガティブとか
ポジティブとか
そんな次元じゃ
すまされない
ようやく
すべては
過ぎさってから
解るコトだらけ
だと
この頃
気付いたよ
この八月が
輝くか
くすんでしまうかは
今決められるコトじゃ
ないんだよね
ただ
思いきり
笑って
汗を流して
高らかに
朗らかに
キミと
この夏を
見届けたい
過ぎ去った時に
あの夏は
愉しかったねぇ
と
ただただ
微笑み合えるように
ボクの
痛みも
淋しさも
ぐんぐん
吸いとってくれる
八月の濡れた砂
みたいな
キミと