日が翳るころ
ひとりの
お客さまが
ご来店
カウンター席に
腰掛け
オーダーを
告げられた
その声に
懐かしさが
入り混じる
あーっ!
思わず
感嘆の声を
出してしまった
その方は
そう
ワタシが
バードモナミに
通っていた頃の
スタッフさん
兄の知人と
いうコトもあり
憶えていて
下さったようで
あちらも
まさか
立場逆転
ワタシが
カウンターの
内側に
居るなんて・・
と
大林宣彦監督の
転校生
みたいな
展開に
(ニュアンスね)
揃って
大笑い
昔からの
常連さん
昔いらした
スタッフさん
変わらぬ空間で
一息つくため
そして
マスターとの
四方山話を
愉しみに
いまでも
訪れてくださる方も
多い
そういう場所が
あると
現在。を
生きるコトも
生きづらくないと
想えるのかも
いろんな時間
や
いろんな自分
過ぎてきたモノへ
感謝したり
問うてみたり
しながら
歩いていく
それが
シアワセな人生
なのかな
ワタシも
休日には
仕事帰りには
バードモナミに
行きたいなぁ・・
・・開いてないけど(笑)
せめてもの
タイムスリップかな
カウンター越しの
幻影
あの頃のワタシに
渾身の一杯を
淹れてあげる
つもりで
明日も
また
より
ていねいな
ココロ持ちで
珈琲を
淹れよう