ボク
の
生きてきた道
を
キミ
は
あなたらしいね。
って
肯定してくれる
どうして
断片的
な
モノ
だけで
解ろうとするのさ
そう
眉を顰め
問う
ボク
に
いま
目の前
に
いる
あなた
を
見れば
解るから
そう
キミ
は
言い切った
ボク
の
見てきたモノ
を
キミ
は
美しいね
って
憧れ
て
くれる
時には
目を
背けたくなる
美しいモノ
も
現れる
の
かも
しれない
けれど
それも
あなた
の
一部分だから
そう
手
を
取って
頷いて
くれる
一片
の
日常
を
一片
の
感情
を
分け与えながら
啄む
ボクら
それで
幸福
は
充ちていくのなら
すべて
を
見るコト
も
すべて
を
変えるコト
も
好まないで
済むのかも
しれない
ね
キミ
と
見上げる
切り取られた
この空
は
どんな
に
憧れても
届きそうには
ないけれど
つかの間
ボクら
を
溶かす
宵闇
を
連れてきてくれる
きっと
まだ
見ぬ
青空
へ
と
続いている