させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

戻りたい場所など

2018-06-24 02:29:07 | 日々のこと



「二人が歳をとっても永遠に忘れないでいよう、待ち合わせのわくわくする気持ちを。
同じような夜が来るのに
決して同じではないことを。
二人の若い腕、伸びた背すじ、軽い足取りを。
触れ合うひじの熱さを。」

〜吉本ばなな「ハチ公の最後の恋人」〜




「マユミサンハ、フリカエルコト、

アリマスカ? イママデノ ジンセイヲ」



ムスコほど











そう

訊ねられた


振り返るほど

噛みしめるほど

何か

大業を

為し得てきたワケ

では

ナイし


かと云って

何も

自身



中に

刻まれていないほど

稀薄な人生

でも

ナイ

ので



「う〜ん。
想い起こすコトは
多々あるけれど
毎日を
あー愉しかったな。

完結させるコトばかり
日々
考えているから
遡る機会は
あまり
作らないかなぁ・・」


そう

応えた




若き友



この

二十数年間



あっという間に

過ぎてきた

気がするそうだ


特に

青春期



テンポ



スピード



瞬き



よう

だった





生き急ぐコト



稀有する

老婆心



喉元まで



封じ込め




一先ず



トコロ




「それだけ

色濃く

充実していたんだね」



そう

ココロ



ウィンクして

みせた




振り返るコト



自身







完結したり

確立させたり



現れ

なのかな



想う







過ごしてきた

大切なヒト



「あの時さぁ〜」



どっちが

どれだけ

憶えているかゲーム



するのは

シアワセの余韻。

という

カンジ



好む

けれど


ヒトリ



振り返るのは

自身までも

過去のヒト。

として

褪せさせてしまいそうで

ただ

ただ

コワイのかもしれない



仕事にせよ


人間関係にせよ


人生にせよ



続けるコト

こそ


大業であり


理想である


から



振り返る

よりも

繋ぎ

奥行き



変えていくため

にも



ワタシ



いま。



いう





拘って

いたい



いま。



いう









とられて

いたい




戻りたい場所

など

何処にも







戻りたい時間

なんて

何処にも



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