いろんな道
を
歩いて
きましたね
手をひかれ
手を取り
手を振り
手を繋ぎ
ひとりでも
歩けるように
なりましたね
時に
躓いたり
立ち止まったり
しなければ
見えなかったモノ
気付けなかったコト
それらが
また
歩き始める
原動力
と
なりましたね
右へ行こうか
左へ行こうか
まだまだ
突き進もうか
もう
この辺りで戻ろうか
いつも
ごく自然に
導かれたり
選んだりしてきましたね
だんだんと
歩き慣れると
見えてくるモノが
あるのです
見ないで済むモノも
あるのです
さぁ
今日
は
さあ
此れから
は
どんな道が
あるのでしょう
どんな道が
続くのでしょう
其の先には
どんな出逢いが
あるのでしょう
どんな試練が
あるのでしょう
足を交わすコトさえ
諦めなければ
この道
は
いとも
容易く
進めるコト
でしょう
理屈じゃ
なくて
ただ
踏み交わすコト
なんです
きっと
歩いた道
しか
語れない
ましてや
だれかの
歩く道
を
遮るコトなど
持ってのほか
いろんな道
が
あるならば
競い合わず
奪い合わず
目の前
の
道
を
ただ
自身
の
歩幅
と
テンポ
で
歩くコト
に
気を取られていれば
いいのです
