させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

ヒトリダケドヒトリジャナイ

2022-08-04 10:29:00 | 日々のこと




ずっと
読みたかった一冊

登山が趣味だとは
意外だった作者
山行エッセイ要素も
愉しめる内容だった

ワタシも
山女の端くれ

まだ未踏
本州や海外の山岳ガイドブック
にも
なりそうなくらい
現地の空気感や空の色迄
ページを捲る度に
伝わってきて
読了後の清涼感は
まるで
登場人物たち
一緒に山行を
一山一山愉しんだ
ココロモチだった

山行には
沢山
ルートがあり
目的や娯しみ方もある

独りで歩むコト
望むモノ

他者と常に分かち合うコト
望むモノ


まるで
其のヒトの人生観そのものだ

どういうルートでも
どういう目的でも
どういうメンバーでも

たったヒトツ
いや
フタツ
共通する
ルール
ある

自身の脚で歩みを進める。
というコト
必ず無事に下山する。
というコト

此れらを蔑ろにしたら
全てが台無しだ

そう想うと

やはり
人生論と重なる


実際
ワタシ
山へ向かう
きっかけ
理由

ー行きたいー

から
いう
シンプルな理由
ほとんど

変換するなれば


ワタシ
人生
何かにトライする理由

ー生きたいからー
(生きるって愉しい!と実感したいから)

なんだと想う


その最中
真面目に
慎重に
でも
出来るだけ
ワクワク出来る
自身のペースで
取り組むコトを
信条とする


他者の評価
よりも
自身がココロから笑った声が聴きたい
から


そんな
一匹狼風を語っても


いつも
救われるのは
無事を案じてくれる存在
帰りを愉しみにしてくれている存在
常に居てくれるから

誰かの不在によって
はたまた
誰かと分かち合うコトによって
結局は
生かされている
辿り着けるのだ

あと何回
山へ向かうのか

あと何年
生き延びるのか

奇跡のような条件が
実は重ならないと叶わないコト
つい忘れがちだけれど

心身が健やかでいるコト
こそ
其れらのウォーミングアップ
であり
すべての源
だと云うコトだけは

常々
意識していたいなぁと想う
















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする