
ふた月に一度捲る
お釈迦さまカレンダー
その都度
ハッとさせられる
秋には
食欲の秋
芸術の秋
スポーツの秋・・
沢山のワクワクがついてくる
けれど
人生には
こんなにも
たくさんの『苦』が
伴うモノなのか
あらためて
四苦八苦〜しくはっく〜
とは
誰しもが抗える筈のない○生苦 ── 生きる苦しみ
○老苦 ── 老いの苦しみ
○病苦 ── 病の苦しみ
○死苦 ── 死の苦しみ
生まれ持つ
此の四つの苦しみに
○愛別離苦(あいべつりく) ── 愛する人や物と別れる苦しみ
○怨憎会苦(おんぞうえく) ── 会いたくない人や物に会わねばならぬ苦しみ
○求不得苦(ぐふとっく) ── 求めるものが得られぬ苦しみ
○五陰盛苦(ごおんじょうく)──「五陰」は肉体のこと。肉体あるがゆえの苦しみ。前の七つを総括したもの
○怨憎会苦(おんぞうえく) ── 会いたくない人や物に会わねばならぬ苦しみ
○求不得苦(ぐふとっく) ── 求めるものが得られぬ苦しみ
○五陰盛苦(ごおんじょうく)──「五陰」は肉体のこと。肉体あるがゆえの苦しみ。前の七つを総括したもの
人それぞれかもしれないが
生きていく過程において感じる
悦びと背中合わせの
四つの苦しみ
を
合わせた意味
お釈迦さまは
『人生は苦なり』
そう説かれた
でも
それは決して
苦ばかり。という
嘆きや諦めでは無くて
苦しみ。
が
必然と想えるならば
ココロ構えも
出来るだろうし
ココロ積りも
変わるでしょう
そう
安心させたかったのでは
ないだろうか
ましてや
不意に感じる
幸福や
悦楽を
当たり前とは
想わぬ様に
と
釘をさしてくださったようにも
汲み取れる
振り返れば
すでに経験値として
記念碑のように
要所要所に
刻まれている
苦。
が
幾つか在る
そして
此れからは
その何倍もの
苦。
を
身を以て
噛み締めていくだろう
それだけの
自身にとっての
かけがえのない
出逢いと関わりに
恵まれてきた証
なのだから
きっと
大丈夫
苦しみ。
を
痛み。
と
感じるのは
ほんの一瞬
で
いつのまにか
其の
痛み。
は
感謝。
だったり
経験値。
として
昇華出来る
強さ。
へ
と
変わる筈
だから