
祭壇の供花を
買い求めようと
ふらり入った
直売所に
こんなに可愛い
ハロウィンクッキーを
見つけた
沢山の種類の中から
ピンときた一袋
真ん中の
チャーミングオバケが
キミに似てるね
白いふわふわした毛には
水色の首輪が
よく似合っていたものね
ワンワン!
オバケに似てるなんて
失礼だワン!!
キミは
吹き出しちゃいそうな
あの愛らしい
怒りん坊顔で抗議するかな
キミの不在は
キミの偉大さを
日々
教えてくれる
道行く
おすましワンちゃんのお散歩も
夕方の
ご近所のワンちゃんたちの
輪唱も
いまでは
全く違うモノに想える
何を見ても
キミ
あぁ
何を見ても
キミ