ようやく
哀しみ
や
虚無感よりも
感謝の気持ちの方が
勝ってきたので
此処に
記させていただきます
愛犬のウィッシュ
が
九月八日の朝方
十五歳で旅立ちました
このひと月は
僧帽弁閉鎖不全症
と
気管虚脱
が
進行し
心身共に
キツかっただろうに
最期のその瞬間まで
ウィッシュらしく
愛らしく
まっすぐな
眼差しを
向けてくれ
その都度
コトバ以上のメッセージ
と
堂々とした生き様
を
クッキリと
ワタシに
刻み
遺してくれました
まさか
自身が
ペットを飼うなんて
想ってもみなかった
十五年前のワタシに
タイムマシーンに乗って
逢いに行けるなら
ウィンクしながら
伝えたいなぁ
〜これからアナタの人生は
色濃く豊かなモノになりますよ〜
って
産んだワケでもナイのに
こんなにも強い結びつきを
感じる出逢いは
もう二度とは
経験できないと想います
ほんとうに
ほんとうに
出逢えてよかった
ほんとうに
ほんとうに
共に歩めてよかった
また
逢う日まで
また
必ず
逢える日まで
アナタに誇れる生き方を
アナタに倣った生き様を
どうか
どうか
見守っていてね
どうか
どうか
また
見つけてね
ワタシのコトを
ありがとう
ウィッシュ
ずっと
ずっと
大好きだよ
ウィッシュ
