最近
母の味。
を
食べていないなぁ・・
B型獅子座同士
マメに
連絡取り合うワケじゃないし
なんとなく
心地よい距離感が
これだから
仕方ないけど
昔は
なんでも
手作りしてたっけ
新潟出身だからか
見た目は地味でも
しっかり
素材の味が
際立っていたり
旨みが
引き出されていたっけ
そう
まさに
あとは
白米さえあればいい
そんな
煮物中心の食事が
多かったな
父が他界して
自営の
寿司屋を
閉めてからも
ずっと
母は
飲食店で
働いてきた
性に合うのだろうね
ワタシも
見事
その血筋だけど
いまは
俵町にある
安兵衛さんに
ずいぶん長く
お世話になっている
揚げ物
や
炒め物
担当みたいで
どんどん
細く白くなっていく
腕には
結構
火傷の跡が
あったりして
それは
不器用で真面目に
生きてる証。
みたいで
それを見ると
少し
鼻の奥が
ツンとする
昨日
お届け物がてら
久しぶりに
安兵衛さんに
出向いた
帰り際に
必ず
芋天を
3パック持たせてくれる
のが
笑っちゃうけど
母らしくて
スキだ
帰ろうとしたら
同僚の方が
「はい、お母さんの味。よ
この焼きそば
お母さんが作らしたけん
食べなさいよ」
と
持たせてくださった
予定外の
ひと足早い昼食に
また太るじゃん・・
なんて
独り言を呟きながら
食べてみると
たしかに
安兵衛さんの
焼きそば
だけれど
たしかに
母の味。
が
した
野菜の端
ギリギリまで
大切に使い
食感を楽しむ
ギリギリの
硬さまで
しっかり炒め
ソースが
どちらかというと
控えめだけど
トータル
食べ終えるまで
飽きない
味濃さ加減
そして
なにより
母の匂いが
鼻先を掠めた様な
刹那さまで
振りかけてあった
ようだ
食べ終わって
してもらうコトばかり
足りないモノばかり
に
気を取られ
勝手に
淋しさに
浸っていた
自身が
恥ずかしくなった
自分で
生きていくために
自分で
働き続けている
なんと素晴らしい
お手本を
甘えさせてくれないからと
云って
キチンと
見ていなかったのは
ワタシの方だ
母の在り方
親子の在り方
家族の在り方
それは
実体験が
ベースとなるし
まさに
ヒトの数だけの
ケースバイケース
だ
きっと
母
と
ワタシ
は
与え合う
関係より
気配を感じつつも
それぞれの場所を
大切にする
それが
親子のカタチ
なんだと
捉えていると
想う
もちろん
それは
元気なうち。
が
前提だけれど
母の味
母の匂い
それは
もう
きっと
ワタシの中に
すっかり
沁み込んでいて
時々
そう
ほんの
時々
関わり合えるだけでも
再確認できる
強い絆の
ようなモノ
だろう
ワタシも
母が
保ってくれた
自立心
と
自律心
を
持ち合わせた
存在に
なれたら
いいな
いつか
子どもたちに
とって
愛するモノに
とって