キミヲダキシメテ

このごろは

もっぱら

見送る側だ


旅立つヒト


巣立ちのトキ


昨日は

大学卒業を機に

この町を離れる

大好きな常連の

女の子が

立ち寄ってくれた


彼女はいつも

希望に満ちていて

出逢った頃から

変わらず

キラキラした瞳で

これからの

新生活の抱負を

語ってくれた


ワタシは

ドコにも行けない

訳じゃなく

意志を持って

ドコにも行かない

訳なんだけれども

少しだけ

羨ましく思った

彼女の未来を


ん？

でもなんとなく

いつもと違うなぁ

ふたりの女の子が

同居してるような

翳りを時折

ちらりちらり


しばらく様子を

見ていると

彼女の口から

大切なヒトと

地理的に

離れてしまう

不安が零れてきた


自分に

淋しさに

距離に

負けそうだ

と


胸が苦しくなった


大切なヒトが

たとえ傍に

居てくれても

懐かずには

いられない不安

まして

日々を共に

過ごせないなんて


でも

ホントは

わかっている

だんだん

実感する


縁や絆の

強さや不思議を


彼女も

ワタシも


出来ないコトを

嘆き哀しむより

大切なヒトが

しっかり

ココロに

居てくれてる

それに

感謝しよう

と


そうそう無い

かけがえのない出逢い


それは

確信した瞬間から

己の核心となり

自信へと

結実していく


揺れ動いてもいい


掻き乱されてもいい


軸があるから


大切なヒトを

大切に想える


そんな芯

情熱の炎を

絶やさぬように

しかりと

縒り固めよう


キミに抱きしめられて


キミを想うキモチを

抱きしめて


自分を生きよう


二人を生きよう

師友

今日は

春分の日

暑さ寒さも

彼岸まで

とは

よくいったもので


この

春の雨を

さかいに

きっと

みずみずしく

青々とした

次の季節が

訪れるのでしょう


昨日は

バードモナミ

最年少常連の

お客さまの

お誕生日でした


朝から

くす玉を用意したり

ささやかながら

サプライズの支度


他の常連さんも

メッセージを用意したり

ふと繋がる

素敵なご縁に

なんだかジンと

してしまいました


写真は

常連さんとマスター


マスターからの

サプライズプレゼントは

お気に入りの

スプリングコートの

譲り受けでした


次世代への

メッセージでしょうか(笑)


イイ笑顔ですね

おじゃったもんせ

隣の芝生は

何故青い？


それは

簡単


手間隙

かけているから


より美しく

栄えるように


愛情を

注いで

いるから


いつも

愉しそうなのは


人生の愉しみ方を

模索したり

感謝したり


そんな人々が

集うからなのでしょう


幸福の

笑顔の

水輪が

どこまでも

続きますように


てげてげ喫茶さんの

イベント


「おじゃったもんせ」

日時)３月２０日(祝・水)

１１～１８時


場所)船越町

トモハウスギャラリー

海からの風

キミに逢いにいく

ずっと

憧れていた


いつも

遠目に

眺めていた


触れずとも

キミをしっかり

とらえたくて


慌ただしい中


慌ただしい時こそ


キミに逢いにいく


やぁ

キミは

こんなに

美しく

こんなに

偉大なんだね


吹き荒れる

春風を

ずしりと

受け止めて

散りゆく

瞬間まで

咲き誇って

いるね


また

逢いにいくよ


明日かも

しれないし


来年の話かも

しれないけど


キミがソコに

居てくれるかぎり


ボクは

キミに

逢いにいく

今がずっと続いたのなら

今がずっと

続いたら

いいな


声に出して

云ってみる


云い終えた頃には

その「今」は

すっかり

過去になっていて

当たり前のコト

なのに

何故だか

びっくりしてしまう

淋しくなってしまう


ずっと

今を生きているのに


何度も

生まれ変わって

いるみたいだ


何度も

巡りあって

いるみたいだ


新しいボクに


新しいキミに


過去にしてしまうと

淋しいけど


ちょいと先に

視点を向けると


始まりの音が

いつも聴こえてくる


そんな気がする


今がずっと続いたら

いいけど


それより

何より

ボクらが

ずっと

出逢い続ける

そう

それが

すべて

なんだよね


キミがいる


その場所が


いつもボクの

「今」で

ありますように

あたたかい手

あたたかい手


そこからは

やはり

あたたかいモノが

紡ぎ出される


あたたかい手


見えないけれど

そこからは

ステキなモノを

繋いでいく

細くて強くて

しなやかな糸が

放たれている


あたたかい手


触れずとも

ワタシには

わかる


キミが

その手の

持ち主だって


あたたかい手


いつかは

ボクが

キミの

それで

在れたなら

旅立ちの日に

キミは

そんなふうに

笑うんだね


キミは

こんなふうに

泣くんだね


今日は

キミの

旅立ちの日


お天気もよくて

桜も綻び始めて

ふさわしい

春の日


繋ぎあう手

交わしあう

微笑み

抱き合う肩


キミの

学舎での

三年間は

キラキラ

眩しく

今日の

佳き日に

凝縮されているよう


手に取るように

わかる気がするよ


出逢いの数だけ

別れがあって


別れの分だけ

成長がある


そしてまた

成長したキミは

よりステキな

出逢いと

巡りあうのでしょう


おめでとう


素晴らしい

卒業式だったよ


ありがとう


キミと関われて

シアワセだよ


いってらっしゃい


次の空も

キミらしく


羽ばたいて


輝いて

耳に残るはきみの歌声

心地好い声

いいですよね


ムスコが

機関車トーマスが

好きだった頃は

森本レオの

ナレーションに

ムスコと一緒に

跳び跳ねて

いたものです


突然の脱線(笑)

さすが

機関車トーマス
(いやいや脱線ダメやろ)


車の運転中に

例にもれず

唄を歌っているコトが

多くて

最近は

土岐麻子さんばかり

だったのですが

ふいに

好きだった

今井美樹を

聴きたくなって

Amazonで

ポチッとな

買っちゃいました


同時

高校生だったワタシは

彼女に憧れて

髪を伸ばし

冬休みには

こっそり真似して

パーマをかけた

モノです

白いシャツに

ジーンズ

ナチュラルメイク

なのに

深紅の口紅


「地顔が笑顔」


今見ても

やっぱり素敵だわ


「半袖」とか

「輝く星になって」とか

泣き歌もイイですが

季節柄もあって

今 聴きたいのはコレ


「新しい街で」


もぅ しばらく

同じ場所で

風を聴こう

どこかにある

温もりに

気付き始めてる


空は雲を抱き

樹々は葉を歌う

雨は虹を掛け

光は地を包む


通りをゆく人々の

笑顔に会い

忘れかけていたものを

教えられただけ


声が呼びかける

路が続いてる

時が動き出す

私はここにいる


あなたが私にくれた

言葉も試練も

今はじめて限りない

愛だとわかった


空は雲を抱き

樹々は葉を歌う

雨は虹を掛け

光は地を包む


時が動き出す


私はここにいる

桜雨

桜雨

満開の花々に

見惚れる頃に

必ず

雨は

揺さぶりを

かけてくる


永遠とは

時間の長さではなく

感覚の深さなんだと


どれだけ

強く刻めるか

どれだけ

後々まで

遺せるか

己れのココロに


添い遂げるのも

ステキなコト

だけれど

自分で自分を

生きるのに

ワタシタチは

精一杯だから

瞬間瞬間に

重なりあえれば

何もいらない


散っても

桜は

ずっと

桜のまま

なのだ


ココロには

ずっと

淡いピンクの

残像が

風に揺れている


どことはなく

似ている

キミの

横顔に

相思相愛

強く

誰かを

想ったり


深く

誰かに

想われて

みたくなったり


それは

欲張りなコト

じゃなく

自然なコト


ただ

どちらかだけに

固執すると

必ず

バランスは

崩れる


植物が

より育つのは

季節が

巡るコトを

知っているから

雨にも

陽射しにも

きっと

感謝しているから


愛されている

そう

感じた時には

もう

愛し始めて

いるのだろうね


相思相愛


相手の中に

自身を

見出だし

相手の豊かな人間性に

共に

引き上げてもらう


そんな仲で在りたい


そんなヒトとだけ

繋がって

いけたのなら