喜怒哀楽が
薄れるコトが
怖くなる
少しだけ
慌ただしい日々が
続いたりすると
感情の襞に
触れることすら
疎かになって
ぺらんぺらん
そんな音が
自分の中から
聴こえてきそうで
こわい
ワタシが
敬虔な
クリスチャンならば
聖書でも
眠る前の
このひとときに
読み改め
平穏な日々に
感謝するのだろうか
あいにく
そんな習慣は
持ち合わせて
いないので
読みかけの
川上弘美さんの
チカラを借りて
少しだけ
少しだけ
うち震えて
みましょうか
「ほんの僅かな
ひとときを
過ごすだけの
ふたり
トキタさんは
ワタシに云う
百五十年生きることにした
と。
それくらい生きていれば
あなたと一緒に
いられる機会も
くるだろうしさ
と。」
「僕たちは
人生の半ばを
過ぎたあたりにいる。
僕たちはよるべない。
僕たちはときどき
嘘をつく。
僕たちは少しさみしい。
僕たちはよく笑う。」
一頁捲る毎に
ココロが
さらさらとなる
ココロが
きゅるるとなる
感情は
忘却の彼方へ
去ったのではないよ
ただ
息を潜めて
今は
コトのなりゆきを
見届けている
だけなんだよ
と
ルシャトリエの法則
世界は平衡状態を好む
剥き出しの感情では
越えられないコトがある
熟す時を
待っていたかのように
来るべき日に
感情は動き出す
キミの前で
高らかに笑い
のびやかに
きっと
告げるのだろう
そう
その日は
ほら
薄れるコトが
怖くなる
少しだけ
慌ただしい日々が
続いたりすると
感情の襞に
触れることすら
疎かになって
ぺらんぺらん
そんな音が
自分の中から
聴こえてきそうで
こわい
ワタシが
敬虔な
クリスチャンならば
聖書でも
眠る前の
このひとときに
読み改め
平穏な日々に
感謝するのだろうか
あいにく
そんな習慣は
持ち合わせて
いないので
読みかけの
川上弘美さんの
チカラを借りて
少しだけ
少しだけ
うち震えて
みましょうか
「ほんの僅かな
ひとときを
過ごすだけの
ふたり
トキタさんは
ワタシに云う
百五十年生きることにした
と。
それくらい生きていれば
あなたと一緒に
いられる機会も
くるだろうしさ
と。」
「僕たちは
人生の半ばを
過ぎたあたりにいる。
僕たちはよるべない。
僕たちはときどき
嘘をつく。
僕たちは少しさみしい。
僕たちはよく笑う。」
一頁捲る毎に
ココロが
さらさらとなる
ココロが
きゅるるとなる
感情は
忘却の彼方へ
去ったのではないよ
ただ
息を潜めて
今は
コトのなりゆきを
見届けている
だけなんだよ
と
ルシャトリエの法則
世界は平衡状態を好む
剥き出しの感情では
越えられないコトがある
熟す時を
待っていたかのように
来るべき日に
感情は動き出す
キミの前で
高らかに笑い
のびやかに
きっと
告げるのだろう
そう
その日は
ほら