させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

ルシャトリエ

2013-04-20 23:40:04 | 日々のこと
喜怒哀楽が

薄れるコトが

怖くなる


少しだけ

慌ただしい日々が

続いたりすると

感情の襞に

触れることすら

疎かになって

ぺらんぺらん

そんな音が

自分の中から

聴こえてきそうで

こわい


ワタシが

敬虔な

クリスチャンならば

聖書でも

眠る前の

このひとときに

読み改め

平穏な日々に

感謝するのだろうか


あいにく

そんな習慣は

持ち合わせて

いないので

読みかけの

川上弘美さんの

チカラを借りて

少しだけ

少しだけ

うち震えて

みましょうか


「ほんの僅かな

ひとときを

過ごすだけの

ふたり

トキタさんは

ワタシに云う

百五十年生きることにした

と。

それくらい生きていれば

あなたと一緒に

いられる機会も

くるだろうしさ

と。」


「僕たちは

人生の半ばを

過ぎたあたりにいる。

僕たちはよるべない。

僕たちはときどき

嘘をつく。

僕たちは少しさみしい。

僕たちはよく笑う。」


一頁捲る毎に

ココロが

さらさらとなる

ココロが

きゅるるとなる


感情は

忘却の彼方へ

去ったのではないよ

ただ

息を潜めて

今は

コトのなりゆきを

見届けている

だけなんだよ




ルシャトリエの法則


世界は平衡状態を好む


剥き出しの感情では

越えられないコトがある


熟す時を

待っていたかのように

来るべき日に

感情は動き出す


キミの前で


高らかに笑い


のびやかに

きっと

告げるのだろう


そう

その日は

ほら
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イカロスの失墜

2013-04-19 09:13:43 | 日々のこと
夢か現か

明け方に

強い風の

気配で

ふいに

目が醒めた


閉め忘れた窓を

ととのえ

また

いつのまにやら

夢の中


目醒めた頃には

目映い朝陽が


ホッとして

外へ出てみると

大好きな

花水木の花が

そして

大収穫祭を

待ち焦がれていた

さくらんぼたちが

まるで

イカロスの失墜

地面に

不時着しているかの

ようでした


あぁ無情


生を全うするコトなく

季節を

見届けるコトなく

散りゆく無念

それも運命

なのでしょうか


まだ

強風に耐え

咲き誇る花々

熟す時を待っ果実


バトンを

引き継いだかのように

はたまた

ただあり続けるのが

生業です。と

そんな直向きさからか

また新しい朝を

迎える勇者たち


ワタシたちも

きっと

おびやかされたり

えらばれたり

ためされている

かもしれない


自分の人生なのに

うまく風に乗れなかったり

上昇しすぎて

操縦不能な時も


抗わず

風が過ぎるのを

待つコトが

いいのかな


後に残るモノ

一緒に

流れ去るモノ


その配分が

人生の醍醐味なのか


ワタシが

生きる意味

なのか

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時がクスリ

2013-04-18 01:46:01 | 日々のこと
最近は

とっておきの

絆創膏を

手にしたもの

だから

苦手の缶切りも

臆するコトなく

スイスイ


いざ

鋭い切り口で

カサリ

傷つけてしまった時も

ドントウォーリー

魔法の絆創膏で

チチンプイプイ

ほら

痛みはスウッと

あっという間に

遥か彼方へ

遠退くのです


ん?

どなたですか?

ポジティブねって

呆れてらっしゃる方は


子どもの頃

たしかに

お母さんの

柔らかな手で

転んだ時など

絆創膏を

貼ってもらった途端

「可哀想ねぇ 大丈夫?」

の 心配してるよマークを

押してもらったようで

痛みが薄れたよなぁ・・

そんな記憶が

甦ります


大切なヒトに

受け入れてもらえた

気にかけてもらえた

それが

良薬に勝るのでしょう


オトナになると

なかなか

絆創膏を貼って

もらうコトも

よしよしと

頭を撫でられるコトも

めっきり

減ってしまいます


だからこそ

こうして

お気に入りの

絆創膏という

防御壁を

携え

ドントウォーリー

ストリートを

日々

闊歩するのでしょう


絆創膏の中に

封じ込めた

痛みの瞬間を

その後に

流れる時間が

覆い

追い越してくれる

そんなカンジが

好きなんでしょうね


え?

傷を治す成分を

含ませた絆創膏も

売り出されてますよって?


いやいや

合理的でなくて

いいんです


時が

何よりの

良薬よね

なんて

逆らってみたいんです


理屈じゃなくて



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想いをしたためて

2013-04-17 09:09:10 | 日々のこと
バードモナミの

お客さまは

文化的な方が

多くて

色々なお話を

伺ったり

写真や本を

ご紹介いただいたり


読みやすいモノや

親しみやすい

知識レベルの

ワタシには

目から鱗

世界をグンと

広げていただいてます


昨日は

硝子ペンを

見せていただきました

インクを

染み渡らせた

美術品のような

筆先を

スルスルと

滑らせて

キモチは

文豪きどり

なんだか

普段は

気恥ずかしい

甘い文句も

迷いなく

したためられそう


そうそう

先日

旅の土産にと

鮮やかなグリーンの

万年筆をいただき

大切に

しまいこんで

いたままだった


ここはヒトツ

素敵なツールの

美チカラを

お借りして

恋文でも

書いてみようかしらん


こんな時代だから

こそ


こんな時代だから

こその
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家づくりプロジェクトファイナル

2013-04-16 09:02:01 | 日々のこと
波佐見にある

マツケンホームさん



佐世保の食情報紙

月刊ならでわさん



コラボ企画

「家づくりプロジェクト」

建築家×工務店

×コーディネーター

プロフェッショナル

プロジェクトに

ひょんなご縁で

投入された

ド素人(笑)

夢見心地の奔放さと

知識不足の向こう見ず

あーしたら

こーしたら

ありとあらゆる

ドラえもんのテーマソング的

希望をセンスよく

取り入れてくださって

ほんとうに

素敵な仕上がりと

なりましたよ


「内弁慶な家」

内覧をして

ワタシが勝手に

つけたニックネーム


外観は

個性的でありつつ

周囲の風景や

環境にとても

しっくりと

馴染んでいて

一歩家の中に

踏み入れると

リゾートホテルのような

洒落たバーのような

そして

きっと年月を重ねて

「THE・我が家」に

なっていくのでしょうね


今週末は

川棚町役場

すぐそばの

現地展示会も

行われるそう


家づくりのみならず

ライフスタイルの

ヒントも満載です

ご都合つかれる方は

ぜひ!
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ビバ!させぼ花園

2013-04-15 09:48:36 | 日々のこと
本日のブログは

ライブ中継?!です


広報紙で

気になっていた

八の久保町にある

「させぼ花園」


大好きな

大輪の

牡丹の花が

約八万本!

今が見頃のようです


他にも

石楠花に

躑躅

鯉が泳ぐ人工池

飛び交う

種々の鳥の囀り

春の濃縮エキスを

ゴクリと

云ったトコロでしょうか


手をかけ

目をかけ

ココロかけ

育み

守られている

花々も

ワタシたちも


(立派な七福神像が

あったので思わずアップ

花はぜひ肉眼で!)
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美徳

2013-04-14 09:01:52 | 日々のこと
そろそろ

本など

読みたいなぁ

なんて

思っていた矢先

常連のお客さまから

小説を

お借りしたり

昨日は

こんな

興味深い一冊を


「美しい日本語と

正しい敬語が身に付く本」


世界でいちばん

難しい言語と

云われる日本語


言い換えれば

世界でいちばん

奥深くロマンティックな

言語とでも(笑)


経験がすべて


どんなにイメージを

鍛えても

いざとなると

舞い上がるのが

ヒトと云ふモノ


また

ここぞという

タイミングや

チャンスに

遭遇できると

イメージ以上の

底力を発揮できるのも

ヒトの魅力なり


コトバがすべてではなく

コトバにできない想いこそ

尊いのですよ


それも一理あるけれど

やはり沸き上がる

モノがあるならば

記していきたい

ものですね

遺していきたい

ものですね
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藝と芸

2013-04-13 21:25:16 | 日々のこと
愛情込めて

植え付けた

種苗にせよ

風にのって

舞い降りた

種子にせよ

根を張るべく

場所を得たなら

ただ

ただ

生きるコトを

全うするのでしょう


自分らしさとか

いかに

美しくとか

そんなコトは

これっぽっちも

気にとめる

隙もなく

ただ

ただ


綺麗な花が

みずみずしい

果実が

結実した

ステキなイベントが

この週末

2つおこなわれています

ぜひ

芳しきひとときを


~くすの木の市 佐世保行商~

木と布の仕事展

~14(日) 11~18時

ギャラリー海からの風にて



~劇団HIT!STAGE presents~

「GALLERY演劇」

~14(日)10~16時

公演) 13時~、15時~

佐世保市博物館
島瀬美術センターにて
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撫子たち

2013-04-12 08:26:41 | 日々のこと
みんな

愛されたくて

褒められたくて

必要とされたくて


きっと

そっと

やさしく

背中を

撫でられたくて


そのために

頑張ったり

越えていくんだ


その時は

頑張るコトに

越えるコトに

夢中で

きっと

欲している

自分に

気づきもしない


いざ

幼子のように

やさしく

撫でてもらえたら


ソコが

越えてきた

場所だと

頑張った証だと


ホッと胸も

撫で下ろすの

でしょう


わたしたちは

大地の子

光の子

そして

未来の子


撫でられるために

愛されるために


今を

生き抜く
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Tears in heaven

2013-04-11 08:37:58 | 日々のこと
今朝は

ゆっくり過ごそう

束の間だけれど

テレビを消して

時計の音と

腕枕で

安心して

寝息を立てる

ワンコの

上下する胸に

生の気配を

感じながら


手に取るのは

本を読みたいなぁと

思っていたココロを

知ってか知らぬか

お客さまから

お借りした

瀬尾まいこサン


短編小説

「優しい音楽」


あぁ

今ココに

流れている時間と

物語の速度が

とても近い

そんな気がして

心底ホッとする


そう

ちょうど

電車の窓から

眺める

河の流れみたいな

緩やかなのに

辿り着く場所を

知っている

そんな安心感


きっかけや

理由付けは

後の話で

動き出した

そのタイミングには

どこからともなく

優しい音楽が


偶然と運命の

織り成す

この日常こそが

地上の楽園


さぁ

今日も

動き出そう


今朝の一枚目は

クラプトン


主人公みたいに

ありがとう



だいすき



きちんと

伝え合える

一日になりますように


アナタにとって


ワタシにとっても
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