想い出ぽろぽろ

今日は

午前中は

ムスコの

入隊式

午後からは

ムスメの

入学式でした


青空が

とても高くて

陽射しも

深く深く

どこまでも

届きそうで

目に映る

すべてのモノが

キラキラ

輝いている

ようでした


真新しい

制服に

身を包み

背筋を伸ばして

歩く姿を

少し

離れたトコロから

見届けていると

誇らしさと

同時に

巣立ちゆく

淋しさも

じわりじわり

込み上げて

くるのでした


ワタシにとっては

どこか

卒業式のような

今日のこの佳き日


決して

優等生な

THE・母親には

なれぬまま

ただ

「オトナになるのも

楽しみだなぁ」

なんて思って

もらえたらと

強引な

理由付けをして

自分自身の

生き甲斐を

優先してきて

しまった


反面教師だねって

呆れているで

あろうか


それとも

そんな生き方も

アリでしょと

すべて

お見通しなのかな


ワタシはきっと

いつも

育ててもらってたんだ

見守ってもらってたんだ

この子達の

透き通る眼差しに

意志ある小さくも

逞しき指先に


ありがとう


これから

どんどん

世界を拡げていくね

たくさんの

出逢いを

重ねていくんだね


ふとした時に

自分と

ワタシを重ねて

くれるかな


いやいや

あっというまに

越えていって

しまうんだろうな


望むところですよ


祈るばかりですよ


どうか

自分で自分の

シアワセを

作れるヒトに

なれますように


自分と同じくらい

大切なヒトの

シアワセを

祈れますように