Be-1のリアリフレクター(後部反射板)。前出の三角表示板なども含めて認可が必要な部品。灯火器法という法規があって性能や位置が細かく決まっています。仕向地によっても異なり、法規をうまく解釈しないと特徴のあるデザインができません。国内では2006年に大改正があり、上面や側面に大きく流れ込んだヘッドランプやリアランプ、ドアミラーに組み込んだサイドターンシグナルランプなどが蔓延してきました。自由度が大きくなったのでまるでグラフィックデザインのようです。
通常の開発ならばつるんとした表面のリアランプの中にリフレクターを組み込むなどは当たり前ですが、超短期開発のBe-1には認可を取る時間さえなく、認可済みの既存部品から選択。注意して見るとリフレクターの上側にはRが付いていて、下側には付いていません。少量生産でしか実現できない裏側から取り付けるリアランプのデザインを成立させるための背に腹変えられない苦しい選択でした。
通常の開発ならばつるんとした表面のリアランプの中にリフレクターを組み込むなどは当たり前ですが、超短期開発のBe-1には認可を取る時間さえなく、認可済みの既存部品から選択。注意して見るとリフレクターの上側にはRが付いていて、下側には付いていません。少量生産でしか実現できない裏側から取り付けるリアランプのデザインを成立させるための背に腹変えられない苦しい選択でした。