デジカメの選択

携帯電話に続いてデジカメの機種変更。約10年間使い込んできたデジカメが劣化してきた。今秋からの過酷な環境の出張先でトラブルがあるといけないので新機種を買うことにした。

ボディ表面の印刷もすっかり消えて何が何のボタンかよくわからなくなってきている。慣れているので今となってはあまり必要ない。外観的にも何もなくて逆に好ましい。問題なのは交換した中国製バッテリーの性能。安いが性能が安定しない。純正品は高価過ぎる。

電子機器なので時間の経過に伴う小型化、高性能化といった進化は当然のことだが、性能は10年で5～6倍に、大きさは30%くらい小さくなっている。パッケージも1/3くらいになっている。しかしデザインは明らかに退化している。初期モデルのデザインや操作性の方がはるかに良い。

デジタルツールを使ったデザインなのだろう。ディテールがちまちましていて安っぽい作為を感じる。性能と操作性とデザインと価格がぴったり合ったものが見つからない。今回は「必要性」にせまられた選択なので仕方がないのだが、携帯電話と同様「商品」に対して何とも言えない不満足感が残る・・。

なんだか好きではないテイストの商品が身の回りに増えてきた。

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Canon IXY DIGITAL 930IS