PIKEなMINICAR

昔々デザインをしたパイクカーたちが主人公のブログです。
ちひさきものはみなうつくし。

水彩画の手順 その3

2012年09月01日 | お絵描き
裏面に水を均一に引いたら、手早く裏返して、ベースにするベニヤ板に水貼り用テープでとめます。水貼りテープは刷毛で濡らして使います。流水をさっとかけてもOKです。

このとき用いるベニヤ板にはサーフェイサーなど油性塗料をスプレーしておくと良いでしょう。水溶性アクリル塗料などでもOKです。もちろん刷毛塗りでもOK。もし表面処理しないとベニヤ板の茶色いシミが紙の裏に着いてしまいます。

またベニヤ板の裏表には、変形を防ぐため、水貼りテープを×状に張って補強しておくと良いでしょう。

水貼り専用テープの粘着力は想像以上に強力です。最近使っているのはDIYの水貼り襖紙の余り紙を3cm幅に切った廃物利用自作テープです。ほどほどの粘着力なので、最後にベース板から剥がすときに便利です。

さて、全体をしばらく乾燥させると、全体がぴんと張って、いよいよ描画状態になります。夏場はあっという間に乾燥します。もし部分的にしわが入ってしまったら、水を含ませた刷毛を使ってもう一度表面を濡らします。しわが入ったままだと最後まで直りませんので要注意です。

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