PIKEなMINICAR

昔々デザインをしたパイクカーたちが主人公のブログです。
ちひさきものはみなうつくし。

失敗しないファブラボの使い方 その2

2018年06月26日 | ファブラボ
しばらく通ってみた市民体験用のファブラボに入っている機械は、さほど能力の高いものではありませんでした。
ハードソフトともに能力が限られており、精度も良くないので、機器の性能に見合ったものを考えて利用するしかありません。

レーザー加工機は木や皮革などの柔らかい素材への印字、
フィラメントを使った3Dプリンタは、形状がゆるくてディテールを気にしなくてすむ小スケールのフィギュア。
これらの製作がベストでしょうか。
一番手前の1/64サイズのフィギュアが限界。

ミニカーのような精密な形状の出力には全く向いていません。
また、平面を多用した建築物などにも向いていません。
プラ板やスチレンボードの方が早く美しく仕上がります。

また、3Dプリンタで出力したモノは仕上げに時間がかかり、
樹脂が積層された表面をペーパーなどで仕上げても、次々と積層面が現れるので、どこまでも削っても仕上がりません。
全てをパテで固める覚悟が必要です。
もちろんそのままでは彩色にも向いていません。
表面を仕上げず、樹脂のまんまでも構わないモノを出力するのが良いでしょう。

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Comments (2)
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