冬季オリンピックのロシアチームのゴタゴタを思い出し、そのうちに・・と思いつつ放置していた古紙幣やコインの整理を始めてみました。
画像下は約100年前の帝政ロシア時代末期の25ルーブル紙幣と2コペイカ(カペイカ)銅貨。紙幣はロシア革命翌年の1918年製で、混乱期の極東臨時政府が発行したもの。記号にしか見えないキリル文字の判読は、カタチをヒントに根気よく一文字づつアルファベットに変換して、最後に日本語へ一括変換。とても面倒ですが「ロシア」などと翻訳されると暗号解読に成功した気分になれます。
ついでに当時の物価も調べてみました。当時の25ルーブルは現在の85000円くらい。労働者の平均月収が37.5ルーブル(128500円)らしいので結構な高額紙幣。小部屋を一部屋借りられるくらいの額。100コペイカ(カペイカ)が1ルーブルなので、2コペイカ(カペイカ)は68円に相当。今の50円硬貨みたいな感じか。
ついでに画像上は20年くらい前のウズベキスタンの500スム紙幣。日本円だと5.5円。