ある日の
おもしろ印作りの風景です。
自宅の場合ここが作業場です。
つまり、庭の自作テーブルの周辺。
お気に入りの場所でもあります。
目のことを考えて、庭や遠くを時々見ながら
刻せるのがいい点です。
また、石を刻すと、どうしても石の粉がでます。
庭だと後始末もとても簡単。
石灰分ですから、庭にまきます。
でも、自然光ですから無理はしません。
暗くなったらおしまいです。
この印刀に注目してください。
これも手造り。
鍛造という技術、専門家の先輩と一緒に作りました。
僕はデザインして、
あーだ、こーだと注文つけて
ヤットコで押さえていたり、
ハンマーを数回振り下ろしただけ、
ほとんど先輩が作ってくれたものですが。
鋼もいろいろあって、これは高速度鋼といい、
機械の工作に使う一番堅い鋼です。
切れ味抜群、愛用の逸品になりました。
ついでに、カリン。
自然に実が落ちたので
テーブルの上で香を楽しんで、
それから、紙押さえの文鎮代わり。
2×2センチのおもしろ印二つ。
人物シリーズ。
小さいので分かりませんね。