海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.845 南高梅 咲きました。

2017-02-11 | 


一昨年の三月に、記念樹として鉢に植えた南高梅です。

昨日、クリスマスローズを発見した時に、こちらは探すまでもなく、その前に目に飛び込んできた花です。

ちらちら降る雪にも負けずに咲きました。

「南高梅」といえば、和歌山県の最優良梅ブランドですが、名前の由来は、県立南部高校と高田梅が関係しています。

梅自体も大きくて柔らかな実に魅力がありますが、それよりまして、この名前に惹き付けられていました。

それというのも、僕にとってはとても縁の深い言葉の組み合わせだからです。

つまり、南高校と高田、これは記念樹だな、と考えていました。

そして、退職の冬に満を持して植えた南高梅です。

まだまだ剪定しながら枝の形を整えていかなければなりません。

昨年も花を少し着けましたが、実よりもまだ苗木の成長を、と思い、結実させませんでした。

今年は、そのままどうなるか見ようと思います。ただし、南高梅は、自家不合性だから、近くの別の梅の花粉を虫が運んでくれなければなりません。

あるいは、受粉させるかな。

ともあれ、春を知らせる梅の花ですが、まだまだ寒いですね!

ともんの版画も更新しました

No.844 葉牡丹の火むら冷めたる二月かな

2017-02-11 | 


松本たかしの句
「葉牡丹の火むら冷めたる二月かな」

俳句というのは、時々随分前にどこかで読んだり見たりしたものが、ふっと突然思い出されて、口について出て来たりするのです。

この句もそんな句の一つ。
二月の寒さにピッタリです。

九州人は、概して、寒さは苦手ですが、雪が降るとうれしくなったりします。

昨日や今日の朝は、ちょっとワクワクだったのです。

でも、積雪はほんの少し。
子供の頃は、もっと積って雪だるま作ったなー、とか思いながら、ぬくぬくとした家の中から眺めるのです。

でも、せいぜい気温は2℃くらい。北国のマイナスの世界ではないのだから、ちょっと外で撮影です。

今現在(午前7時)、積雪(?)はこれくらい。

道路にはありません。屋根とか葉っぱとかに少しです。

残念ながら、葉牡丹はないので、雪がわかるように、枕木の上で。
いつもの額に見立てたパターンです。

(はがき画仙紙・墨書)


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