
現在、九州国立博物館で開催中の
本願寺展を見に行った。
国宝、重文がずらりと並び、壮観であった。
お目当ては、本願寺三十六人家集、石山切。
平安時代のものなのに、今出来たばかりのように
美しい。
大谷探検隊の文物から
李柏文書があったのがうれしかった。
また、襖絵の見事さに圧倒された。
なのに何故、ひょっとこの面?
途中で寄った太宰府の茶屋で、
梅ヶ枝餅を食べながら
壁に掛けてあったこの面が
とてもあたたか味があって
気に入ってしまったので、
ちょっとスケッチした。
紙で出来た張り子の面である。
淡い着色でほんわりとしている。
お陰でリラックスして鑑賞できたように思う。
ハガキ大
ところが、よく観ると作者に、似ているような・・・・
本願寺展には、ちかぢか行く予定です。
楽しみにしています。
ひよっとこの面には、会えないかも・・・
見事ではないですが、印にしても目のあるものを書くと何故か似ているようです。
さて、本願寺展。現在、本願寺が改装中のため、普段見ることのできないものがずらりと並んでいます。是非、ご夫婦でご覧になって下さい。
襖絵を前にして、大きなものにも挑戦してみたくなりました。
面の方は、どこにでもあるものかも知れませんが、そこに置かれていたからこそ目に入った、ということでしょうか。由布院の森のような美術館ではなく、まったく特別ではない状態でお土産物としてさりげなく、あるべきところにあるように。とにかく梅ヶ枝餅でも召し上がって下さい。会えたらたのしいですね。