~こころに吹く風~

1952年生まれの みよです。
人生の花野に遊びたい。
心躍ることも心塞ぐことも綴ります。

母のトイレ事情

2013年10月17日 | 母の記録
母が横浜銀行の通帳記帳をしたがっていました。コンビニではカードしか使えないので、記帳するには横浜銀行のATMがある所まで行かなくてはなりません。が、今回は横浜へ行く時間がとれないので、調べてみると一番行きやすいのは横浜銀行調布支店のようでした。
今、母は膀胱の感知機能が壊れてしまったらしくトイレ通いが多忙です。ひどい時にはトイレの水音が止まらないうちにまた行きたいと言います。途中のコンビニやガソリンスタンドを利用しながら、なんとか調布へ辿り着きました。今日の様子からすると、もし時間が取れても、我が家から横浜へ行くのはもう無理なのかもしれません。長野から我が家までよく来たものだと思いますが、高速道路を走っていると、諦めて尿意を感じなくなるのでしょう。弟の家から山を下る間にトイレに行きたくなったらどうしてるの?と聞いたら、出発前に行っておくから大丈夫なのという返事でしたから、やはり気分の問題は大きいのでしょう。

何かおまけのいい事ないかなぁと思い、調布飛行場を見たくてナビに入力しましたが、登録地点が少しズレていたらしく、飛行場は見えませんでした。それでも付近の開放的で清潔感のある景色は、ちょっと降りて歩いてみたくなるのに充分でした。多磨霊園あたりで野川を渡った時に垣間見えた川景色も素敵でした。車を停めて歩けないとなると、尚更そうしたくなります。
近いうちに一人で歩こう!と心に決めました。

家に着いて早速トイレに入った母が、「ズボンの裾が濡れてるの?どうしてかしら?」と言うので、
「丁度洗濯機まわすから、脱いで脱いで」と脱がせて匂いを嗅いだら、掃除の行き届いていないコンビニトイレでよく嗅ぐすえた匂いがします。
「うへぇ~!匂ってごら~ん、どっかのトイレで裾汚しちゃったんだね~」と私一人で一騒ぎ。

洗濯機の上にポールを渡して物干しハンガーを吊るして、そこに母の下着を干してありました。
臭いズボンの裾を揉み洗いしながら、母に
「私、手が濡れてるから、このパンツ乾いてたらはずしてくれる?」
と声を掛けて、濡れた手で「これこれ」なんて指差したりして、
「そうだ、ズボンの汚れを触った手、洗ってね」
と言った途端、母が烈火の如く怒り始めました。
「私を汚い物のように扱う!もう長野に帰る!○○(義妹)に電話して迎えに来てもらう!ここに居たくない!!」
すさまじい剣幕!

はっ~?
認知症の一端?

夜には少し機嫌を直し、長男と孫と一緒に食事をしました。
元々子ども好きだったのに、朝晩ひ孫に会ってもさして嬉しそうでもなく、チラッと「騒々しい」と文句を言っていました。
年をとるってこういう事なんだなぁ・・・


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