それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

超ローカルな話~~新ルート発見

2006年10月05日 | 山行&スポーツ

近所のことで甚だ恐縮ですが、藻岩山の5ルートのうちの一つを探していたところ「発見」。

十数年前、次男が小学生のころ、一緒に登ったことのあるルートなので「新」ではないのだが、それ以来、どこが登山口だったのか分からなくなってしまっていた。

このため、今日は何としてでも探し出すつもりで出かけた。
①藻岩山観光道路の料金所手前を左に折れる道を行く。
②しばらく行くと、このお寺があるので右折。
③舗装の道を数百㍍。行き止まりが登山口である。

要は単純。右折場所さえ知れば問題なく辿り着く。

今日は普段の靴で来たので、登らなかったが、いずれにしても馬の背に出て、他のルートと合流する。

ちゃんと標識まで立っている。
しかし、民家などがあるので、右折地点には何の表示もないので要注意。

路上駐車することになるが、駐車スペースは10台とない。
以前の記憶も薄れたので、今度こそ、登ってみたい。
他のルートと時間、距離も同じくらいではないかな?


初冠雪&紅葉~~大雪山系ウォーク

2006年09月25日 | 山行&スポーツ

23日の土曜日、旭川気象台は、大雪山系・旭岳(標高2,290m)の初冠雪を確認した。

前日の22日には大雪山系・黒岳と北海岳に初雪が降ったのはニュースで知っていて、寒さを覚悟で出かけた。目的は紅葉狩り

この日、朝3:45自宅出発、7:00ちょうどに旭岳ロープウェイ・姿見駅から歩き始めた。果たして氷点下。寒い。
14:40同じ姿見駅まで「下山」。7時間40分の間、アップダウンは数え切れないほど多いが、急峻なところはなく、「さまよい歩く」といった感じだった。

コースは、
姿見駅⇒裾合分岐⇒当麻乗越⇒中岳温泉⇒裾合分岐⇒姿見駅と単純。
それに、一般観光客が周遊する1.7kmの整備されたコースを追加。合計で約16kmの道のりだった。

14:40にロープウェイ駅に戻ったところ、下りは約1時間待ち。600人以上の、主として観光客が列をなしており、この待ち時間が一番疲れた。
「45分あれば歩いて下りれるから、歩く」と言う人もいるが、折角、往復チケットを買ったのだから並ぶしかない。


旭岳温泉に下りて、身づくろいをただしたりしたら、すでに4時近かった。したがって、旭川のホテルにチェックインしたのは午後5時を過ぎていた。

天気は終日、概ね良好。ただし、肝心の旭岳山頂には雲がかかる時間が多かった。午後からは山系全体が雲に覆われたようだ。

↑ 大塚山をバックに。右奥のチラリと見える北鎮岳は雪。

↑ 左:熊ケ岳  右:旭岳  

↑ 当麻乗越辺りから沼の平方面

↑ 当麻岳、安足間岳方面

↑ この寒さの中、花はない。白いものはシラタマノキの実。

↑ 登山者だけが来られる野趣あふれる中岳温泉。
登山者の多い中、臆面もなく入浴する人もいるが、女性陣も含めて平気。

 

↑ 左は、まだ寒い9時半頃の当麻乗越。
   右は、昼食時間で少しずつ温かくなって、ヤッケを脱ぐ。

紅葉は降雪によって、終わりだろう。特に赤色の植物がダメになったそうだ。マ、それでも十分堪能できたので良しとすることにした。

道は泥んこ状態なので、長靴必携。自然監視員のおねえさんも長靴だった。川の渡渉に失敗して、ドボンと落ちたこともあった。浅い川だが、登山靴では水が浸入する。

靴、ヤッケのズボン、スパッツは泥だらけ。帰宅後、入念に洗って陰干しして、この1泊2日が終了した。


どうしたものか??

2006年09月22日 | 山行&スポーツ

(今日の砥石山)

今日はブログを休むつもりでいた。なぜなら、明朝3時起床で、大雪山系・旭岳(標高2,290m)方面に紅葉狩りに行く予定をしているためだ。

昼から準備万端、天気もまずまずの予報(寒いが)。
今日は結構、身体を動かしたのに、この時間(22:35pmころ)になっても全く眠くない。

寝不足で出発。起きれるかも心配。どうしたことだろう。困った。


白神山地~~東北旅行そのⅡ

2006年09月17日 | 山行&スポーツ

9月12日(火)

知床が世界自然遺産に登録されたのは、つい最近のことだ。

しかし、ここ白神山地は1993年の指定である。ブナの原生林が広範囲に広がっていることが世界的にも珍しい、というのが指定の理由である。指定区域の4分の3は青森県にある。

この日、午前10時半には岩木山を下山していたが、小休止せずに、白神山地へ。12時ちょうどに到着した。

ところで下調べの段階で、「一口に白神山地と言っても、どこへ、何を見に、何をしに行くのか?」といった不安があった。知床にしても、あまりの広さゆえ、どこへ行くのが知床を知ることになるのか、との疑問があるほどだ。自然遺産というものはそういうものなのだ。

それでも手持ちの時間や体力と相談しながら、だんだんと分かってきた。
結果、まずはトップの写真の場所=アクアグリーンビレッジANMONへ赴くこと。そして、ブナ林の散策3つある暗門の滝を歩くこと、ということになった。

散策道の入口に、山地中腹から引いた水飲み場がある。宗教めいた建物が如何にも本州らしい。

 以前、北海道の山で、こうした水を飲んで、腹をこわした経験があるので、ほんのお湿り程度を口に含んで出発。

まず滝3つを行く。一番遠い奥にある第一の滝まで行って、ブナ林も散策すると6kmほどになるらしい。
アップダウンがあるので、登山姿がピッタリ。
団体に混じって、ボランティア・ガイドさんに説明を受けながら歩くと、自分には時間が足りない。

第一の滝~~落差42mだそう。

 

左が第二の滝、落差37m。 右が第3の滝、落差26m。

 

そしてブナ林。鬱蒼としている。陽もほとんど地面に落ちないせいか、チシマザサも伸びないほどだ。

謂わば山のハシゴをしたので、疲れ切ってしまったが、ここには温泉施設もあって、日帰り温泉(=本州では立ち寄り温泉という表現を使うようだ)500円で入浴。

なぜか、だれ一人、温泉に浸かっている人はいない。貸切状態なので、またまた贅の極みを味わえた。

入浴を終えると、すでに4時半頃になってしまったので、30分ほど休憩してから弘前に戻った。本日の走行距離は120km。

自然遺産というのは、知床や屋久島も同じ状態のようだが、守るべきものであって、見物に行って植生や地形を荒らすものではない。

ということは、この地域に人を入れてはいけないのだ。しかし、現実は逆で、続々と一般客が押し寄せる。私もその一人なのだ。

複雑な想いを感じながら、この日の日程を終了した。


岩木山~東北旅行そのⅠ

2006年09月16日 | 山行&スポーツ

9月12日(火)

前日の夕方に弘前に着いて、夕食は近所の郷土料理店で津軽三味線と地酒を堪能した。
この日は翌日の旅行本番初日。前夜から借りていたレンタカーで霊峰岩木山に向かう。朝、7時半出発。

天気は「高曇り」で、多分、山頂へ行くだけの価値はあるだろう。
この山の登山コースは5本ある。津軽富士の別名を持つだけに、どこから登っても、片道4~5時間らしい。標高1,625㍍と、それほど高い山ではないが、とにかく裾野の広い大きな山だ。

まずは、麓にある岩木山神社に「登らせていただきます」と、お参りをする。この神社のご神体は岩木山そのもので、西暦780年創建という。建物のほとんどが国指定の重要文化財だそうだ。

しかし、家内と二人で行ったのだから、私の単独行動はこの日一日しかもらえない。
だから、この一日のうちに、岩木山と世界遺産の白神山地の両方を「制覇」しなければならないのだ。
したがって、最短のインチキコースを選択せざるを得ない。スカイラインとリフトで9合目まで登ることが可能なのだ。
因みに料金は2,580円かかる。ガイドブックによると40~50分歩けば山頂に辿り着くとのこと。9合目9:10am登山開始。

それでは、ゆっくり登って1時間くらいと踏んで、景色を楽しみながら登ったところ、ナ、なにぃ~!? 30分で着いちゃった。変だなぁと思うが、考えてみれば30分と言えども、かなり急峻。

1合目から登ってきて体力を消費した登山者であれば、40~50分はかかるだろう。ナットク(^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)ウンウン

だんだんと晴れてくる。いいぞぉo(~∇~*o)(o*~∇~)o イエーイ

さすがに山頂は寒い。気温は12℃ほど。風がなかったが、こんな格好で失礼しま~す((((((( ‥)ノ 登山靴は重いし、嵩張るのでトレッキングシューズにしました。ただの「お散歩」スタイルでやんす。

日本海方面は雲はなく、十二湖や遠く八幡平や鳥海山まで見えたが、青森・弘前方面は雲が多く、写真右上に、八甲田山が雲海から少しだけ頭を出していた。↓   晴れた日は北海道の山(大千軒岳?)も見えるそうだが。

9合目近くにある「鳥の海(とりのうみ)山」にも登って、10:30am下山終了。
やはり百名山だけあって、山容も最後の急登も立派。身体的には登ったような気がせず、不満は残るが仕方ない。気分は最高であった。

今日は「岩木山」特集でした。次回は世界自然遺産・白神山地です。


壮観!! 北海道マラソン

2006年08月27日 | 山行&スポーツ

2006 北海道マラソン が本日午後零時10分スタートするというので、ママチャリで会場まで見に出かけた。
30分前にスタート地点である真駒内(まこまない)屋外競技場に到着。

快晴、正午の気温30.8℃、湿度43%と、暑いが乾燥していて日陰にいれば暑さは感じない程度の日。
しかし、この時期の北海道としては異常な暑さだ。

4,800人が参加・出場するとのことだ。
私の知り合いも3人は参加している・・・はず。
↓0時ちょうどの様子。招待選手を先頭に並び始める。

↓いよいよスタート1分前。

↓スタート直後、競技場から外へ出たところ。

 

↓最後の人たちが競技場を出ようとしている。
スタートから3分後。意外と早いものだなぁ。

 

同じ様な写真ばかりで撮る方も、見る方も飽きますが、人数が人数なだけに、壮観。ド迫力を感じた。

あとで分かったことだけど、フルマラソンに挑戦するのが4,800人らしくて、その他にキッズ、ウォーキング、親子2km、5km、10kmの人たちも混ざっているとのこと。合計で6,100人を超える参加者だった。

男子も女子も一緒だし、いろんな組み合わせの人が同時にスタートするので、大変な賑わいだった。

スタート終了後、直ちにまた帰宅。テレビ観戦してました。
自分も出場したような気分に・・・・・・  なれるわけないっしょ!!


オロフレ山

2006年08月06日 | 山行&スポーツ

(中間地点あたりから見上げるオロフレ山)

暑い日だったが、珍しく朝6時に起床、7時に出発して登別温泉の北側にあるオロフレ山に登った。

標高1,230m。登山口はオロフレ峠。家から往復240km。
初級コースで誰でも容易に登れるが、登山口の標高が900mを超えているので、天気が変わりやすい。

案の定、この日も山頂からの見晴らしは、海霧が湧き上がり、苫小牧・室蘭方面は雲の中。快晴の天気なのに樽前・風不死は雲に隠れて見えない。

かんかん照りのなか、UVカットクリームをたっぷりとすり込んで登り始めるが、山頂到着段階では顔は真っ赤っか。
このところ2週間に4回の山行、しかも、いずれも快晴。最近はUVカットは全く用を成さなくなり、火照って赤くなるのも致し方ない。いずれは黒っぽく変色するのだろう~~腹の中のように(-_-メ)

山頂のチシマザクラ(千島桜)が咲いているかと、内心、期待していたが、いくらなんでも8月。葉っぱしかない。7月上旬までか?

もう花のシーズンは終わった。咲いていたのはハイオトギリ。あちこちの群生は見事だった。特に登山開始9時半ころは朝露の水滴がいっぱい、キラキラと美しい。思わず声を上げるほど。

危険と言われる羅漢岩(らかんいわ)付近を行く。

二人とも、強烈な紫外線を避けるため、ブルーのアイマスクをして登らざるを得なかった。 ホロホロ山と徳舜別岳をバックにして。

下山後、近くのばんけい温泉 湯人家 (ポチっ!ゆのとや)で入浴、食事、歓談。まったり、のんびり、さっぱり。夏休みだというのに風呂は我々二人。やはり、空いてるのが贅の極みと心得た。

久しぶりの遠出山行。やっぱり札幌近辺の山とは全く趣きが違う。広大なのだ。気持ちがまろやかになる。今後も出来るだけ出かけよう。


キツリフネ

2006年08月02日 | 山行&スポーツ

昨日は利麿様のために、特別限定品のエゾトリカブトを探しに山を歩いた。
探しに行くと見つからないもので、意外なときに出会ったりするものだ。
マーフィーの法則(死語?)というものだろう。

その代りと言ってはなんだが、今回はキツリフネという花に会った。ツリフネソウ科の花とのことだ。1cmほどの可憐な花だ。「釣舟」というから利麿に無関係ではなさそう。

ところで、これは何でしょう??ピンも外れたし、変な形だけど。。。

正解は磁石。円い磁石の部分を外すと、カメラ用の一脚になります。

 

山頂で休んでいると、10分もしないうちに寒くなったので、登山者用のプレハブに入った。

私より5歳ほど年配のおじさんが一人やすんでいる。
同じコースを登ったらしい。元カメラマンだとのこと。
いわゆる山岳写真家というのではなく、救助隊か警察のカメラマンという感じだった。

その人によると、恵庭岳は登山禁止(一昨年9月の台風18号による)になったそう。倒木が激しく、道を塞いでいるため、恵庭山岳会としては安全を確保できない状態にあるそうだ。

この日は予報最高気温26℃とのことで、前回の轍を踏まないよう、がっちり長袖&長ズボン+虫除けスプレー&ハッカを、肌の露出部分に振りまいて出かけた。

これもマーフィーの法則で、涼しいし、風も強く、虫もいなかった。
過剰防衛という言葉がちらついた。

先の磁石の全体像。 登山用ステッキ兼一脚でした(^_^;)

 


まりもっこり & じゃがいもっこり

2006年05月25日 | 山行&スポーツ

今、札幌土産の代表はこれだ。「まりもっこり」と「じゃがいもっこり」。

 爽やかな天気に誘われて、3回目の藻岩山の登山。山頂のスカイホールお土産売り場に大量に陳列されている。

デジカメを忘れたので、携帯。画質はご勘弁 m(__)m

携帯のストラップだが、フィギュアの安藤美紀さんが使っていたということから、大ブレークした。だから今年の「流行り」だ。

まりもっこりが流行ったからか、新しくじゃがいもっこりも登場した。これも売れてるらしい。札幌にお越しの折りにはお土産のご参考に。

↑ まりもっこり(女の子用?)をアップ。4種類くらいあり、背丈は2cmもない。早速、娘に2個購入して、送った。振り返ってみれば、娘に手紙を書くなんてのは初めてのことだった。

ところで、ブラブラとお土産コーナーをうろついていると、何となく違和感を感じる。どこかからBGM。  なんだぁ? 

「なだそうそう」じゃねぇか。なんで、札幌に沖縄なんだぁ??!!しかも有線放送ならいざ知らず、下のカセット・テープレコーダーで流しているのだ。

ここは札幌の代表的観光名所の一つ。心してほしいものだ。


山歩き開始

2006年04月27日 | 山行&スポーツ

藻岩山に登った。いつもは1時間ほどで登る山だが、もっとかかった。しかも久しぶりなので、疲労もあったし、帰宅後の筋肉痛もあった。いと情けなし。

この山には5つの登り口がある。位置づけは「自然歩道」なので、入山届けは不要。

去年、スキー場コースで、滑って転倒、右肩鎖骨骨折 (泣) 今年は去年の轍を踏むわけにいかない。違うコースを慎重に、ゆっくりと踏みしめるように。しかし滑る。反射して右手が出る。激痛が走る。 

登山靴で登ったが、登り始めてから20分ほどしたら、歩道は雪。しかもシャーベット状。面倒なのでそのまま登りきった。

下りは軽アイゼンを着用。滑らなくなった。door to door で3時間半以上もかかった。

↑ 登山口に観音寺というお寺がある。この歩道、三十三観音が置いてある。左側のお地蔵さんは新しくなっている。

 

↑ このコース、去年の2月頃、登って以来だったので、馬の背と称するコルに、こんな営林局の看板が立てられていた。一昨年9月の台風で、この辺り一帯(10ha)の、特にトドマツが風倒木になったが、自然回復に任せる、というもの。樹種が豊富なことが理由で、大正10年に国の指定を受けた、この山の天然林。残念なことだ。スカスカ状態は、台風から1年半経っても変らない。

靴擦れまで起こし、踵がヒリヒリしたので、次回は長靴にしよう。道ももっと汚くなることだし。


散歩 4月23日 ②

2006年04月25日 | 山行&スポーツ

前日に続いて天気がいいので、また散歩に出かけた。前日より北側に位置する別の公園。

↑この公園内にある屋外スケートリンクで、1972年(昭和47年)2月、冬季オリンピックのメイン会場となったところ。五輪のマークにご注目。

↑こちらは屋内競技場。今年のトリノでは荒川静香さんが金メダルに輝いたが、この会場では、ジャネット・リン(USA)が、転倒しながらも金だったかな?可愛いいからだと、ネタミ半分で言う女性も多かった。私は男だから、言わなかった。

この日はなぜか、この会場目指して若い女性がぞろぞろと歩いていく。聞いたら「ゆず」のコンサートがあるとのこと。そう言えば、娘がファンだったなぁ。

↑ この公園を流れる川には、鮭が結構、大量に産卵のため遡上して来る。「さけ科学館」という小さな施設。人工孵化させた稚魚を放流するようなこともやっている。

話は変るが、札幌は扇状地である。2本の扇があって、そのうちの1本の扇の要の始まりはこの辺りである。私が当地に移り住んだ頃には、大学の構内や植物園ほか、いろんなところから水が湧き出ていたものだ。

この公園をくまなく散歩すると、5kmになる。冬、歩くスキーでのんびりと滑る(歩く?)のは気持ちがいい。また、この公園のドイツ・トウヒの木々は大好きだ。

この日もこの公園側から、前日、登った丘の展望所まで行き、2時間半の散歩を楽しむことができた。~~ちょっと、腰が痛い。歳かぁ(泣)


散歩 4月22日 ①

2006年04月24日 | 山行&スポーツ

花魁(おいらん)淵。近所にあるので、天気に誘われて、と言うか、そろそろ山の足慣らしのため、散歩に出かけた。

この川は写真の奥で左に蛇行する。そこが花魁淵と呼ばれる。崖の落差は約60m~70mか?南に位置する公園から散策道があり、上に登ると、道が縦横に走っている。

なぜか?~~(答え)この丘は、川に面した側は崖だが、裏側はなだらかな丘陵状態になっており、しばらく下りると住宅地が広がる。昭和40年代から開発が始まり、今ではびっしりと家が建っているから。

↑丘の上には展望所がある。河川敷は各所にあるが、汚れた雪で黒っぽくなっている。遠方の「イチャンコッペ山」にはタランボの群生地があって、5月下旬くらいに行くと、収穫できる。

↑多分、この丘の標高は120mほどだろう。それなのに、平地ではとっくに積雪ゼロだが、こんな感じである。これでは木々の葉っぱ、花の蕾なんか期待できるはずもない。

↑帰り道、丘の上から見えた橋から川を見下ろすと、雪堆積場から融け出した雪の塊が次から次へと流れて来る。この川はいずれ石狩川に合流し、日本海へ流れ出る。

開拓使時代、「すすきの」遊郭に連れられてきた遊女が、世を儚(ハカナ)んで飛び降りたという花魁淵。「すすきの」からここまで歩いて来るのは大変だったろうなぁ、などと、どうでもいいことを思いながら、のんびりとした散歩その1であった。所要時間2時間ちょうど。もう降雪はあっても、積雪はない。