それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

東野 圭吾 『秘 密』

2013年09月30日 | 再開(読書)

久しぶりの推理小説だった。
しかも、かなり古い時代(1985年以降の舞台設定)、
文庫本としては2001年初版の物語だ。

ただTVドラマにもなったし、薄っすらと聞き覚えがあって、
親近感から買い求めたのだった。

(あらすじはwiki pediaからお借りしました)

杉田平介は自動車部品メーカーで働く39歳。
妻・直子と11歳の娘・藻奈美との3人で暮らしていた。

1985年冬、直子の実家に行くために、直子と藻奈美の2人が乗ったスキーバスが
崖から転落してしまう。直子と藻奈美は病院に運ばれたものの、
直子は死亡してしまい、藻奈美は一時は回復不能といわれたにもかかわらず、
奇跡的に助かる。しかしそれは、仮死状態になった娘・藻奈美の身体に、
死んでしまった妻・直子の魂が宿っていたのだった。
藻奈美の身体に宿った直子に、平介は戸惑いながらも周囲には
決してバレないように生活する。

やがて月日はたち、娘の身体に宿った妻との生活に、次第に心のずれが生じてくる。
そして直子は、医学部を目指して進学校とされる高校を受験し、見事合格する。
奇妙な二人の生活が限界を迎えたある日、
長らく消えていた藻奈美の意識が再びあらわれる……。


時代が古いので、携帯やスマホの時代に住む我々には、ちょっと
ピンとこない部分もあるが、殺人モノの推理小説と違って、
妻や娘の心情を細かく分析した手法は、さすが東野 圭吾だなと感じさせる。

もともと現実にはあり得ない設定なので、安心して読めた。

 


今年はやけに早い『クマ出没』

2013年09月28日 | 再開(雑記)

近隣でのヒグマの出没が例年より早くなっている。
札幌ではどうしても南区に出没する傾向が高い。山があるからだ。

24日に見つけられて、以後、毎日発見の通報がある。
昨日、コグマが一頭駆除されたが、親グマも発見されているようなので、
近所の人たちはむしろ恐怖が増しているのではないか。

発見現場は豊平川を中心にした藪の中が多いようだ。
このため、連町と商店街組合の共催で実施した夏祭りの会場、
藻南公園は立ち入り禁止となった。

ボクの散歩コースでもあるので、困ってしまう。
家の前を朝夕、集団登下校する小学生を見るにつけ緊迫感を
直に感じてしまう。

今年はミズナラの木に生るドングリが不作のためクマが里に下りてくる、
との専門家の見解だが、ボクに言わせれば『新世代クマ』の出現だと
思っている。 以前のクマは人を恐れて、攻撃されない限り、
自ら人に手を出すことはなかったし、鈴や爆竹などで人の存在を
知らせれば、遠ざかっていく、というものだった。

今のクマ、とりわけ若グマは、住宅地が里山にまで伸びている状況で
どうしても人やゴミステーション、コンポストなどに慣れる機会が多い。

そんなわけで「出没多発」ということになるのだと思っている。
動物愛護に反対するつもりはないが、北海道は世界一『クマ密度』が
高い地域だ。人とクマとが共存共栄するのが理想なのだが、
こうして恐怖を与える存在では、やはり駆除をどんどん進めるべきだと思う。

 


長男坊の新車

2013年09月23日 | 再開(雑記)



今日は秋のお彼岸の日。 3連休の最終日に当たるが、霊園周辺は車の大渋滞に
なること必至。 んで、昨日のうちにお参りを済ませてしまった。

家内の家のお墓は新しいのだが、ボクの家の墓は平成4年に建ててから
21年が経過。 誰も入ってないので、ここ数年、行ったこともなかったが、
同じ霊園のこと、見るだけ見に行った。

思ってたとおり、だいぶ汚れが目立つ。雑草なんかも生えていて、
これはまずいなぁ。 一度、掃除に来ないと隣の墓なんかに「景観」の面で
ご迷惑をかけてしまう。 

お彼岸はともあれ、長男坊が新車が納車になったからと行って、
一家でやって来た。 いままではホンダの逆輸入車(アメリカ製造)に
乗ってたのだが、初めてマツダ車(CX-5)にしたという。

近所を30分ほど試乗させてもらった。
ディーゼルの2200ccということだが、ディーゼルにかつてあったような、
発進、加速がのろのろ、音がうるさい、なんてこともなく、ガソリン車と
変らない。 アイドリング時、自動的にエンジンが切れるなど、
ターボなのだが、停めてからしばらくはエンジンを動かさないということも
必要ないという。 すっかり時代は変ったものだ。

息子とは言え、新車を見ると欲しくなるが、そこは年金生活。
イージーな気持ちで買うわけにはいかない。

 

 


パークゴルフ大会

2013年09月21日 | 再開(地域と地域活動)

爽やかで、気温も風もちょうど良い感じの今日、恒例の連合町内会主催の
パークゴルフ大会が開催。時間帯によって、半袖ではやや寒さがあり、
長袖ではやや暑いかな、という日だった。

絶好の条件のもと、118名、30チームの編成でいっせいにスタート。
9時開会式、9時半スタート。36ホール(2ラウンド)で競う。


コースは真駒内の駒岡にある。クラブハウスで。


8時半ころの受付


スタート

町内会単位の団体戦と個人戦(男性と女性の別あり)があるが、
今年は事務局の女性がExcelで作ったソフトに、結果を入力、出力して
正確性を期した。


事務局にあるパソコンとプリンタを持ち込んで使用する。


表彰式の様子

スコアの過少申告が5件もあり、折角の日和だったので残念な結果だった。
そのため、集計がうまくいかず、やや時間がかかったのも悔やまれる。

午後2時半ころに帰宅。すぐにまた事務局に行って、今日の会計についての
〆をやったのだが、終了したのが5時過ぎで、朝の7時半から終日、
忙しさを感じた一日だった。

父のことが心配なのだが、そうも言っていられない。
こういうときに困るのだが、どうしようもない。
やきもきしてるのだが、逆に気晴らしできたと考えればいい。

 


インドカリーの店 アマン と 三井アウトレットへ

2013年09月18日 | 再開(雑記)

今日は午前中、秋祭りの後始末(未払い先への支払い、決算等)をやって、
夕方の連町会議まで午後が空いていたので、前から気になっていた
『インドカリー アマン』で昼食と、北広島の三井アウトレットに
買い物のため出かけた。

幸い、昨日から台風18号が去って、天気もよく、家内と娘と3人で
帰宅5時までゆっくりとしてきた。

アマンの店は去年の夏、石山東から近所に移転してきたカレー専門店。
商店街振興組合に加盟して、8月の「もいわ夏まつり」の役員と
スタッフの昼食を作ってくれた店。

アマンは経営者の名前。インド人で、もう一人のインド人と二人で
切り盛りしているようだ。注文してから作るので、ちょっと待たされるが、
待たされる価値は充分だった。 まいうー!!

ランチセット880円で、ライスかナンのどちらかを選ぶ。
国道230号沿い、中心部から向かって右。
 ユニクロ等のパワーセンター向かいにある。


一軒家の店。前は何屋さんだったか覚えていない。


ライスは家内が。


ナンはボクと娘。大き過ぎて娘には全部は食べきれない。

その足で行ったのはアウトレットモール。


平日のため、空いていた。


赤ちゃんが生まれたら、まず必要なこの店、コンビ。


ベビーベッド用の布団12点セット。

何店入居してるのか知らないが、とにかく多い。足が棒になるって、このことか。
家内と娘にカバンとワンピースを買ってあげて、財布の中がほとんど無くなった。

 


神社 秋季例大祭 & 御輿

2013年09月15日 | 再開(地域と地域活動)

藻岩神社の秋のお祭りが9月14日(土)~15日(日)の2日間、催行された。
初日の宵宮祭はなんとか天気が持ってくれて、無事終了。
特に、夜になっても気温が高く、寒くなかったのが幸いして、
1,000人ほどの観客が来てくれたのではないか。

この日、15日の本祭りの御輿渡御のための御輿設営もやった。
宵宮祭だからカラオケ大会その他イベントがあった。

家を出たのは午後2時、帰宅は午後8時半。
父と母の病院に顔を出して、会計の仕事の準備をしたので、
一日中、忙しかったような気がする。


14日、御輿の準備完了

15日の朝、ボクとしては早めに目が覚めた。5時45分。
8時に神社到着。驚く事件が勃発していた。

この賽銭箱。 深夜に何者かによって4本の横木が切り落とされていた。
この補修に何ん十万円か、かかるだろう。
要は賽銭泥棒なのだが、悪質だ。防犯灯が逆に手助けとなったのかも。
被害額は不明だがせいぜい2万円程度だろう。

さらに御輿渡御だが、秋雨前線による強い雨が夜中から降り続く。
止むを得ず、御輿4台は渡御中止となった。
子ども御輿135人、その保護者と大人御輿40名(大人合計165人)、
総勢300人の御輿だったのだが、中止となっても弁当代はかかるし、その他
諸々の経費がかかる。 御輿の賽銭はゼロ。
実施できると40万円ほどの賽銭が入るが、去年と2年連続の雨で手痛い
収入減少になる。 会計としては悲鳴をあげるほどの損害だ。

直会では、余った弁当類や子どもにあげるつもりのお土産のお菓子類などが
関係役員に配られた。仕方ないがこんなことは初めてだ。

明治29年9月15日創建、今年で117年という神社。
なかなかうまくいかないもんだ。

そんなこんなで終わった秋祭り。
今年の資金繰りはどうなるのか、不安いっぱい。

ま、なるようにしかならないと思うしかない。

 


父の手術 成功!!

2013年09月13日 | 再開(雑記)

腹部大動脈瘤の治療で、ステントグラフトを血管に3本埋め込める手術に臨んだ父92歳。
入院は10日だったが手術は今日に変更となり、朝9時からということで、
家内とボクは8時半に病院に着いた。

手術終了は午後0時35分。3時間半以上かかったことになる。
待つ間は持参の文庫本を読む以外、何もすることなく、退屈だったなぁ。
医師から聞かされていたのは、2~3時間で終わるということだったので、
12時を過ぎても上がってこないので不安が生じた。

それでも医師から事前の説明があったとおり、全部うまくいきました、との
術後の説明でホッとした次第。すぐにICUに入ったが、我々も入れてもらい、
本人と10分間だけという条件で面談できた。

元気なようで安心。よく喋る。緊張していたのが分かる。
しかし、軍隊を経験した人は身も心も強いなぁと改めて知らされた。

帰り道、母の病院に寄って経過説明。
涙しながら喜んでいた。


デイルームから東方向


同じく北東方向


同じく南方面 藻岩山と右手札幌医大病院が見える
この辺りは総合病院が集中している

 


長女の里帰り~~婿君と二人で来たる 

2013年09月11日 | 再開(孫)

父が入院したのは10日の午前。
その10日の午後に長女が膨れたお腹を抱えて、婿さんに付き添われて
やって来た。 当地で出産のためだ。

予定日は11月4日。あと2ヶ月を切った。お腹も体重も2~3kg増えてるらしい。
婿君は昨晩、1泊して10時半ころのバスで帰る。
バスは近所の大型ホテル始発で新千歳着は11時半ころだろう。

とにかくあと2ヶ月。風邪など引かないように注意して元気な子を産んで欲しいものだ。

 

 11月の初めころ、長男のお嫁さんも来るだろう。
2歳と10ヶ月の孫のお守りが大変だろう。
父も手術がうまく行っても、しばらくは我が家で、
ということになる。 出来るだけ協力するが、家内の負担は
相当なものになる。 頑張ってもらうしかないかな・・・・

 


父、再手術のため入院

2013年09月10日 | 再開(健康)

お盆が終わったころから、父の血圧が上がっていた。
上が170を超える時間帯もあった。

去年の1月にも同じく血圧が高くなって、腹部大動脈瘤が僅かに
破れて倒れ意識が飛んだまま、救急車でNTT病院に搬送されて手術を受けた。
たまたま父はその日、我が家に泊まっていた朝だったので、一命を取りとめた、
と言ってもいいくらいのタイミングだった。平日で、いつもの先生も勤務していたから
直ちに手術・入院となったのだが。。。

4年ほど前、大動脈瘤と大腸癌が発見されて、両方とも続けて
手術を実施。 癌のほうは切除したので、歳も歳だし転移はないようだ。
大動脈瘤の方は3度手術(ステント挿入)を実施したが、1回目と3回目のがちょっとなぁ。

そんなんで、3ヶ月に1回はCTで瘤の大きさを検査してきたが、小さくなるどころか、
僅かだがジワジワと大きくなっている。 それならサッサとステントを埋め込む手術を
もう1回すればいいじゃないか、となるのだが、
① 過去の経緯と  ② 年齢が年齢なので、手術になんらかの瑕疵があれば、
寝た切りになる恐れがある、という理由で、遠慮してきた。
担当医も過去の失敗を気にして、「再手術すべきだ」とは言わない。

しかし、原因不明だが今回、血圧が上昇したことと、
かかり付け医師の強い薦めがあったこととで、再手術を決断した。

幸い、血圧の方は、かかり付け医から降圧剤をもらい、
120~70くらいまで下がり、安定している。


入院する病院


外来受付


料金支払い・入院受付

結局、入院は本日9月10日、手術9月12日、退院9月20日前後ということになった次第。

今度こそ中途半端にならず、完全に治癒してほしい。
身体能力の方はまだかなりある、と思えるし、だからこそ
かかり付け医師が強く薦めたのだと思う。

 


敬老会~~ちょっと変でないかなぁ?

2013年09月07日 | 再開(地域と地域活動)

9月7日の日中に、単位町内会主催の敬老会が開催された。
去年まで開会の挨拶を頼まれて、渋々、引き受けていた。

しかしご案内のとおり、ボクもすでに公的にも「老人」となった。
その老人が他の老人たちの前で、お祝いの挨拶をするというのは、
どう考えても変だ。老人でない人が敬老会でお祝いの言葉をいうのが正しい。

先日、地元テレビ局で報じていたが、札幌市内の女子高生が町内会の
役員になって、斬新なアイディアを次々と打ち出して、評判がいいとのことだ。
この話を受けてのことなのか分からないが、今朝の朝刊には2人目、3人目の
高校生が役員を志望して来ているという。真にありがたいことだ。

そんな孫みたいな役員が挨拶するんなら、有り難味があると思う。
老人では挨拶はもちろん、出席すること自体が矛盾しているのではないか?

ただ現実的には、まだまだ町内会の役員を引き受ける人は少ない
(ほとんどいない)し、引き受け手も老人ばかり。)
だから仕方なく出席することになる。
「老人」としてではなく、「町内会役員」として。


↑ ホントはこれくらいの年齢なのに


↑ こんな感じの人たちの長寿を祝う。

 


もいわ夏まつり 会計監査

2013年09月05日 | 再開(地域と地域活動)

先月の8月4日に連合町内会と商店街組合との共催で開催した「もいわ夏まつり」の決算が
まとまった。 収支決算そのものは商店街組合の事務局がやることになっており、
その会計監査をボクが担当する。

もともと、このお祭りで儲けようという意図はないが、赤字にはしたくない。
さはさりながら、1万3千人もの集客があった割には、黒字だが収支の幅が少な過ぎる。
この日は見事な快晴の好天だった。雨が降ったら赤字は必至。
雨対策を講じないと、祭りの将来に向けた展望は望み薄なのではないか?

会計は内容的にしっかりしたもので、2時間ほどで終了。
会計監査報告会は今月下旬。


そのほかの地域活動としては、町内会の敬老会、連町のパークゴルフ大会、
神社の宵宮祭と例大祭・御輿渡御などが目白押しで、忙しい。

 
(当日の写真)

 


市の「とくとく健診」を受診

2013年09月04日 | 再開(健康)

どこの市町村でもやっていると思うが、40歳から74歳までの国民健康保険の加入者を
対象にした「特定健診」、今日受診してきた。

市ではこの「特定健診」のことを「とくとく健診」と呼んでいる。
特定健診は普通の内科、町医者などでも受診できるが、ボクが
今日、受診したのは「住民集団健診」というもので、
年に1回、地域の公共施設などで実施する健診で、民間医と比べて
料金が半額程度と安いため「とくとく」と呼ぶのだろう。

因みに支払額はちょうど1,000円。

検査の種類は、問診、血圧、レントゲン(肺炎)、血液検査、尿検査程度で、
それに大腸癌の検査もしてもらうことにした。

他に胃癌、心電図、貧血、血液検査項目の追加など有料のものがあるが、
特に胃癌はピロリ菌の除去をやって、かかりつけ医で3年に1回の
インタバルでピロリ菌がいないことを確認しているので、受けていない。
(胃癌で亡くなる人の8割がピロリ菌の保菌者という)

「住民集団健康診査」だというのに、この空き具合。
9時から11時までということで、ボクは10時過ぎに行ったのだが、
レントゲンの番号を見たら46番だった。100人は来ないだろうなぁ。

外にはレントゲン車とバリウム車(両方ともにバスの大きさ)が控えている。
何となくもったいない感じがする。

でも、この種の健康診査は損得勘定で判断すべきでない。
あくまで発症の早期発見が目的だからね。

 


【半沢 直樹】 パート Ⅱ (池井戸 潤 原作)

2013年09月02日 | 再開(読書)

前回の記事で、半沢 直樹(【オレたちバブル入行組】)という本を紹介し、
テレビでは第Ⅱ部みたいなのがあって、前回から放映が始まっているが、
この本は第Ⅰ部で完結している。
と書いたが、よく調べてみると、このタイトル【オレたち花のバブル組】という
本が別に出されていることに気が付いた。

こっちのが、第Ⅱ部に該当する小説なんだ。
テレビは連続もの、タイトルも【半沢 直樹】オンリーだが、小説の方は
2冊あって上巻と下巻の区別もなく、タイトルも異なるのだ。
それだもん、混乱するのは当然至極であろう。

この小説についても、中身はテレビをご覧願うこととしたい。
まだ買ってきたばかりで、半分も読んでいないので何とも言えないが、
最初の部分は、金融庁検査(以前は大蔵省検査、別名クラケン)から始まる。

印象としては、「上巻」と同じく、非現実的で誇張も多く、
その意味では「まさかぁ!!」とか「そんなバカなぁ!!」と
思ってしまうが、面白さとしては衝撃的だ。

読後感でなく、「中途」読後感になってしまうが、勘違いを
早く改めたく、記事にした次第。