5月30日(平日)、近所だが安いということで、当老人会では温泉ではないが駒岡保養センターへ行くこととした。
温泉でないのに温浴施設があるというのには理由がある。このセンターは札幌市駒岡清掃工場という、いわばゴミ焼却場の付属施設のようなもので、廃熱を熱源として大浴場があるということだ。もちろん工場も保養施設も市の施設。
(写真はお借りしました)
巨大な工場なので、すぐ側からは写真が撮れない。山歩きで札幌近郊の山々を登っていたころ、どこの山の頂からでもこの赤と白の煙突が見える。
当町内会のテリトリー内にある地区センターと保養センターの送迎バスで片道10分とかからない。当会加入の会員は43名だが、そのうち28名が参加。男10、女18。
バスの送迎+入浴+食事+α(カラオケ、やりたい人は麻雀やビリヤードまで)で一人2,200円。我々だけの利用ではなく、平日のことで北区のあいの里辺りの老人会まで来ている。片道1時間はかかるだろう。
とにかく老人会の「巣窟」のイメージ。フロント辺りでは多くの老人が行きかう。
大浴場といってもカランは15個くらいしかないので、一挙に入って20人くらいが限界。だからグループごとに5人くらいずつにしてほしいと言われる。もちろん障害のある人のための洗い場(カラン)も何個かある。
これと言って特別なものはないが、フキの味噌和えが季節を感じて美味かった。
部屋は1階の中広間というとこ。中広間とは言え、老人会には畳の部屋はダメだから、椅子にテーブルを入れると狭い。
こうして2列が2列で、移動するには体をよじったり、横にしたりして歩くしかない。
基本的に当会は行き先の「団体様お一人〇〇円」という金額は自己負担してもらっている。会からの補助は出していない。したがって会からの支出はアルコール類、飲み物(ジュース)、お金がかかる場合のカラオケ、パークゴルフの入場料、傷害保険(死亡時300万円またはケガの度合いによる通院、入院費)である。
今回の会の負担は合計約15千円だった。年寄りばかりなので酒類も少なくて済むし、食事も細いので、立派なのは要らない、経済的である。
売店もあって、お土産にギョウジャニンニク味噌というのを買った。帰宅してからよく見たら旭川で作られたものだった。