それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

「納棺夫日記」

2008年11月27日 | 雑記

納棺夫日記』を読んだ。

本の帯びに、「本木雅弘さんが、この「納棺夫日記」に感動して、
映画「おくりびと」が誕生しました。」とある。

また、『掌に受ければ瞬く間に水になってしまうみぞれ。日本海の鉛色
の空から、そのみぞれが降るなか著者は死者を棺に納める仕事を続けて
きた。一見、顔をそむけたくなる風景に対峙しながら、著者は宮沢
賢治や親鸞に導かれるかのように「光」を見出す。「生と死を考えるため
に読み継がれてほしい一冊』と解説にある。

正直なところ、かなり難解の部分もあり、やや手こずったが改めて、
知らされることもあり、最近の本としては読み応えあるものであった。

映画もみていたので、生々しい現場間隔を確認したこともいい。

親子であろうと、仲のいい家族であろうと、病気になったり、
他界するようなときは、その人個人の問題であって、
「他人」には関係ないのだと、知らされた。


 


いよいよ忘年会シーズン

2008年11月27日 | 地域活動

昨日は、単位町内会の忘年会があった。
11月だというのに、まだ気分も出ない。

それでも、料理やお酒が出てくればその気になるのは不思議である。
一次会でそれなりに酔っ払って、テンパイ状態なのに、二次会もあった。

今後、連合町内会、藻岩神社、地区センターなどとつづく。
酒も程ほどにしないと、珍しく二日酔いの感じ。

時間が長かったからなぁ。6時半開始で、二次会終了は11時過ぎ。
これだけの時間だもん、相当量のお酒が胃袋に。

年が明ければまた新年会の連続。
忘年会も新年会も、去年がそうだったからという理由で
毎年、変わりようがない。
神社の会計もしているので、今年から正月3日はないものと、
覚悟をしている。

これから2ヶ月ほど、飲み過ぎないように気をつけないと、
アル中になって倒れることになる。

地域の町内会。ここが一番の「地域」であって、人的交流の
一番の大切な絆でもある。大事にして行こうと思う。

楽しい5時間であった。

 


耳管狭窄症

2008年11月27日 | 雑記

11月に入ってから、耳の調子が悪い。
近所の耳鼻科で診てもらったら耳管開放症というのだ。

町医者では、この病気は治療が出来ないので、
大病院に行ってください、とのこと。

仕方なく北海道社会保険中央病院に行ってきた。
いろいろと検査をしてわかったのは「開放症」ではなく、
「狭窄症」ということだ。

どっちでもいいけど、自分の声が鼓膜を刺激して、ぼぁ~~っと、
聞こえるのだ。下を向くと一時的に治る。それでも一日、こんな状態では
感じが悪いったらありゃしない。イライラもする。

初診で行って、鼻から細い管を入れ、何か薬を注入したら、ピタッと
治った。さすがに大病院だけある。聴力検査も防音が完全な部屋で
する。やはり、左耳が聴力低下を起こしている。

あと1回、通院すればなおるだろう。

 


父の肺炎

2008年11月16日 | 雑記

一週間で治りました。

40度近い熱を出して病院へ行ったら、「肺炎」との診断。
しかし、解熱剤と抗生物質を1週間ほど飲んでいたら、
熱は平熱にもどり、炎症反応もなくなり、レントゲンの結果も
ほとんど消滅したので、ほぼ治ったということで、
ホッとしている。

なにしろ、高齢者の場合、肺炎は「天敵」。
これでまた、毎日の母の病院通いを再開できます。

母のほうは、10月21日に様態急変し、まだベッドに寝たきりの状態が
続いているが、食事を摂ることも可能になって、僅かながら
様態は改善方向にむかっている。

しかし、ほぼ1ヶ月も寝たきりなので、体力の方は相当程度、
落ちたであろうし、リハビリはまた一からやり直しということに
なるだろう。こうして基本的には、段々と体力が衰えていくことになり、
その日を迎えることになるだろう。ボケも進行しているし。

悲しいことではあるが、病院にいるので、先生や看護師にお任せする
しか方法はない。真綿で首を絞められる思いだが、これもまた、
致し方ない。


 


『達者でポックリ』を読んで

2008年11月12日 | 雑記

帯津 良一という現役の院長さんが書いた本である。
年寄り向けの本なので、字が大きい。

その帯に書いている。『人間にはちょうどよい「死に時」がある。寝たきり
や要介護、認知症で周囲に迷惑をかけることなく、最期までげんきに
楽しく生きるにはどうしたらいいのか?名医が本音で語る、死を見据えた
「攻めの養生」のすすめ。』

「達者でポックリ」のための12か条というのがある。

  1. できるだけ歩く
  2. 気功を身につける
  3. 旬のもの、地場のものを食べる
  4. 好きなものを少し食べる
  5. 酒をたしなむ
  6. 早寝早起き
  7. いつも希望とときめきを
  8. 生きるかなしみ(旅情)をかみしめる~~本来人間はかなしくさびしい存在であると心に命じる
  9. この世は品性を磨くための道場と心得る
  10. 折に触れ死を想う
  11. わが弱点をサプリメントで補う
  12. いい場に身を置く~~生命のエネルギーに満ち溢れた人に会う

    最近、この種の本が多くなった。はっきり言ってジジむさいが、
    60歳になると、こうも違うものなのか?と少しガッカリ。

    『親を元気に育てれば、老後も安心です』なんてタイトルの本や、
    『本当の若年性アルツハイマー』なんてのも読んでいる。

    9月に新潟で還暦のお祓いをしてから富に老け込んだように想う。
    中学の同級会でのことだったが、夜の話題は健康に関する
    話が多かった。

    そういう話を聞いたり喋ったりしていると、同化するのだろう。


先生からの葉書

2008年11月08日 | 雑記

英国にいたのは30年以上前の20歳代だった。
その頃、英語の個人レッスンを受けていた先生から葉書が届いた。

Dear, Shin, I have been meaning to drop you a line for ages, knowing
your interest in finance (ofcourse!) & hoping it wasn't affecting your
personal circumstances too much.  I recall your feeling me once in
our conversation lessonns, that if a recession is on the way, nothing
can be done to stop it, only to deal with it.

I hope yourself & family are well & happy (except regarding my words
above) & that your parents are in as good health as may be at our age~~
I'm 82 in Nov.  I had a fall backwards down an escalator in Aug. 
My cellar bone has headed but I don't feel very sharp. Regards.

翻訳はお任せします。しかし、82歳でエスカレーターでこけて背中
打っても、そんなに痛くはないと言うのは立派。

ボクが金融関係にいたので、このたびの金融恐慌の影響を
受けてないか心配して、30年経っても葉書をくれるのは嬉しいことだ。

今年こそ、ちゃんとした時期に、間に合うようクリスマスカードを
出さなくてはならないと思う。

 


市民講座のある日

2008年11月07日 | 雑記

大学の市民講座は木曜日の6時半から8時半までとなっている。
せっかく街に出かけるのだから、早めに自宅を出て、映画でも観ようという
気になる。

今日は【レッドクリフ】を観た。
「三国志」を映画化したものだ。面白くないわけでないのだが、なぜか
眠くて、うとうとしていたので、細かな筋書きはよく理解できなかった。

PARTⅠなのでPARTⅡは来年の4月公開だそうだ。
来年も観に行くかどうかはビミョーだが、水軍の戦いなので面白そう。

市民講座のほうは【拓銀破綻から10年を経て】ー地域再生と金融の
役割ー の第2回目。最近のサブプライム問題も少し含めての話
なので、それなりに面白いが、知識の整理が出来た程度である。

来週の最終講での、未来に向けての地域金融のあり方に期待したい。

 


タイヤ交換

2008年11月06日 | 雑記

昨日、札幌に初雪が降った。
平年は10月27日というから、今年はちょうど1週間遅い。

したがって近辺の紅葉は完全に終わっているが、我が家の玄関前の
ドウダンツツジは今が紅葉真っ盛り。
昨日はこの上に初雪が積もり、キレイだったが、寒くて写真を
撮りそびれてしまった^_^;

今日は意を決して早々にタイヤ交換をした。
「意を決して」というのは、年のせいで、力がなくなってきているからだ。

フィットネス・ジムに行こうかと思っていたのだが、
タイヤ交換に要する体力はジム以上なので、やめた。

体力と言えば、連合町内会事務所に詰めていると、
隣の大ホールで体力測定をやっているという。

終了時刻が近づいていたので、興味のある「体組成」と「骨密度」の
2つだけやってみた。

結果、体脂肪率~標準、BMI~肥満度1、内臓脂肪レベル~やや過剰、
筋肉量~多い、基礎代謝レベル~標準、体脂肪率と筋肉量による体型
判定~標準、骨密度~5段階評価の最上位の1  と出た。

要するに全体としてはいいが、内臓脂肪を減らす必要があるということ。

想像していたとおり。とにかくスイカ腹をなんとかせにゃあかんでぇ。

 


弘前の旅

2008年11月04日 | 雑記

この連休に2泊3日で弘前へ行った。

弘前と言えば、弘前城。(&ねぷた祭り&りんご)

大学3年生になる娘は4歳からピアノを始めた。今でも学校ではもちろん、
ヤマハのピアノ教室に通っているのだ。その執念たるや恐るべし。

そんなんで、11月2日の連休中日に発表会があるというので、
娘可愛いさに、行かないという家内を札幌に残して、出かけた。

曲はドビュッシーの【水の反映】。
水の情景を表現する退屈な曲だが、それなりのレベルらしい。

発表会は素人のボクが聴く限り、上の中といったところか。
ちょっと、ピッチが遅い感じであったから、満点というわけにいかない。

本人はそれ以上に不満はあったようだが、一応、百人ちかい
聴衆もいることだし、緊張もしただろう。

発表会が終了したのは1時ころ。
そのあと、2人でランチして、弘前城へ。
ちょうど、菊と紅葉祭り開催中。生憎の雨だったが、それだけに
しっとりとした感じがよく出ていて、見事な菊には驚かされた。

この時期に限り「特別な船」がお堀に浮かんでいる。

↑「桜田門外の変」とのことだ。

夕ご飯は2人とも一杯やりたくて、割烹風の郷土料理屋で。
話題の中心は「就職活動」

本人の言い分を聞いて、先輩としてアドバイスも。
2泊3日とは言え、初日と最終日は単なる移動日。
この日は朝から一日、楽しく、思い出に残る日になった。

一日中、娘と過ごしたというのは記憶に無い。
それだけ貴重な一日であったと思いたい。

津軽名物「けの汁」、ホタテ、津軽漬などが並ぶ。

 

このお酒、地元・弘前のお酒で、「じょっぱり」(強情っぱり)という酒の
特別純米酒とある【弘前物語】

喉越しが良く、特徴はないが、すいすいといけてしまう。
娘と軽く4合瓶を空けてしまった。いい酒です。