早いもので、もう4月の下旬に入った。そろそろゴールデンウィークGWも近い。
緊急事態宣言が大阪に出されるとか東京にも、などと物騒な世の中になって1年以上が経つ。しかし、子どもや若い人を中心に感染が広がって、留まるところを知らない勢いで、拡大しているのを知るにつけ、家の中に籠っていたいところだが、特に北海道は雪の世界から花の世界に一気に変わる時期なのだ。
このGWも観光地中心に人の流れはごった返すんだろうなぁ。
今年はGWの最終日はこどもの日、端午の節句だ。
今朝、AEON(イオン)に行ったら、鎧兜がずら~っと並んでいた。
私たちに、長男の男子が生まれたとき、両親から富山県産の兜をもらった。産地は鋳物の製造に長けていると評判らしく、ずっしりと重くて、立派なものだった。私には男孫4人いて、その男親2人、計6人の男がいながら、誰一人としてその兜を欲しがらず、納戸に仕舞いっぱなしになっている。
雛人形と違って、華やかさに欠ける。だから虫干しもしない。納戸の肥やし?になり果てる。もちろん、私の次男にできた娘(そろそろ3歳か?)のための雛人形もあるのだが、引き取りを遠慮されて、私宅の納戸に眠っている。それでいて唯一の女の孫には、先方の親御さんが新品を誂えてくれた。
一体、この家は、家族のための倉庫、物置なのかと、苛立ちを感じることがある。
さらに、うちには2014年に亡くなった母が趣味で作った、小さめの兜がある。これにも誰一人として関心を示さない。
趣味の延長で、こんなものまであるのだ。
ついでなので、お話しておきたいのだが、こちらは母の趣味ではないが、能登半島の加賀屋旅館に会議があって仕事で宿泊した際、お土産として帰札してから送られてきた加賀人形。もちろん、旅館とは関係はないが、会議の主催者が送ってきたものなのだ。
なかなか可愛い人形だと思っている。
うちには10畳の和室が一つしかない。なかなか飾るスペースに困るのだが、もうこの歳になって、もらうこともなかろうと思う。