それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

安産祈願お守り   北海道神宮へ

2013年06月28日 | 再開(孫♂)

お昼頃から青空となり、気温も20℃ほどで、空気も澄んでいて爽やかなので、
家内と二人、安産のお守り(授与品とも言う)を求めて北海道神宮に行った。

お嫁さんと娘なので2個、参拝後に購入。
北海道神宮は北海道総鎮守で、広大な境内を持ち、神社本庁の出先も
あるようだ。 行ったとき、祈祷をしてもらっている人がいて、宮司さんではないと
思うが、神主さんたちが祝詞をあげ、雅楽を奏しており、巫女さんたちが舞っていた。

北海道では珍しい杉の木々が敷地内から天を突くように林立し、比較的に
中心部にありながら、フィトンチッドたっぷり、荘厳な雰囲気が漂っている。

藻岩神社では授与品販売は正月のみ、となっているので
札幌諏訪神社もいいけど、どうせなら一の宮の方が霊験新たかなのではと、
出かけたというわけだ。


記念のスタンプ

そう言えば、札幌祭りというのがあって、6月15日が大祭で、札幌中心部を北海道神宮の
神輿が練り歩き、山車が何台も出る。 中島公園には屋台(露店)が建ち並び、
何万人ではきかないほどの人出がある。 日本人はお祭りが大好きなんだねぇ。


お守りは箱入り・封でとめてあるので、現物は開いてのお楽しみ。

帰宅途中に、札幌ではかなり有名なケーキ店があって、ここの
シュークリームがカスタードだけど美味しいとのことで、
買って帰った。ボクは生クリーム派だけど、カスタードでも
十分うまかった。


1個105円とコスト・パフォーマンスはリーズナブルだ。

 

 


花フェスタ

2013年06月26日 | 再開(雑記)

先般、記事にしたが、北1西5にある免許更新センターに出かけた。
ゴールドなので1時間で終了。更新手続き(写真撮ったり、申請書を書いたり)に30分
ほどかかるので、更新時講習の30分を含めて1時間だ。

終了はちょうど12時だった。すぐ傍の大通公園の4丁目から7丁目にかけて、
【花フェスタ】が開催されていて、露店も出ている。何か食べて帰ろうと、フェスタに行った。

会場から外れた3丁目ではJAZZのコンサートが開かれていた。

名物のとうきびも。まだ地元産ではないが。

花の名前も分からないので、今日はコメントを抑えました。

 


今月の孫 & 父の日

2013年06月25日 | 再開(孫♂)

毎年、父の日には子どもたちが集まって、何だかんだと【宴会】をしたり、
外食を楽しんだり、プレゼントを貰ったりする、というのが通例の我が家だった。
今年の父の日は6月16日(先週の日曜日)。 その日は、ボク等夫婦はご紹介したとおり、
青森県の下北半島、恐山、津軽半島、竜飛岬等々の2泊3日のツアーに行って不在だった。

娘からは14日頃にプレゼントを送ってきたが、息子には、何だか気恥ずかしいから、
今年からそれは止めてくれ、と事前に申し渡しておいた。

だからということでもないが、この23日の日曜日に、我が家で宴会のみ実施ということで
皆が集まることになった。ただし、娘は関東圏の日本一暑い街にいて、
妊娠もしているので、簡単にはこんなことで、出かけては来れない。

お嫁さんは妊娠6ヶ月。 それでも長男が勤める市役所のグループで、
昨日から今朝にかけて、支笏湖・美笛(びふえ)オートキャンプ場で大型の
テントを借りて泊まってきたとのことだ。この日は結構寒い日。支笏湖畔なら
尚一層、朝方は冷えたのではないか? でも若いからね。
自分もそうだったから。。。

長男夫婦と孫、次男坊が来てくれて、合計頭数(あたま)では6人の宴会となった。


この肉は、先般、北大時代の同ゼミの友人がオホーツク方面で
精肉店を経営している関係で、
我が家に遊びに来たときのお土産。
そりゃそうだ、肉屋さんが超一級というのだから、上手いことこの上ない。
これだけで6,000円だか8,000円するのだそうだ。
ヒ、ヒぇ~~ すき焼きでそんなにするの?


700gほどが残っていたので、すき焼きにした。
柔らかくて、我が家のすき焼きでは、過去を通して一番の感じ。


右が次男、孫を挟んで左がお嫁さん

美味しいものを食べると会話も弾む。ビールはサッポロビールのクラシック
(サッポロビールでは、クラシックが一番美味しい 一回、試しに飲んでみてください)


次男は独身だが、【甥っ子】をよく可愛がるので、じい様としては、誠に助かる存在だ。
何しろ孫は重くて、10分と抱っこしてられないので。孫も「おじちゃん、おじちゃん」と
よくなついている。おじちゃんも独身なのに、よく可愛がる。~~相方がいるようなのに、
おくびにも出さず、話を紛らわすのは困ったものだ。
【おじいちゃん】と【おじちゃん】の区別も言葉で出来るようになった。


自宅より100mほどのところにある児童公園。
キッズコーナーもあって、幼時向けにはぴったり。
2歳と半年になったが、毎月、日に日に言葉や動作が大人びてくる。

子どもの成長は早いもんだねぇ。

 


わかっちゃいるけど 愕然

2013年06月24日 | 再開(雑記)

札幌市南区の保険年金課から封書が届いた。
来月、ボクは65歳になる。  ホントの意味での【老人】だ。封筒には以下の
文書に加えて、何と!!【介護保険証】まで入っているではないか。

しかも、追い討ちをかけるように、こんなものまで  入っているのだ。

決して若くない、体力も弱くなってきている、耳も悪くなってるんではと不安、等々
あるのは事実。 しかしそんなものを乗り越えて頑張ろうと思っている。

しかし、上の文書と介護保険証の現物が送られて来ると、老人なんだなぁ、
ということが、実感として、身に沁みて感じられる。

でもまぁ、モノは考えよう。これを気に今までのように無茶しない、
運動、食事、睡眠などには気をつける等々、「今」を見直すいい機会なのだ。
その節目がやってきた、と思えばいい。

両親が健在だというのに、早くにダウンはできない。
孫の顔もまだ一人。年内に三人にはなるが。。。。
もう分かっていることだから、何とも元気で毎日を過ごしたいものだ。

 


今年の【そよ風コンサート】

2013年06月22日 | 再開(地域と地域活動)

ボクの住んでいる町内会が主催の【そよ風コンサート】が今日、もいわ地区センターの
多目的ホールで開催された。担当は福祉部。町内会のエリアにある老健施設のじいちゃん、
ばあちゃんもリハビリの一環として車いすで参加する場合もあった。

例年100人ほどが参加するのだが、今年は90人ほどだった。
今日は朝から小雨の降る、最高気温が18℃の天候のせいにした。


3人だけの演奏会だけど、東京芸術大学、札幌交響楽団、大学講師の肩書きを持つお3人。
スワニー、サマータイム、浜辺の歌、少年時代等々、古くて新しい曲をトークを
混じえて演奏。懐かしさとその頃の思い出で、ググっと来るような曲もあった。
初めて聴いた曲はなかった。選曲の良さには改めて驚いた。

毎年のことながら、閉会の挨拶を言い渡されたので、中途で帰るわけにもいかない。
終了は14:40頃。帰宅は15:00頃だった。

そもそもボクは大勢の人の前で、挨拶なり演説なり講演をするのが嫌いだ。
現役の頃は銀行支店長、本店次長や人事部長などをやっていたから
挨拶等はお茶の子なものだったのだが、当時からやっとの思いで
こなして来た感がある。それが今でも尾を引いているのだと思う。

リタイアしたら【捨てるものがなくなる】ので平気に何でも出来ると
思っていたのだが、そうではなかった。それなりに緊張するのが良くない。

 でも、地域活動に入った理由の一つは、ボケないため。
常時、緊張感をもって事に望んでいれば、認知になりずらいのではないか、
要は自分のため、よそ様のためというのが、地域活動なのだと思うのだが。。。

二律背反とはこのことを言うのだろう。
でもね、そんなに難しく考えなくてもいいんじゃないか、とも思う。

ま、出来るだけ気楽にやっていこう。

 


下北半島  その2/了

2013年06月19日 | 再開(雑記)

2日目の午後、まずは恐山へ。
女人禁制の場所以外は家内と一緒に歩ける。散策路は地獄に始まり、極楽で
終わる。 荒々しい岩肌のところが大半を占めるが、極楽の場所はたまたま、
日が照ってきたので、宇曽利山湖と併せて素晴らしい景観だった。


寺社の手前にこんな湧き水が流れていて、必ず口を付けるだけでいいので、
と言うので一口だけ口に含んだ。何しろヘリコバクター・ピロリ菌を心配しながら。。。


これは山門 本殿はその奥


山を背景にした、奥に見える建物が【本尊安置地蔵殿】  所謂、本殿だ。


本殿に向かって左の方が地獄谷。
ガイドさんが、「ここで写真を撮るのは控えめにしてください」と警告する。
よく帰ったあと、写真にしてみると、不気味な手や足、顔などが写るときが
あるのだそうで、そうなると旅の楽しさ半減だからだそうだ。


この風車は何かな?  こうした小山は境内の随所にある
他界した子どもがいる親ごさんが立てて供養するものらしい
風車は【寺務所】で販売している  ま、水子供養に似たものだろう

次は恐山から大間岬まで行く。
大間というところは、一本釣りのマグロ、本州最北端で知られ、現在も
原子力発電所の建設が行われているようだ。
何かと複雑な地域なのである。最終処理場の実験施設も近くの六ヶ所村に建設
している。函館市は大間町から17kmしか離れてないので、建設続行に
猛反対している。原発問題は両方の利害が対立する場所になっている。
大間から函館まで17KMしか離れてない。大間の人たちは病院・買い物に行くといえば、
船に乗って函館に行く。1時間半だから。多分、時間も料金も得なんだろう。
以前はすごく仲のいい町同士だったが、今は対立している。悲しいことだ。



ボクは反対も賛成も、両方理解できるので、何とも言う資格がないが、
原発全廃ということになれば、電力各社の損失で済まず、国の繁栄か
没落に繫がるのではないかと思っている。だからと言って即賛成というわけではない。

環境整備が足りなかったし、お金で地域を誤魔化すやり方はどう見ても賛成しがたい。
ただ、最終処理場も決めずに踏み切ったのはまずいなぁと思う。
六ヶ所村は試験施設であって、日本中の最終残留物を処理できる
わけではない。やっぱり【開設】のことより、【閉鎖(廃棄)】の方が大事。

話が関係のない方向に向かって申し訳ない。


【本州最北端】と言われてもピンと来ない。
日本最北端の稚内の納沙布(のさっぷ)岬があるからだ。
しかもプーチンは場合により、条件次第で北方4島の半分、返す姿勢を示している。
日本はいつまでも4島返還に拘ることなく、柔軟に対応してもらいたいものだ。
そうなれば、日本最北端も場所が稚内から国後(くなしり)島に変るだろう。

こんなどうでもいいことを【碑】にまで昇華するのは如何なものだろう。
日本人は【碑】が好きで、この隣りには石川さゆりの【津軽海峡 冬景色】の碑。
さすがにカメラには収められないでしょ。

この日は下北で一番と思われる【ホテル ニュー薬研(やげん)】というホテルだった。
施設、温泉、食事、アメニティに問題はなかった。


結果、団体旅行としては、料理も移動手段も申し分なかった。
もっとも、この旅行代理店では、初めての企画商品であったらしく、
かなり気合が入っていたことは事実。しかもお金がかかってるなぁと感じた。

添乗員もガイドさんも大変なベテランで、バスの中で飽きることはなかった。

【ニュー薬研ホテル】の夕食だが、ホタテとウニの炊き込みご飯が【売り】だったようだ。
さっぱり身体を動かさないのに、朝昼晩とこうした感じのものが出てくるので
やや食傷気味だったのは事実。しかもお品書きつきで、続々と出てくるのだ。

それだけに二人で10万円ほどもかかった。津軽海峡があるとは言え、隣の県だ。
沖縄でも行ける料金で、割高感のある、しかし満足感もあるツアーだった。  
要するに何でもお金次第ということなんだねぇ。

3日目


下北半島左側の脇野沢というところから、津軽半島の右側の蟹田(かにた)まで、
むつ湾を右から
左へと横切ること1時間。小さい船だが、
大型バスも乗れるれっきとしたフェリーだ。

湾内なので揺れることなく、これにバスごと乗り入れて、1時間後には蟹田に着く。

蟹田というのは青函トンネル(約54km)の函館への青函トンネルの入口。
青函トンネルの海底の下100mを掘って作り、海底の距離は29kmだそうだ。
最近、話題になっている古いインフラの改修だが、このトンネルだと
生半可な金額と思えない。すでに開業後、20年以上は経っている。
札幌まで、新幹線の延伸が決まっているが、こうした公共工事による
施設劣化をどうするのだろう。疑問だらけだ。

旅程としては、津軽半島の先端にある竜飛(たっぴ)岬に行って、再度、蟹田に戻り、
蟹田からJRに乗って札幌に帰るというものだ。


竜飛岬灯台  海霧でぼんやりしている

とにかく、15日の午後4時40分に家を出て、帰宅したのは17日の22時前だった。
睡眠時間が足りなくて、バスの中ではグッタリしていた。

もう海外旅行は無理だなと悟った旅でもあった。

 

 

追 記

この辺に珍しい国道があるという。
車の通れない国道で、歩き専門でしかも、それこそ339段ある徒歩で登る国道なのだ。
迂回路はもちろんあるから不便しないが、如何にも不思議だ。日本にはここだけの国道。


しかも国道は339号線。階段の数と同じでシャレている。

以上、2泊3日の旅、紹介しました。

 


初めての恐山  その1

2013年06月18日 | 再開(雑記)

子どもの頃から行きたいと思っていた恐山に、この度、家内とやっと行けることができた。
正式には【恐山 菩提寺】と言うらしい。
本尊は【延命地蔵菩薩】
開基は【慈覚大師円仁】
本坊は【曹洞宗円通寺】

とされ、比叡山、高野山とともに、日本三大霊山と呼ばれる。
境内に近づくと、荒涼とした岩場と独特の硫黄臭が身を包む。
この地方の人は、昔から死んだら恐山に来ると信じているらしい。
血の池地獄や無間地獄、賽の河原などがあり、しばらく歩くと宇曽利山湖
という広々とした場所に行き当たり、そこは白砂の浜になっていて、極楽と
されている。30分ほどの遊歩道になっていて、家内と二人、のんびりとして
巡り終わった。

今回はこのように、恐山をメインとする2泊3日(1泊はフェリー)のツアーで、
かなりの強行軍であった。天気はまず可だが、この時期特有の海霧が発生して
なかなか遠望が利かないのが残念だった。

7月になると大祭があって、各地から【いたこ】と呼ばれる、霊を天から下ろして
亡くなった当人の言い分を聞いて、依頼者に【口寄せ】をする巫女さんが
何十人も来て、大変な賑わいだそうだ。

恐山については次回に譲るとして、初日~2日目昼食までを掲載したい。


川崎近海汽船のシルバーフェリーは1万トン以上  出発は21時15分だが、
風呂に入って寝たのが11時  起床は4時で、また朝風呂に入って
歯磨き等して八戸下船は4時45分  寝不足状態。 一日中、眠いことこの上ない。
わずか5時間の睡眠で2畳ほどの鍵のかかる個室だが、寝てしまえば良いも悪いもない。
起きるのに苦労したが、誠に快適な短い船旅だった。


八戸到着後、直ちに港に近い岸壁朝市へ
日曜日だけ3百軒の露店が立つとのことで、食べ物だけでなく、
民芸品や【カフェ?】や衣料品店などが軒を並べる
朝5時頃行っても、すでにこんな状態
6時過ぎには、お祭りのような人出があり、スムーズに歩けないくらいだ


お好み焼きみたいなもので、ボクは右の方をえらんだ。美味い。
シャーピンというのは中身が野菜らしい  もちもち感があってなかなかのB級グルメだった


少しずつ食べるので八戸名物のミニせんべい汁  これもvery  good だった
確認はしてないが、多分南部煎餅のことだと思う。
これまたB級グルメで最高品ではないか?


カブトムシやアゲハ蝶の幼虫だそうだが、こんなものまで食べるんだねぇ。
到底、その気になれないが、子供のころ田舎に行くとバッタの佃煮なんかを
食べさせられたもんだったから、食べるんだろうねぇ。


ゆで卵なんだけど、殻の上に塩をまぶしただけで、ちょうどいい味で、
なかなか美味しかった  東北の人は塩分が多いのが好きなんでしょうね


リンゴの青森。 さすがに安くて大きい  もうお腹一杯になったので味見もせずに写真だけ
【ガス冷】というのは保存の仕方なのかな? ブランドとして聞いたことはない


むつ市の食堂で昼食  北海道のイカ飯はもち米が中身になってるが、
青森のイカ飯はいろんな酢漬けにした野菜になる
いずれの食事もホタテが入っている。北海道でも珍しくもないホタテ。 
最終日には、いい加減飽きてしまった。

とりあえず初日と2日目のお昼までのご紹介でした。
なお、このツアーはクラブツーリズム北海道旅行センター主催の
個人では行きにくいさいはての絶景  みちのく津軽・下北2大半島と
美しき種差海岸・八戸朝市 3日間】という長大な名前のツアーです

実はワタクシ、子供のころ、母の伯母さんが津軽の金木町というところに
住んでいて、何回か高校生になるまでに来たことがあります。
太宰 治が金木の生まれ育ちで、今は斜陽館と呼ばれる歴史的建造物に
なっているのですが、小学校1年生の時に来たとき、斜陽館の隣にある
医院にお世話になったことなど、よく覚えているのです。
懐かしく感じ入りました。

(to be continued)

 


【海賊とよばれた男】を読む

2013年06月15日 | 再開(読書)

この本は、百田 尚樹という作家が、平成24年7月に発刊し、ボクが買ったのは
今年の5月で24版という売れ筋の本だ。

上下2冊の単行本になっている。 1冊500ページほどもあるので、
読み応えがある。昨年の【本屋大賞】に選ばれた。

名前は変えてあるが、実態は出光興産初代創業社長、出光 佐三 の伝記ものの感がある。
商売人とはどういうものか、どう生きていくものなのか、じっくりと教えてくれる。

ボクも銀行から出向して、小売業に従事したことがないわけでないが、
明治生まれの神戸商大卒の若者が、国内だけでなく、統治領の中国、
特に満州鉄道に商品を売り込む凄まじい行動力等には凄惨さまで感じる。

読んでいても、社長の意思の強さ、変身の早さ、決断の重みなどが
じわじわと伝わってくる作品だ。

去年、ボクの一番の本だった【終わらざる夏】に次ぐほどのレベルの高い本である。
人間、こんな風にして人生を過ごせるものなら本望だろう。
ボクなんか、安易に生きてきたのが、グサっと胸に突き刺さる感じだ。

グサっと胸に突き刺さって、多いに反省するべきところなのだが、反省は猿でもできる
とのこと。この歳になって、今までの人生を全否定されたような衝撃を
感じるのだ。

 



私たちにとって、すでに経済・軍事大国になった中国と、連綿と続いてきた
朝鮮王朝と現在の状況を教えてくれる歴史本としても価値ある作品だ。

それにしても、東京証券所がなんとしても上場を待ち望んでいるのは
この出光興産とサントリーだったという。隠蔽性と秘密主義、社長の独裁
などは、共通しているのだろう。閉鎖的で中身がよくわからない。
ただ、出光は2006年東証に上場、創業家は経営から一切、手を引いた。

 


運転免許の更新

2013年06月14日 | 再開(雑記)

どうしたわけか、それが当たり前なのか、このところゴールド免許の更新が続いている。
今年がその5年目ということで、「更新のご案内」が届いた。

まだ今年は7月で65歳なのだが、 老人福祉法で言う正式な【老人】になる。
そうなると、今でも感じているのだが、運転の厳しさに欠けることがよくある。

まさか免許を返上しなきゃ、ということはないが、あともう1回、つまり70歳時で更新
して75歳で免許返上、かつ車の処分を考えることになるのではないか?

家内と一人1台で車2台。年金生活者なのに、贅沢過ぎるのでは?
便利は便利なんだけど。
せめて1台にして、しかも軽で十分だ。性能も良くなって来ているので。

要は長くてあと10年。 免許を取ったのが昭和45年だった。以来、すでに43年になる。
もう十分だろう。それより、未熟な運転で、よそ様に迷惑を与えないことが大事なこと。

更新会場は3つ市内にあるのだが、ゴールドの人は ↑ ここ市街地の中心部にある、
中央警察署で用が済む。バス1本で行けるので気が楽だ。

さて、いつ行こうかな?

 


父の日

2013年06月13日 | 再開(雑記)

ボクと家内は、15日から2泊3日の旅程で、クラブツーリズムという代理店主催の旅行に
行くことにしている。 去年もそうだったんだが、母の日、父の日には子どもたち3人から
何かしらかのものが届いたり、我が家で宴会したりで、その時に皆からのプレゼントが
定例的に贈られていた。 

もちろん、もらって嬉しいプレゼントなのだが、一方で何か気恥ずかしいことと、
そこまでしてくれなくていいんだよ、という気持ちもある。

しかし、今日は関東に嫁いだ娘から、何かブランドらしきものが
宅急便で届いた。ピンときてニヤリ。早速、お礼の電話をした。 

明後日から家内と青森県下北の恐山に向けたツアー旅行に出るので、
6月16日の父の日を前にして送ってきたものである。

妊娠中の娘。予定は年内。お腹も少し、姿勢によっては出っ張りが見えて
来たような話をしていた。そんな時に、父親に気遣いなんかしなくても、
メール一つでも十分なのに。。。。

なんと、中身は ↓ 【TAKEO  KIKUCHI】というブランドのボクサー・ブリーフ。
それに【Calvin Klein】の靴下。

ま、実用的で一番いい。旅行には履くことにしよう。

この時代の若い人は、【記念日的な日】でも贈ったり贈られたりするのが、
好きな世代なんだねぇ。ボクは結婚記念日にも、取り立てて特別なことは
しない。でもね、今年は40周年なので【ルビー婚】だそうだ。
何か家内に贈らないと。。。ルビーってのは安いからね。

でも、入院中の母87歳の母の日には、うちの家内も何か選んで持って行って
いるようだ。 要は気持ちの持ちよう次第ということなのかな?

 


もいわ福祉のまち本

2013年06月12日 | 再開(地域と地域活動)

札幌市全体の高齢化率は平成24年で21%だったが10年前は15%だった。
藻岩地区では10年前が18%で、去年は27%だった。
高齢化の進度が高い。札幌に息子たちが働いていて、地方の
医療介護に不安を持つ高齢者が、札幌に越してくるのも一因だろう。

我が家の属する町内会の班の数は29班あり、したがって
班長さんは29人いるのだが、独居の老人も多くなって、班長はおろか
回覧板も隣家に回すのが大変な人が多くなっている。

だから数年前から、当町内会では札幌市の広報誌は、回覧板に
添付せずに、業者委託(所謂、ポスティング)している。
町内会で配布すれば、市から助成金が出るのだが。。。

 

そんなわけで、連合町内会では札幌市の協力の下、約50ページ、
A5版大の福祉に関する冊子を発行した。

必ずしも高齢者専用の冊子ではなくて、児童、障害者などを含む
包括的な情報冊子である。

札幌のある区で、障害を持つ姉が生活保護の相談に区役所に行ったが、
どういう理由なのか門前払い。 その後、二人とも餓死していたのが
発見され、全国的にも大きな問題となった。
それに対処する【自己満足的】な冊子なのかも知れない。
冊子の発行は、如何にも役人が考えつきそうなものだ。

どんな施設がどこにあるとか、福祉に関する用語辞典とか、
予防ケアプランの説明とか、成年後見人制度の説明等、
藻岩地区にかかる福祉の詳細を網羅している。

これを9,500部印刷。全戸配布した。
ぜひ地区住民には、十分に活用してほしいものだ。

そう言う自分も詳しく読んでないのだが、大体のところ、包括支援センターの
ケアマネージャーと相談すると、スムーズに事が進むので。。。

 

 


鰹木の腐食落下

2013年06月11日 | 再開(地域と地域活動)

藻岩神社の鰹木(かつおぎ  勝男木とも言う)、2本が腐食のため自然に落下した。
鰹木というのは、下の写真で神社の屋根に乗っけてある木々のことだ。
写真の一番左にあるバッテンしたようなものは千木と言う。

このところ、鰹木は壊れるは、賽銭ドロにあうはで、災難続きだ。
鰹木の方は、見積もりを取ったところ30万円を超える。

賽銭ドロ対策としては、人感センサー付きの防犯灯を設置することにして、
また3万円ほどかかる。毎年の決算で、30万円ほど預金の残高が
増えてはいるが、こうしたものは予算に計上できない性格の
ものだから、会計さんとしては困ったものだ。

それにしても、神様の真ん前で、悪事を働くヤツの気が知れない。
情けない時代になったんだなぁ。

 

 


友が来た

2013年06月06日 | 再開(雑記)

大学生時代の友人が2泊3日の日程で、我が家にやって来た。
彼は北大卒後、横浜の大手地方銀行に就職したのだが、事情があって辞職して
実家の道北のオホーツクにある町に戻って、
家業の店を継いでいる。

何年か前に、ボクも彼の家にお世話になったことがある。

一泊目はボクの家、2泊目は登別温泉として、もてなしすることにした。
天気予報も悪くなかったし、実際にいい天気。
旅行で天気の良し悪しは決定的だ。


藻岩山の山頂駅まで行くのに、随分とお金がかかるようになった。


藻岩山の生い立ちなどを3D映画で映し出すのだが、
なかなか迫力があって、僅か20分ほどだが、疲れてしまった。


ラムサール条約登録のウトナイ湖
千歳と苫小牧の間にある。


多分、ヒメマス(チップとも呼ばれる)だろう。
湖の水際に大量の魚が泳いでいる。結構、壮観なものだ。
近づき過ぎて、バシャっと水をぶっかけられてしまった。


苫小牧漁港にある漁協のビルに、ホッキで有名なマルトマ食堂がある。


真ん中にホッキ、周りにマグロ、エビ、ウニ、ザンギなどが乗って、700円くらいだったかな?


白老(シラオイ)のポロト湖畔アイヌ村の入口


昔に比べれば、品も向上、なかなか歴史的価値を感じることができるようになった。


ポロト湖 森の中の静かな小沼といった風情かな?

 


温泉街の部屋から 海霧がかかっている

順番は逆転するが、


所謂、【部屋食】で、この後、続々と出てくる夕食。
どうして、こんなに大量の食事が【排出】されれのか、
お相撲さんしか食べれない量なのだ。


ここは温泉街の近くにあるクッタラ湖
誰もいない静かな湖。ガス【海霧】がなければもっといいんだけど。。。。


地獄谷を遠くから見る

今どきなのに、まだこんなものを吸っている人だ。

死ぬときは【肺癌】か【肺気腫】ということになるだろう。
ボクもその種の病気になるかも知れない。


道の駅【輪暑=ワッツ】で650円もする。味は道の駅の平均辺りかな?
とかく、北海道のラーメンは高過ぎるのが難点だ。


【酔っ払い老人】   ここまで来ると【醜悪老人】だなぁ。
注: この写真は、ご覧になってから、別の目的に使わないようお願い申し上げます。

 


TPP  特にコメ

2013年06月01日 | 再開(雑記)

TPPはどうするんでしょうねぇ。
ボクは食糧自給の関係から、大反対。

政府になんの戦略もなく、大企業向けのサービスとして考えられているのが
気に食わない。農家に助成金を出して、10年後所得倍増計画を図るとは
おかしいのではないか?攻めの農業、アフリカ圏を中心に、輸出を飛躍的に
伸ばすのだという。 そんなことができれば、今までやってこなかったのか。

TPP論議に入る前から考えておくべきで、取ってつけた印象だ。
棚田なんかで農作業している農業者はひとたまりもない。

日本を電力などのようにするか、道州性にするか、NTTやJRのように、
分割して、個人経営の多い農業を、いくつかの大会社の傘下におく。

農業者はそうした会社の従業員になって生産に特化する。
今は明治維新などに次ぐ恐怖の時代だと言っていい。

思い切った政策転換を望みたい。