それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

初物コシヒカリ

2006年09月30日 | 雑記

昨日、両親を定山渓温泉に連れて行き、自宅まで送り届けたところ、「新潟(の親戚)から届いたから、持って行きな」と言われ、20kgの半分、10kgをもらってきた。

毎年、この時季になると届く。
私にとっては、親戚のそのまた親戚みたいな遠戚なのだが、なんでも農家をやっていて、水質のいい地域なのだそうだ。

自家用のものを送ってもらったので、袋には「原産地表示」がない。
しかも、去年まではもっと早かったのではなかったか?今年の新潟の秋は早いのかもしれない。

去年の今頃、我が家は家族4人だった。一昨年は、5人だった。
今年は我々、老夫婦 ┐( -"-)┌ 二人っきり。フーテンの身であるから食糧が一番だ。二人なので、しばらくは餓死することはないだろう。

これからが実り(稔り)の秋。
新潟や各地から両親宅にいろいろと届くが、年々、少なくなってきている。知り合い、友人、親戚が高齢化して、送る人が「減少」してきているのだ。

新米を炊くには、水をかなり少なめにするのだそうだ。
今晩にでも初物をいただくことにします。


困ったもんだ (キ▼_▼)(キ▼_▼)(T-T)(▼_▼メ)(▼_▼メ)

2006年09月29日 | 雑記

どこのお宅でも、毎日、大量のDMが郵送されてくるだろう。

クレジットカード関連では私の場合、ガソリン・スタンドでの支払とプロバイダ料の支払もうひとつの合計3つを、以前からカード払いにしている。

昨日、↑のような葉書が届いた。「もうひとつ」の件についてのお知らせだというのだ。

娘が、この3月までピアノを習っていた。ただ、教室を経営する地元の会社の事情かなんだか知らないが、教室料(=月謝)は勝手にカードを作らされて、カード払いになっていた。

4月からは教室をやめたので、関係ないと思っていた。
ところが、この葉書。
「今までは教室(専用)カードでしたが、来月から一般のカードに移行します。ついては、年会費1,320円+教室関連年会費1,260円を毎年、お支払願うことになりました」との内容。

しかも、9月分請求になります、とあって、受け取ったのは9月28日なのに、葉書の日付は9月15日。
どうなってんだぁ ヾ(▼ヘ▼;)オイコラ!!エー?(ё_ё) (ё。ё)?

今までは当然、年会費ゼロ。月謝だけ口座引き落としだった。
それが、黙っていると、なんの恩典もないのに、なんで2,500円以上払わなきゃならないの???

早速、脱会(解約)の申し込みを(0120)の指定された電話で。
ところが、これがなかなか繋がらない。10分以上待たされて繋がり、ようやく手続き完了。こういう時の待ち時間は10分が30分に思われる。

毎日、大量に届けられるDM。
普段はマジメに見てない。我々消費者は、ピ~ンと来る勘を磨く必要がある。
見落としたら大変だった。気をつけねば。。。


ニッカウィスキー余市工場

2006年09月28日 | 健康&不健康

先週末、大雪山系に紅葉を見に行って、それなりの汗をかいたが、時間の余裕がなかったので、下山後は温泉でなく、ホテルの部屋のせせこましい風呂だった。

だから、週に1回の温泉を心がけるボクとしては、物足りない。
そこで、家内と小樽市・朝里川温泉の山手にある↓マリンヒル小樽に出かけることにした。

高台にあって、風呂場から日本海を見下ろすこともできる。
(↓ 風呂にはボク一人しか入ってなかったので、遠慮なくカメラを使った)

レストランで昼食後、まだ時間たっぷり。って言うより、今は夫婦二人しかいない我が家。何時に帰ろうが、誰も困る人はいないのだ。家内も家事のことを心配する必要もない。まったく、お気楽だが、本心はお互い寂しい。

てなわけで、ちょっと足を延ばして余市(よいち)まで。
余市と言えばニッカウィスキーの第一工場。

平日でほとんど人はいない。創業者は竹鶴 政孝という人。
当時から、余市や仁木など近隣の地は果物の産地。ウィスキーができるまで(寝かせておくので)、社名は㈱大日本果汁と言って、リンゴジュースも造っていたらしい。

そのせいか、この工場に来ると、アップルワインがある。
ボクは昭和42年を初めとして何回来ていることか?
ここへ来ると、なぜか気持がリラックスするのだ。ゆったりと。
ウィスキー発売と同時に、それまでの社名を略してニッカとした。

ゆったりするとは言っても、じっくり見学していると、飲みたくなるし、余計なものまで買いたくなるので、早々に引き上げることにした。

帰路、小樽・勝納(かつない)埠頭のフェリーターミナルへ。
海が見たかったのもあるが、ここへ来ると新潟の匂いがするのだ。
新日本海フェリーの舞鶴、新潟便が出航する岸壁で、遠く新潟を仰いで帰宅した。ほっとする一日だった。


禁煙2周年\(~o~)/

2006年09月27日 | 雑記

忘れていたが、先週、禁煙2周年を迎えた。

ホントに【忘れていた】。

自分の勝手な思い込みかもしれないが、ニコチンやタールは2年間、体内に残存する。しかし、2年経てば消える、と思ってる。

したがって、晴れて体内は、少なくともタバコに関してはキレイになった・・・はず。

これからは、アルコール、その他の毒素を排斥しなければならない。( ▼▼)/鹵<<≪≪《《〈〈 巛 ( ◎_x)/
これからだ、難しいのは ~(-゛-;)~

一昨年の「父の日」に長男からもらった灰皿&ライター。
ライターは3ヶ月使った。今は口の中にライターを入れて置物に している。


初冠雪&紅葉~~大雪山系ウォーク

2006年09月25日 | 山行&スポーツ

23日の土曜日、旭川気象台は、大雪山系・旭岳(標高2,290m)の初冠雪を確認した。

前日の22日には大雪山系・黒岳と北海岳に初雪が降ったのはニュースで知っていて、寒さを覚悟で出かけた。目的は紅葉狩り

この日、朝3:45自宅出発、7:00ちょうどに旭岳ロープウェイ・姿見駅から歩き始めた。果たして氷点下。寒い。
14:40同じ姿見駅まで「下山」。7時間40分の間、アップダウンは数え切れないほど多いが、急峻なところはなく、「さまよい歩く」といった感じだった。

コースは、
姿見駅⇒裾合分岐⇒当麻乗越⇒中岳温泉⇒裾合分岐⇒姿見駅と単純。
それに、一般観光客が周遊する1.7kmの整備されたコースを追加。合計で約16kmの道のりだった。

14:40にロープウェイ駅に戻ったところ、下りは約1時間待ち。600人以上の、主として観光客が列をなしており、この待ち時間が一番疲れた。
「45分あれば歩いて下りれるから、歩く」と言う人もいるが、折角、往復チケットを買ったのだから並ぶしかない。


旭岳温泉に下りて、身づくろいをただしたりしたら、すでに4時近かった。したがって、旭川のホテルにチェックインしたのは午後5時を過ぎていた。

天気は終日、概ね良好。ただし、肝心の旭岳山頂には雲がかかる時間が多かった。午後からは山系全体が雲に覆われたようだ。

↑ 大塚山をバックに。右奥のチラリと見える北鎮岳は雪。

↑ 左:熊ケ岳  右:旭岳  

↑ 当麻乗越辺りから沼の平方面

↑ 当麻岳、安足間岳方面

↑ この寒さの中、花はない。白いものはシラタマノキの実。

↑ 登山者だけが来られる野趣あふれる中岳温泉。
登山者の多い中、臆面もなく入浴する人もいるが、女性陣も含めて平気。

 

↑ 左は、まだ寒い9時半頃の当麻乗越。
   右は、昼食時間で少しずつ温かくなって、ヤッケを脱ぐ。

紅葉は降雪によって、終わりだろう。特に赤色の植物がダメになったそうだ。マ、それでも十分堪能できたので良しとすることにした。

道は泥んこ状態なので、長靴必携。自然監視員のおねえさんも長靴だった。川の渡渉に失敗して、ドボンと落ちたこともあった。浅い川だが、登山靴では水が浸入する。

靴、ヤッケのズボン、スパッツは泥だらけ。帰宅後、入念に洗って陰干しして、この1泊2日が終了した。


どうしたものか??

2006年09月22日 | 山行&スポーツ

(今日の砥石山)

今日はブログを休むつもりでいた。なぜなら、明朝3時起床で、大雪山系・旭岳(標高2,290m)方面に紅葉狩りに行く予定をしているためだ。

昼から準備万端、天気もまずまずの予報(寒いが)。
今日は結構、身体を動かしたのに、この時間(22:35pmころ)になっても全く眠くない。

寝不足で出発。起きれるかも心配。どうしたことだろう。困った。


弘前⇒札幌~~東北旅行そのⅤ(終)

2006年09月21日 | 雑記

9月14日~15日(金)

今日で、この旅行記、最後です。

4泊5日の旅行も最後。このブログも、先週のことをいつまでも載せていて、ハッキリ言ってドッチラケでしょうが、なんか、自分としてはある意味、義務感で書いてます。

事故った後の運転って、あんまし、ようねぇねぇ。家内の励ましがねかったら、やってらんねかったてぇ。 ん、ん!? いつの間に新潟弁になったんらろっかね??

事故後、弘前駅前でレンタカーを返したら、まだ夕方の4時前。中途半端な時間だが、弘前に来て何にも見なかった、となると悔いが残るに違いない。

JR弘前駅には観光協会の出先があって、親切に教えてくれる。見学施設というものは全国的に5時までだが、あと1時間を有効にと、まずは「ねぷた村」へタクシーに乗る。

いいなぁ、北海道にはない、郷土色。 おもてなしの心。ほんわかした雰囲気。 札幌に咲いてない花のほのかなかぐわい。

ねぶた、ねぷたは子供の頃から何回と見てきた。最初は2歳の頃だったらしい。ボクは新潟生れ育ちだが、青森県に母方の親戚がいて、小さい時から親しんでいた・・・・らしい。

その後、小学校1年生、高校1年生、大学2年生~~さらに娘が生れたころや出張も含め、10回以上はこの県に足を運んでいる。ねぶた、ねぷたも勝手知ったるものだが、それはそれで、また新たな目で見れば「新しいもの」だ。

このお城は小さい。 が、風情がある。
桜の規模は日本一であろう。ねぷた村のあと、家内と二人、ゆったり散歩できた。時間が5時を過ぎて、やや窮屈だったが、何とかなるもんだ。

弘前観光は、もう数ヶ所予定していたが、この辺で我慢せざるを得ない。 ↓最勝院の五重塔は、宿への経由でタクシーにお願いしてパチリ。
(この日の走行は120km。3日間でちょうど500kmでした。)

翌日(15日)は快晴。 ↓弘前駅からビルの谷間に岩木山。

海峡トンネルを抜けて北海道へ。 ↓函館山が見えてきた。函館で乗り換え、札幌の自宅に到着したのは18時頃だった。

旅は楽しいが疲れも残る。2~3日、ボーっとしていた。
エッ??いつもですって?? ア、はい。  


尾去沢鉱山&交通事故~~東北旅行そのⅣ

2006年09月20日 | 雑記

9月14日(木)

湯瀬ホテルを9時過ぎに出発。翌日の9月15日に札幌に帰る前日=実質、この旅行最後の日。

この日の予定は、午前:マインランド尾去沢
           午後:弘前市内観光    の2つ。

まずは ↑ のマインランド尾去沢へ。
江戸時代から続いた銅や金、その他の鉱物を豊かに産出していた鉱山だが、多分、バブルの頃、相当額の資金を投下して、複合レジャー施設に生まれ変わった(変らせられた)のだろう。

でも二人とも、オサリザワ鉱山という地理名には懐かしさを覚えていて、折角ここまで来たんだからどうしても行って見たい衝動に駆られていた。

急な勾配があるかどうか、家内の膝も大丈夫かどうか事前にチェック(落差が200mを超えると家内は苦痛を訴え、「後遺症」も残る場合があるので(*゜‐゜))

やっぱり駐車場がこんな状態なので、リピーターがおらず、北海道のバブルの廃墟の象徴と同じなのではないかと思ってしまう。

当然、施設は大赤字経営であろう。こうした施設は全国の津々浦々、至るところに散在していることだろう。あの時代は国家的に見ても大大大損失だ。その損失の大きさは計り知れないが、ここ15年間ほどは経済界だけが負の遺産を背負い続けて来た。

今頃になって、地方自治体が(・・・開発振興公社なんて名前の三セク問題等で)バブルの損失処理を始めているが、国はもちろん、行政も民間も同罪なのだ。遅いか早いかだ。

この鉱山、全部で800kmもあると言われる坑道から、1,700mだけを観光用に整備したものだが、十分に見応えのある立派なものだった。

ただし、気温13℃、ちょっと湿っぽいが、家内と二人で暗い坑道を歩くのは、いくら「空いてるのが贅沢」などと、うそぶいている自分でも、かなり寂しい。

他に誰もいないのだ。観光に来ているという実感が湧かない。「お客より店員(切符切りの人、食堂の人など)の人たちの方が多い」状態。~~朝も9時半頃と早かったためだろう。昼間は何千人もの観光客が訪れる・・・といいのだが・・・。。

 

1時間かそこいらで早々に見学を切り上げて、弘前に観光のため走り始める。残すは80kmくらいかなぁ?

ここからが問題。前置きが長過ぎた。
その道は国道282号線と言って、秋田県と青森県を峠で結んでいる、幅員の狭い、しかもクネクネのいろは坂のような国道だ。
にもかかわらず、大型トラックやバスがガンガン行き交う。

峠を越えて、青森県側に下り始めた、いくつ目かのヘアピンカーブ。先方から10tトラックが登ってくる。「ア、これはすれ違い出来ない」と思い、自分はカーブ直前で停止した。対向車の10tトラックも停止した。が、なぜかトラックはすぐに動き出した。

案の定、対向車の右側面が、私のレンタカーの右前部に接触しながら、ギ、ギ、ギーと音を出して車体を擦って行く。 ..・ヾ(。><)ギョエェー 怖い。今、思い出すとなお、怖い。

幸い??先方が気付いて、10mほど動いて停車。先方はトラックだもん被害なし。当方は素人が見ても修理に20~30万円はかかるかな?でも運がいいのか悪いのか、自走はできる。人身もなかった。その後、圏外の携帯が通じるところまで移動~~因みに秋田県側。

警察が来るまで1時間、その他、事情聴取、現場検証などで、2時間は費やした。もう、今日は弘前観光どころではない。

当方は①停止していた②センターラインの内側にいた。だから過失はないのだが、損保会社どおしで話し合って決められるのだろう。いずれ、レンタカー会社から請求が来るだろう。0円で済むとは考えられない。MAXで7万円だ。

折角の旅行、最後の日にこんなことになるなんて。年1回になってしまった家内との旅行、家内に申し訳ない。

悔いても悔やみきれないが、致し方ない。ま、トラックに押し潰されて死んでしまったかもしれないことを考えれば、運が良かったと思うことにした。

それにしてもなぁ~~~Σ('0'*)(・・*)(・・、)。・゜゜・(>O<)・゜゜・。~~ウジウジ君~~まだ言ってる ヾ(▼ヘ▼;)オイコラ!

ところで、事故処理に時間がかかり過ぎたのには、場所的な問題(県境の峠道で青森県警が来た)もあるが、相手の運転手の方が、ア、アノソノ「津軽弁」。

事故直後は、まったく通じない。こっちの言うことは分かってる様子。先方さんの言葉は宇宙語??まいったけど、まいってもいられない。ゆっくりゆっくり。気長に気長に。

そのうち30分もしたら、お互いが「歩み寄って」少しは分かるようになった。でも半分か3分の1くらい。英語より×かも?

なお、旅行記は次回で終了させます。あと1回お付き合い願います。


田沢湖&八幡平~~東北旅行そのⅢ

2006年09月19日 | 雑記

9月13日(水)

(広大な八幡平↑)

朝8時半ころ、弘前を出発して八幡平田沢湖(いずれも秋田県)に向かい、この日は家内と二人、湯瀬(ゆぜ)温泉に一泊する予定だ。

まずは田沢湖へ。
しか~~~し、遠いこと、このうえない。
測ってみると距離的には片道160kmほどだが、北海道の道と違って、道幅が極端に細くてクネクネ、しかも常に傾斜があるような気がする。


とにかく運転に疲れる。両肩が凝りながら、ようやく田沢湖に到着。北海道なら160kmというと3時間はかからない。しかし、田沢湖到着には4時間ほどかかった。

ここまでの道のりは険しかった。青森と秋田の県境(282号線)は細くてクネクネのいろは坂状態の大変な峠道。
そのあと、田沢湖まで国道341号線は全て山道だ。
沿道にはNothing。森の中を走り抜けるだけ。

ただし、さすが三大杉と言われる地方。
見事な秋田杉林が、いつまでもどこまでも延々と続く。
杉花粉症の人は大変だろうなぁと思いつつ車は走る。

田沢湖は子供の頃から親近感を抱いていた湖の一つだ。
最大深度が400mを超えるほどの深さが魅力だったのだ。

この辺りの名物は、
①稲庭うどん ②きりたんぽ ③もろこし ④ 比内鶏
などのようだ。湖畔の閑散としたレストランで①②を食してから、周囲20kmの湖を一周した。

なぜか「たつこの像」という金ピカで、あまり品位の感じられない像が建っている。
「辰子伝説」というのがあって、龍に変化(へんげ)して田沢湖に住みつき、守護神となっているとのことのようだ。詳細はこちら。

その後、八幡平まで走る。時間はすでに3時を過ぎた。
八幡平が今日の本命だったのだが、つるべ落としのこの時期。4時も近づくと薄暗くなってきた。しかも、1,600mの標高だ。家内とあちこち散歩したかったのに、寒いし時間的にも出来ない。

八幡平は見どころいっぱいだが、時間切れ。30分ほどしか居られなかったのは残念だった。しかし、さすがに雄大だ。このような地に車で来られる地域の人たちは幸せだ。↓アップした岩手山岩木山とは違うのでご注意)。

この日は結局、270km走行。北海道の270kmはさほど感じないが、道路幅が狭いため、運転が慎重にならざるを得ず、肩がバンバンに凝ってしまった。

とにかく、温泉宿へ急いだ。
ネットで調べて申し込んだホテルだが、湯瀬ホテルと言って、なかなかホスピタリティがいい。部屋、食事、温泉、料金、サービスとも満足のいくところだった。

こんな宿は北海道には滅多にない。ロイヤルとか特別室とかならあるだろうが、普通の人が泊まる部屋、しかもプー太郎の予算ではあり得ないところに泊まれたのではと思う。

もちろん、大浴場も5人ほどしか入ってなかった。贅の極みをまたまた再現。

夕食ではビール1本がネットサービスで、+「利き酒セット」というのを頼んでみた。左から、
① 高清水 ② 新政 白神山地 ③ ゆぜほまれ  だったが、やはり?秋田の銘酒・高清水が自分には一番まろやかでコクがあった。

なかなかの渓谷にある湯瀬温泉郷。いくつも建物があったが、写真左の建物に宿泊。時間があれば渓谷散歩もしてみたかった。

チェックアウト後の弘前への帰路、大変な事件が待ち構えていたが、この時点では知る由もない。~~to be continued.


白神山地~~東北旅行そのⅡ

2006年09月17日 | 山行&スポーツ

9月12日(火)

知床が世界自然遺産に登録されたのは、つい最近のことだ。

しかし、ここ白神山地は1993年の指定である。ブナの原生林が広範囲に広がっていることが世界的にも珍しい、というのが指定の理由である。指定区域の4分の3は青森県にある。

この日、午前10時半には岩木山を下山していたが、小休止せずに、白神山地へ。12時ちょうどに到着した。

ところで下調べの段階で、「一口に白神山地と言っても、どこへ、何を見に、何をしに行くのか?」といった不安があった。知床にしても、あまりの広さゆえ、どこへ行くのが知床を知ることになるのか、との疑問があるほどだ。自然遺産というものはそういうものなのだ。

それでも手持ちの時間や体力と相談しながら、だんだんと分かってきた。
結果、まずはトップの写真の場所=アクアグリーンビレッジANMONへ赴くこと。そして、ブナ林の散策3つある暗門の滝を歩くこと、ということになった。

散策道の入口に、山地中腹から引いた水飲み場がある。宗教めいた建物が如何にも本州らしい。

 以前、北海道の山で、こうした水を飲んで、腹をこわした経験があるので、ほんのお湿り程度を口に含んで出発。

まず滝3つを行く。一番遠い奥にある第一の滝まで行って、ブナ林も散策すると6kmほどになるらしい。
アップダウンがあるので、登山姿がピッタリ。
団体に混じって、ボランティア・ガイドさんに説明を受けながら歩くと、自分には時間が足りない。

第一の滝~~落差42mだそう。

 

左が第二の滝、落差37m。 右が第3の滝、落差26m。

 

そしてブナ林。鬱蒼としている。陽もほとんど地面に落ちないせいか、チシマザサも伸びないほどだ。

謂わば山のハシゴをしたので、疲れ切ってしまったが、ここには温泉施設もあって、日帰り温泉(=本州では立ち寄り温泉という表現を使うようだ)500円で入浴。

なぜか、だれ一人、温泉に浸かっている人はいない。貸切状態なので、またまた贅の極みを味わえた。

入浴を終えると、すでに4時半頃になってしまったので、30分ほど休憩してから弘前に戻った。本日の走行距離は120km。

自然遺産というのは、知床や屋久島も同じ状態のようだが、守るべきものであって、見物に行って植生や地形を荒らすものではない。

ということは、この地域に人を入れてはいけないのだ。しかし、現実は逆で、続々と一般客が押し寄せる。私もその一人なのだ。

複雑な想いを感じながら、この日の日程を終了した。


岩木山~東北旅行そのⅠ

2006年09月16日 | 山行&スポーツ

9月12日(火)

前日の夕方に弘前に着いて、夕食は近所の郷土料理店で津軽三味線と地酒を堪能した。
この日は翌日の旅行本番初日。前夜から借りていたレンタカーで霊峰岩木山に向かう。朝、7時半出発。

天気は「高曇り」で、多分、山頂へ行くだけの価値はあるだろう。
この山の登山コースは5本ある。津軽富士の別名を持つだけに、どこから登っても、片道4~5時間らしい。標高1,625㍍と、それほど高い山ではないが、とにかく裾野の広い大きな山だ。

まずは、麓にある岩木山神社に「登らせていただきます」と、お参りをする。この神社のご神体は岩木山そのもので、西暦780年創建という。建物のほとんどが国指定の重要文化財だそうだ。

しかし、家内と二人で行ったのだから、私の単独行動はこの日一日しかもらえない。
だから、この一日のうちに、岩木山と世界遺産の白神山地の両方を「制覇」しなければならないのだ。
したがって、最短のインチキコースを選択せざるを得ない。スカイラインとリフトで9合目まで登ることが可能なのだ。
因みに料金は2,580円かかる。ガイドブックによると40~50分歩けば山頂に辿り着くとのこと。9合目9:10am登山開始。

それでは、ゆっくり登って1時間くらいと踏んで、景色を楽しみながら登ったところ、ナ、なにぃ~!? 30分で着いちゃった。変だなぁと思うが、考えてみれば30分と言えども、かなり急峻。

1合目から登ってきて体力を消費した登山者であれば、40~50分はかかるだろう。ナットク(^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)ウンウン

だんだんと晴れてくる。いいぞぉo(~∇~*o)(o*~∇~)o イエーイ

さすがに山頂は寒い。気温は12℃ほど。風がなかったが、こんな格好で失礼しま~す((((((( ‥)ノ 登山靴は重いし、嵩張るのでトレッキングシューズにしました。ただの「お散歩」スタイルでやんす。

日本海方面は雲はなく、十二湖や遠く八幡平や鳥海山まで見えたが、青森・弘前方面は雲が多く、写真右上に、八甲田山が雲海から少しだけ頭を出していた。↓   晴れた日は北海道の山(大千軒岳?)も見えるそうだが。

9合目近くにある「鳥の海(とりのうみ)山」にも登って、10:30am下山終了。
やはり百名山だけあって、山容も最後の急登も立派。身体的には登ったような気がせず、不満は残るが仕方ない。気分は最高であった。

今日は「岩木山」特集でした。次回は世界自然遺産・白神山地です。


今日の定例温泉会

2006年09月09日 | 健康&不健康

今日も先週と同じく小金湯温泉だった。

この温泉には旅館は3軒しかない。あっちへ行ったり、こっちへ来たりしている。
今日は豊平川に一番近い旅館にした。

温泉入浴&休憩&歓談。
帰るとき、駐車場から川の方に散歩がてらにぶらぶらと出てみた。
なんと、なかなかの渓谷美。

こういう時に限って?デジカメを持ってきてない。
携帯電話のカメラは手ぶれが多いし、レンズも良くないが仕方がない。

この旅館の裏手がこんなふうになっているとはねぇ。
露天風呂から眼前に迫る小山の様子もなかなかだが。

何十回も来ているのに初めて知ったのは迂闊だった。
ロッククライミングの練習ができるような30㍍ほどの岸壁もあった。
まだ25℃もある日中なのに、夜は冷えるのだろう。そろそろ木の葉が黄色づいてきているものも見え隠れし始めた。
だ。

  


さっぽろの水

2006年09月08日 | 雑記

藻岩山歩きしていたら、今日はこんなものを発見。

さっぽろの水』500mlペットボトル130円也。
9月も8日なのに、夏日。しかもカンカン照り。汗びっしょりになって山頂に着いて、自販機で水を購入。

飲み終わって気がついた。
な、なにぃ~~!?さっぽろの水だってぇ??

遠近両用メガネでもよく読めない小さな字を、メガネを外して読んでみる。

原材料:水(水道水)
採水地:札幌市南区(定山渓浄水場)
供給者:札幌市水道局
お問い合わせは、札幌市水道局営業課までお願いします。

へぇ~~。営業課なんてものもあるんだ。水道水を使って、とある飲料メーカーが作っているのだ。『札幌限定』とも書いてある。

そう言えば【東京の水道水】とか【小樽の水】なんてのもあったような。
当地は水に不自由しない地域。【さっぽろの水】があっても不思議ではないのだ。

また勉強になった日だった。

カラマツソウに似ているが、トリアシショウマだと思う↓


『なんもさ 北海道』

2006年09月07日 | 読書

久しぶりに「読書」の話題でも。

本書は、北海道拓殖銀行が都市銀行としては初めて破綻して、まだ、混乱の渦から抜け出られない北海道を、少しでも元気にしたいという北海道新聞社の企画本として出版された(99年8月)ものである。

北海道弁である『なんもさ』という一語をテーマにして、新聞紙上で一般読者の投書を募ったものを147ページの一冊にまとめたユニークなものだ。

高校生から90歳過ぎの人に至るまで、いろんな切り口で『なんもさ』が取り上げられている。

私も海を渡ってこの地に住んで、すぐに聞かされた方言だ。
「な~んも、なんもだ」 「なんもさぁ」と表現する場合もある。
「なんにも気にしないよ」「大丈夫だよ」「元気だよ」「遠慮しなくていいよ」「Do not mind !!」といったような意味だろう。

使う場面、使う人、使う時期等によってややニュアンスは違うだろう。
広い北海道。しかも、出身地(ルーツ)が地域によって異なる北海道。
したがって、方言も地域によって様々だが、この『なんもさ』だけは、幅広く「普及」しているように思う。

特に苦しい時、悲しい時、寂しい時、頑張らなければならない時などには、元気づけられるいい言葉だ。

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