瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

06年、クリスマスには歌を歌おう♪その8

2006年12月22日 21時02分14秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪

今日は冬至…1年の内で夜が1番長い日ね。
古来より南瓜やコンニャク等を食べる慣わしが伝えられてるわ。

南瓜の中は黄色いでしょ。
黄色は五行の根本で、「邪を払い、疫を防ぐ」効果が有ると考えられてるの。

コンニャクは「砂払い」と呼ばれ、身体に溜った砂や毒物を吸収して排出する効果が有ると云われてるんですって。
年の終りに食べる事で、1年間溜った煩悩の砂を洗い流そうって思惑なのね。

さてと…今回は『ベル』についてのお話よ。

これもキリスト教が伝わる以前からの、冬至祭に欠かせないアイテムだったらしいの。
植物が死に、長い闇に包まれる冬。
大きな音を立てて、その不安から逃れようとしたんじゃないかしら。
また、死んでしまった(ように見えた)植物の魂を、再び目覚めさせようとも考えたんでしょうねェ。

『鐘』と『鈴』は、魔除と覚醒目的で造られたんだと思うわ。

今でもアルプス山岳地帯には、麦わらや毛皮で仮装した人達が、鐘(或いは鈴)を鳴らしながら家々を廻って歩くという冬至の行事が残されてるらしいわ。
麦わらや毛皮での仮装は「自然霊」を象徴したものよ。
物音が意味してるのは、それらの「目覚め」ね。

キリスト教が伝わってからも、鐘や鈴を鳴らす慣習は引継がれたわ。
キリスト教会で初めて鐘が用いられたのは、5世紀初めのイタリアでだそうよ。

イブの夜には23時~0時にかけて、ゆっくりと鐘を鳴らし、キリスト誕生を予告。
そして午前0時を迎えると同時に、晴れやかな明るい音でキリストを歓迎。

…というのが教会での、クリスマス・ベルの鳴らし方なんですって。

それじゃあ此処で8曲目のクリスマスソング♪



           【ジングル・ベル】

ジングルベール♪

ジングルベール♪

鈴がー鳴るー♪

嵐ーも吹雪ーも消えて行くう♪

ジングルベール♪

ジングルベール♪

鈴がー鳴るー♪

ランランラーラ♪

ランランランラン♪

朗らかに♪



雪をつき♪

丘を越えて♪

ソリは行くよ♪

心は躍ーる♪

燃える血潮♪

若い翼♪

空翔る希望だ憧れだ♪



ジングルベール♪

ジングルベール♪

鈴がー鳴るー♪

嵐ーも吹雪ーも消えて行くう♪

ジングルベール♪

ジングルベール♪

鈴がー鳴るー♪

ランランラーラ♪

ランランランラン♪

朗らかに♪



ランランラーラ♪

ランランランラン♪

朗らかに♪



最も人気の高いクリスマスソングだけど、元々はクリスマスを歌ったものじゃないの。
作曲者はJ・S・ピアポント…1857年、ボストンの或る日曜学校の式典用に作られたもので、原題は『1頭立てのソリ(One Horse Open Sleigh)』と言ったそうよ。
けど繰返し部分が印象深かったのと、明るく楽し気な調子がクリスマスにマッチするようだった事から、何時しか定番クリスマスソングになってったんでしょうね。

それじゃあ今回は此処まで…皆、明日も楽しく歌いましょう♪




…『五行』――『五行説』ってのは、古来中国から伝わった、「万物は木・火・土・金・水の 5種類の元素から成る」という説です。(←ウィキペディアからの引用)
黄色は『土行』…万物を育成・保護する力を持つと考えられてる訳ですよ。
この『五行説』、自然科学によく則った考え方でして…『土行』っつうのは「季節の変り目」を象徴しても居るんですが。

暦によく出て来る『土用』っつうのはね、「季節の変り目」を表してるんですな。
で、その季節の変り目には、体調を崩したりし易い。
…これは何でかってぇと、『土』の状態が活発になるからだと、昔の人は考えた訳で。

土は万物全てを生出す素である…と。(そして万物全て、何時か土に還る)
活発過ぎると、色々奇妙な何じゃもんじゃも湧いて出るんだろう…と。
それらが体調崩させるんじゃないかとね。

それに対抗する為に、こちらも『土』のパワーを手に入れようって事で、この時期南瓜なり柚子なり黄色い物を多く摂取する訳ですよ。

俗信なんだけど、ちゃんと理に適ってる所が凄い。
緑黄色野菜は体に力付けてくれますからね。

…何だか『ベル』から遠い話題になって来たんで、此処で一旦〆。(汗)

毎度、曲を聴かして頂けるサイトさんはこちら。(→http://www.worldfolksong.com/xmas/song/jinglebells.htm)(有難や…)

歌の説明を読むと原曲はかなり違うそうだが…「本来はもっと暗かった」そうで…だとして何故そんな歌を日曜学校用(しかも感謝祭??)に作ったのだろうか??

『ベル』と言えば、今度の12/24(日)、パレス・ハウステンボス壁画の間にて、『ハンドベル・コンサート』が行われるそうです。

1)11:30~  2)13:00~  3)14:00 ~ 4)15:30~

…の計4回だそうで。

毎年恒例、『カドーチェ』と言う有志のグループの皆さんが演奏して下さいます。
イブに訪れる予定の方は、お聴き逃し無く♪

ちなみにハンドベルの音は「慈善を促す」ものなのだそうな。



記事上写真はハウステンボス、ワールドバザールで飾られてたクリスマスリース。
葉っぱの形してるのが面白いなぁと思いましてv



【おまけのケーキ写真】



↑昨日のケーキ同様、今冬チョコレートハウスお歳暮限定商品、『チョコレートタルト』。(3点セットだったんすよ)
生チョコ風味の、1番チョコらしいケーキで御座いました。
紅茶に良く合いますv
これも実際にはホールで届きました。(それを1人分にカットした)
コメント (4)
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