…『ハウステンボスでのクリスマス』と題して居ながら、このレポで採り上げてるのって、今の所大概が秋物で、既に終ってるのばっかりなんだよな…。
あんま役に立たない情報ばかしで済みませぬ。(汗)
今回も10~11月の土日祝日やってた今年はもう終ってしまってる企画についてだったり。(汗)
ホテルヨーロッパのメインバー『シェヘラザード』での『アフタヌーンティー』。
予約した旨を告げると、店員さんが恭しく席に案内して下さりました。
椅子を引いて貰い、それ用に置かれたテーブルに荷物を置いて、漸くの休息。
記事上の写真は自分が着いた席からの眺め。↑
窓からオレンジ広場の大きなツリーが観える。
この店の窓外って駐車場だから、偶に車が停められて眺めが今一になるのが難点。
という事でホテルロビー側の席のが実は眺めが良いのだが(夜は窓側のが良いと思うが)、そっちは主にグループ客用なのでな。
『アフタヌーンティー』は19世紀頃、元ヴィクトリア女王の侍女で、後第7代ベッドフォード公爵夫人となった『アンナ・マリア』が考案・普及したと伝えられているが、他諸説も有りで真相は判らず。
まぁでも英国の有閑マダムが暇持余して考案した事は確かみたいで…現代でも居ますね、イベント企画起てちゃ、他人を巻き込むのが好きなマダム。
この場合、その『他人』の中にヴィクトリア女王が居たのが大きかった。
女王まで何時しか企画に乗った事で、英国中に流行した訳ですよ。
もっとも『アフタヌーンティー』の定義は「王侯貴族がお喋りを楽しみながら上品に豪華にお茶を飲む」事で、自分の様に庶民が孤独にお茶を飲むというような楽しみ方は正しくないのですが。(笑)
本家イギリスでも伝統に則ったアフタヌーンティーは殆ど廃れていて、楽しむのは難しいらしい。
てゆーか英国マニアで頻繁にイギリス行ってる友人Tによると、今イギリスでは珈琲スタンドが流行してるそうな。
で、某有名なホテルで紅茶飲んだら、お高い割に不味かったとか…何処も伝統を守ってくのは大変って事らしい。
此処『シェヘラザード』のアフタヌーンティーは、極力伝統の方式に則って振舞われるのが嬉しい。
しかもサービス料込み、お1人様2,887円という破格で。
店としてもかなりギリギリの値段だと思うのですよ…だから期間限定なんでしょう。
イギリスでは同じ形式で振舞われるとして、4,000円以上は覚悟しないといけないらしい。
薀蓄はこの辺で止めときましょう。
店員さんが静々と傍に寄って来て、茶葉をこの中(↑)より選んで下さいと言う。
グラスに入れられてるのは「匂いを嗅いで決めてくれ」って事です。
前左から右へ…
『ダージリン』…2006年セカンドフラッシュ、タムサン農園産。
『アッサムC.T.C.タイプ』…2006年セカンドフラッシュ、デオホール農園産。
『ビンテージ・ウバ』…セントジェームズ農園産。
後ろ左から右へ…
『アールグレイルネッサンス』…龍眼の繊細な香りと燻製茶の個性を、エキゾチックな甘みと程良い渋みが穏やかに包みます。(←とか何とか説明書きされておった)
『ショーレマロン』…香ばしさと仄かな甘味が大人っぽい印象、名前はパリの街角で焼き栗を売る掛け声が由来。
『ムッシュ』…爽やかなブルーベリーと甘いバニラの香りを兼ね備えた魅力的な味わい。
『シャンパーニュロゼ』…甘酸っぱいストロベリーとお祝いには欠かせないシャンパンの香り。
茶葉の種類は毎年(所か月毎に)微妙に変わります。
この中で私が選んだのは『ショーレマロン』、名前通り甘栗の香り(天津甘栗の様な…風情無い表現で御免)がする茶葉で御座いました。
選ぶと、1杯目は店員さんが、優雅に注いで下さいます。
「1杯目はストレートでお飲み下さい」と言われたんで、そのまま味わう…嗚呼、安らぐ…。
思えばずっと動いてたからな~。
↑気品有る花柄のティーカップで。
↑ティーポットにはちゃんと帽子が被せられてる。
茶が濃くなったら申し出れば差し湯を用意してくれますんで。
2杯目からは砂糖とミルクを入れました。
此処のホテルは角砂糖じゃなくてコロコロした形なのだ。
大きさマチマチなんで、好みのサイズを選ぶ。
以前は白&ブラウンだったけど…今年は白一色だったような??(別に白一色でも構わないけどね)
ミルクは常温、ちゃんと紅茶用。
↑暫くしてフィンガーサンドウィッチが運ばれて来ました。
左から時計回りに、サーモン、ハム&チーズ、トマト人参レタス等の野菜。
付け合せはピクルス…これがまた実に美味い。
去年は白&ブラウンの2色パンだったけど、今年は白一色のみ。
白で統一が今年の拘りか??
パンが去年より硬い感じだった…いや干乾びてるってんじゃなくて(汗)…噛み応えが有るってか、食感が以前よりしっかりしてる…ホテルのパン全体がそう感じられたので、そういうパンに変ったのだろう。
実はホテルメイドパンのスポンサーが、去年と変ったらしいのでな。
どっちのが美味いとは比べられない…どっちも美味しいと感じましたし。
食感がしっかりしたのが好みな人なら、この変化は嬉しいんじゃないかと。
サンドウィッチ、どれも美味しいですが、1番のお気に入りはサーモンv
また暫くして今度は(↑)スコーン&ショートブレッドが運ばれて来ました。
運んで来る前に店員さんが、「スコーンはプレーンとブルーベリー入り(←去年はチョコチップだった)、ショートブレッドはプレーンとチョコチップ入りが御座いますが、如何致しますか?」なぞと訊いて来ます。
勿論全部選んでも構わないのですが、私はどっちもプレーンで1個づつ貰った。
…いや、後でケーキ食べられるように、お腹のスペース空けとこうと。
↑このスコーンが最高に美味い。
温めて出されたのを、横に割って食べるのだ。
ショートブレッドは『ブレッド』と言う名前だけど、大きなビスケットの趣き。
食べると喉が渇いてお茶が進みます。
↑たっぷりと用意されたクロテッドクリームとイチゴジャムを、スコーンの上にたっぷりと盛って食べましょう。
病み付きになる美味しさですv
ジャムはハウステンボス名誉シェフ、上柿元印の味で御座います。
クロテッドクリームは見た目を裏切るさっぱりした風味。
たっぷり乗っけても、ちっともしつこく感じられない。
何故か他のお客さんは少なかったです。
自分が席を立つ頃には1人も居らんかったし。
午後3時を回ったのか、ホテルチェックインのお客様を迎える為、ロビーでヴァイオリンの演奏が始まりました。
未だ11月初旬だったので、クリスマスらしい曲目では無し。
これがアドベント以降だと、一気にクリスマスメドレーに変化します。(例年通りならね)
一昨年来た時はコーラス隊が来て、クリスマスソングを次々と披露して下さった♪
クリスマス期間のホテルロビーには、サンタもやって来る。
ホテルアムステルダムのロビーには15:15~15:30の間。
ホテルヨーロッパのロビーには15:45~16:00の間。
………あれ?ホテルデンハーグには…??(汗)
ステイブックには載ってなかったんですが…ひょっとして15:30~15:45にとか、或いは16時以降とか……来ないって事は無いんじゃないかな~~と…。(汗)
この時季のサンタさんは大忙し、タクシー乗って場内駆け回ってたりします。
他にも13:30~、14:30~、15:30~、各20分間ビネンスタッド内を散歩している。
16:30~20分間、ニュースタッドの方でも散歩してるそうな。
家族連れの方は上手い事時間狙って訪れて下さい。
19:00~19:20迄、ホテルアムステルダムのブッフェレストラン『ア・クール・ヴェール』にもやって来るそうな…こちらで会う為には、お金払ってディナーを食べる必要有。
ネットで予約すれば安いよ。(詳しくは公式サイトの方で→http://www.huistenbosch.co.jp/restaurant/detail/2150.html)
宿泊部屋に割引券置いてあったり、偶に店員さんが店の外で割引券配ってたりもするけどね。
…アフタヌーンティーに話を戻しましょう。(汗)
3杯目注いでスコーンを食べてる所に、「紅茶のお替り等お持ち致しましょうか?」と、店員さんが訊いて来ました。
「宜しければ、茶葉の御変更も承りますよ」と。
…これは今年からのサービスらしい。
去年までは茶葉の変更は出来なかった。
それならと『シャンパーニュロゼ』に茶葉を変更して頂く。
苺の甘い香りが好かれてか、去年女性に1番人気だったそうな。
確かにまるでイチゴジャムの様な香りだったよ。
茶器までそっくり替えて下さるのが細かいサービス。
また1杯目は店員さんが注いで下さった。
それをまたストレートで味わう。
サンドウィッチ、スコーン等のお替りは如何するかとも訊かれたが、それは止めにしておいた。(汗)
ロビーの喧騒が聞えて来る頃、カラカラと音立て、移動テーブルにプチケーキを満載して店員さんが近付いて来ました。
「どれをお取致しましょう?」と訊かれる。
折角だから、今年は全部お願いした。(うわぁ)
↑お皿に盛られると流石に迫力だな~。(笑)
パウンドケーキから時計回りに紹介してくと…先ずパウンドケーキはフルーツ&シナモン、ライム、チョコの3種。
バー横のホテル売店でも売られてる、ハウステンボス名誉シェフ上柿元氏オリジナルのパウンドケーキでして、1度は食べてみたかったんですよね~。(つまり今迄食べた事が無かった)
美味しかったです…好みは分かれるでしょうが、ドライフルーツケーキが嫌いじゃない方なら、好みな味じゃないかと。
ブラウニーの上にパイナップルが乗っかってる物。
マロンのロールケーキ…これだけが唯一去年も出た物、生クリームがさっぱりした甘さでとても美味しい、人気が高かったんで多分今年も出したのでしょう。
他、林檎のタルト?に、フランボワーズのムースケーキ、オレンジの砂糖煮にブラックチョコを掛けた物(10月はホワイトチョコだったようだが)、巨峰と白ワインのゼリー、真ん中はクレームブリュレ。
どれもとても美味しかったですv
ただ……流石に全部食べると甘い。(汗)
特にクレームブリュレ…どっしりしてて、プリンだと思って最後に食べると、結構来るものが有るかと。(いや美味しいんですが)(汗)
最後は巨峰ゼリーにしたんですがね…他の方の感想で、「あんま甘くないよ」と伺ってたんで……正解でした。
全部選ぶとお皿に盛るのも大変だった様で、店員さんがかなり苦労しておられた。(笑)
「済みません」とつい謝ると、「いえ、私も甘い物大好きなので、お気持ち解りますよ」と笑顔で言われてしまった。(照笑)
ケーキを全て食べ終り(よく食えたな~と思われるでしょうが)、紅茶を6杯飲んだ所で席を立つ事に。
前述したが、その頃には店内他に誰も居らんかった…恐らく4時は過ぎてただろう。
「お替りは如何ですか?」とまた訊かれたが、それは流石に勘弁と断った…死ぬがな、マジで。(汗)
もっと食べたい方は、注文すれば好きなだけ食べられますよ…それで料金は3,000円しないんだから、本当に得だ。(←優雅さの欠片も無い言い方)
席を立つ前に「茶葉を記念に選んでお持ち帰り下さい」と、数種の茶葉の入った小袋を篭に満載して持って来て下さいました。
その中より私は『ファンタジー』を選ぶ。
「香ばしいキャラメルに蜂蜜とフルーツをブレンド、さらっとした上品な甘さ」だと説明書きが付けられていました。
家帰って淹れて飲んだら、本当にキャラメルの甘い香りがしましたよ。
席を立つ直前、2人連れのお客が入って来まして…どうやら通常メニューであるカクテルを呑みにやって来たカップルだった様子。
未だバーとしての営業時間(17:00~23:30)にはなってなかったのですが、店員さんは快く案内しておりました。
店出てロビーを見たら、チェックイン客のピークは過ぎた様でした。
けどまだまだスタッフは忙しそうだった…日曜だったしな~。
15時~17時迄、ホテルヨーロッパではウェルカムドリンクがサービスとして出されます。
この時季ならホットチョコレート…小さいカップにちょこっとですが、実に美味しいんだこれが。
ヨーロッパ&フォレストヴィラ宿泊者は、これが目当ても有って、この時間帯かなり混む。
まぁそれでも美味しいから、宿泊予定の方は是非この時間帯を狙ってチェックインされて下さいませ。
15時台よか16時台のが、混雑度は低い様です。(絶対の自信は無いが…)
シェヘラザードのアフタヌーンティーはまったりさんのブログで詳しく紹介されております。
他方々のレポも、こちらにリンクされてますので読めますよ。
自分の書いた去年の記事も参考になれば…何だか妙な話仕立てになってて済みませんが。(汗)
今年はキャラメルクリームのエクレアが無かったのが残念…あれが1番好きだったんだがな~。
それと名前忘れたけど、丸いクッキー…これ、スペインだったかでクリスマスに食べるお祝いクッキーなんですよ。
アーモンド風味でね~、これも好きだったんだけどな…クリスマスイベント中に出すには合うと思うし…来年はこの2つを復活させて欲しいなと感じた。
まぁ個人的な感想ですんで。(照笑)
【おまけの呟き】
………髭剃っちゃったよ…剃っちゃったよ…剃っちゃったよ…。(涙)
あんま役に立たない情報ばかしで済みませぬ。(汗)
今回も10~11月の土日祝日やってた今年はもう終ってしまってる企画についてだったり。(汗)
ホテルヨーロッパのメインバー『シェヘラザード』での『アフタヌーンティー』。
予約した旨を告げると、店員さんが恭しく席に案内して下さりました。
椅子を引いて貰い、それ用に置かれたテーブルに荷物を置いて、漸くの休息。
記事上の写真は自分が着いた席からの眺め。↑
窓からオレンジ広場の大きなツリーが観える。
この店の窓外って駐車場だから、偶に車が停められて眺めが今一になるのが難点。
という事でホテルロビー側の席のが実は眺めが良いのだが(夜は窓側のが良いと思うが)、そっちは主にグループ客用なのでな。
『アフタヌーンティー』は19世紀頃、元ヴィクトリア女王の侍女で、後第7代ベッドフォード公爵夫人となった『アンナ・マリア』が考案・普及したと伝えられているが、他諸説も有りで真相は判らず。
まぁでも英国の有閑マダムが暇持余して考案した事は確かみたいで…現代でも居ますね、イベント企画起てちゃ、他人を巻き込むのが好きなマダム。
この場合、その『他人』の中にヴィクトリア女王が居たのが大きかった。
女王まで何時しか企画に乗った事で、英国中に流行した訳ですよ。
もっとも『アフタヌーンティー』の定義は「王侯貴族がお喋りを楽しみながら上品に豪華にお茶を飲む」事で、自分の様に庶民が孤独にお茶を飲むというような楽しみ方は正しくないのですが。(笑)
本家イギリスでも伝統に則ったアフタヌーンティーは殆ど廃れていて、楽しむのは難しいらしい。
てゆーか英国マニアで頻繁にイギリス行ってる友人Tによると、今イギリスでは珈琲スタンドが流行してるそうな。
で、某有名なホテルで紅茶飲んだら、お高い割に不味かったとか…何処も伝統を守ってくのは大変って事らしい。
此処『シェヘラザード』のアフタヌーンティーは、極力伝統の方式に則って振舞われるのが嬉しい。
しかもサービス料込み、お1人様2,887円という破格で。
店としてもかなりギリギリの値段だと思うのですよ…だから期間限定なんでしょう。
イギリスでは同じ形式で振舞われるとして、4,000円以上は覚悟しないといけないらしい。
薀蓄はこの辺で止めときましょう。
店員さんが静々と傍に寄って来て、茶葉をこの中(↑)より選んで下さいと言う。
グラスに入れられてるのは「匂いを嗅いで決めてくれ」って事です。
前左から右へ…
『ダージリン』…2006年セカンドフラッシュ、タムサン農園産。
『アッサムC.T.C.タイプ』…2006年セカンドフラッシュ、デオホール農園産。
『ビンテージ・ウバ』…セントジェームズ農園産。
後ろ左から右へ…
『アールグレイルネッサンス』…龍眼の繊細な香りと燻製茶の個性を、エキゾチックな甘みと程良い渋みが穏やかに包みます。(←とか何とか説明書きされておった)
『ショーレマロン』…香ばしさと仄かな甘味が大人っぽい印象、名前はパリの街角で焼き栗を売る掛け声が由来。
『ムッシュ』…爽やかなブルーベリーと甘いバニラの香りを兼ね備えた魅力的な味わい。
『シャンパーニュロゼ』…甘酸っぱいストロベリーとお祝いには欠かせないシャンパンの香り。
茶葉の種類は毎年(所か月毎に)微妙に変わります。
この中で私が選んだのは『ショーレマロン』、名前通り甘栗の香り(天津甘栗の様な…風情無い表現で御免)がする茶葉で御座いました。
選ぶと、1杯目は店員さんが、優雅に注いで下さいます。
「1杯目はストレートでお飲み下さい」と言われたんで、そのまま味わう…嗚呼、安らぐ…。
思えばずっと動いてたからな~。
↑気品有る花柄のティーカップで。
↑ティーポットにはちゃんと帽子が被せられてる。
茶が濃くなったら申し出れば差し湯を用意してくれますんで。
2杯目からは砂糖とミルクを入れました。
此処のホテルは角砂糖じゃなくてコロコロした形なのだ。
大きさマチマチなんで、好みのサイズを選ぶ。
以前は白&ブラウンだったけど…今年は白一色だったような??(別に白一色でも構わないけどね)
ミルクは常温、ちゃんと紅茶用。
↑暫くしてフィンガーサンドウィッチが運ばれて来ました。
左から時計回りに、サーモン、ハム&チーズ、トマト人参レタス等の野菜。
付け合せはピクルス…これがまた実に美味い。
去年は白&ブラウンの2色パンだったけど、今年は白一色のみ。
白で統一が今年の拘りか??
パンが去年より硬い感じだった…いや干乾びてるってんじゃなくて(汗)…噛み応えが有るってか、食感が以前よりしっかりしてる…ホテルのパン全体がそう感じられたので、そういうパンに変ったのだろう。
実はホテルメイドパンのスポンサーが、去年と変ったらしいのでな。
どっちのが美味いとは比べられない…どっちも美味しいと感じましたし。
食感がしっかりしたのが好みな人なら、この変化は嬉しいんじゃないかと。
サンドウィッチ、どれも美味しいですが、1番のお気に入りはサーモンv
また暫くして今度は(↑)スコーン&ショートブレッドが運ばれて来ました。
運んで来る前に店員さんが、「スコーンはプレーンとブルーベリー入り(←去年はチョコチップだった)、ショートブレッドはプレーンとチョコチップ入りが御座いますが、如何致しますか?」なぞと訊いて来ます。
勿論全部選んでも構わないのですが、私はどっちもプレーンで1個づつ貰った。
…いや、後でケーキ食べられるように、お腹のスペース空けとこうと。
↑このスコーンが最高に美味い。
温めて出されたのを、横に割って食べるのだ。
ショートブレッドは『ブレッド』と言う名前だけど、大きなビスケットの趣き。
食べると喉が渇いてお茶が進みます。
↑たっぷりと用意されたクロテッドクリームとイチゴジャムを、スコーンの上にたっぷりと盛って食べましょう。
病み付きになる美味しさですv
ジャムはハウステンボス名誉シェフ、上柿元印の味で御座います。
クロテッドクリームは見た目を裏切るさっぱりした風味。
たっぷり乗っけても、ちっともしつこく感じられない。
何故か他のお客さんは少なかったです。
自分が席を立つ頃には1人も居らんかったし。
午後3時を回ったのか、ホテルチェックインのお客様を迎える為、ロビーでヴァイオリンの演奏が始まりました。
未だ11月初旬だったので、クリスマスらしい曲目では無し。
これがアドベント以降だと、一気にクリスマスメドレーに変化します。(例年通りならね)
一昨年来た時はコーラス隊が来て、クリスマスソングを次々と披露して下さった♪
クリスマス期間のホテルロビーには、サンタもやって来る。
ホテルアムステルダムのロビーには15:15~15:30の間。
ホテルヨーロッパのロビーには15:45~16:00の間。
………あれ?ホテルデンハーグには…??(汗)
ステイブックには載ってなかったんですが…ひょっとして15:30~15:45にとか、或いは16時以降とか……来ないって事は無いんじゃないかな~~と…。(汗)
この時季のサンタさんは大忙し、タクシー乗って場内駆け回ってたりします。
他にも13:30~、14:30~、15:30~、各20分間ビネンスタッド内を散歩している。
16:30~20分間、ニュースタッドの方でも散歩してるそうな。
家族連れの方は上手い事時間狙って訪れて下さい。
19:00~19:20迄、ホテルアムステルダムのブッフェレストラン『ア・クール・ヴェール』にもやって来るそうな…こちらで会う為には、お金払ってディナーを食べる必要有。
ネットで予約すれば安いよ。(詳しくは公式サイトの方で→http://www.huistenbosch.co.jp/restaurant/detail/2150.html)
宿泊部屋に割引券置いてあったり、偶に店員さんが店の外で割引券配ってたりもするけどね。
…アフタヌーンティーに話を戻しましょう。(汗)
3杯目注いでスコーンを食べてる所に、「紅茶のお替り等お持ち致しましょうか?」と、店員さんが訊いて来ました。
「宜しければ、茶葉の御変更も承りますよ」と。
…これは今年からのサービスらしい。
去年までは茶葉の変更は出来なかった。
それならと『シャンパーニュロゼ』に茶葉を変更して頂く。
苺の甘い香りが好かれてか、去年女性に1番人気だったそうな。
確かにまるでイチゴジャムの様な香りだったよ。
茶器までそっくり替えて下さるのが細かいサービス。
また1杯目は店員さんが注いで下さった。
それをまたストレートで味わう。
サンドウィッチ、スコーン等のお替りは如何するかとも訊かれたが、それは止めにしておいた。(汗)
ロビーの喧騒が聞えて来る頃、カラカラと音立て、移動テーブルにプチケーキを満載して店員さんが近付いて来ました。
「どれをお取致しましょう?」と訊かれる。
折角だから、今年は全部お願いした。(うわぁ)
↑お皿に盛られると流石に迫力だな~。(笑)
パウンドケーキから時計回りに紹介してくと…先ずパウンドケーキはフルーツ&シナモン、ライム、チョコの3種。
バー横のホテル売店でも売られてる、ハウステンボス名誉シェフ上柿元氏オリジナルのパウンドケーキでして、1度は食べてみたかったんですよね~。(つまり今迄食べた事が無かった)
美味しかったです…好みは分かれるでしょうが、ドライフルーツケーキが嫌いじゃない方なら、好みな味じゃないかと。
ブラウニーの上にパイナップルが乗っかってる物。
マロンのロールケーキ…これだけが唯一去年も出た物、生クリームがさっぱりした甘さでとても美味しい、人気が高かったんで多分今年も出したのでしょう。
他、林檎のタルト?に、フランボワーズのムースケーキ、オレンジの砂糖煮にブラックチョコを掛けた物(10月はホワイトチョコだったようだが)、巨峰と白ワインのゼリー、真ん中はクレームブリュレ。
どれもとても美味しかったですv
ただ……流石に全部食べると甘い。(汗)
特にクレームブリュレ…どっしりしてて、プリンだと思って最後に食べると、結構来るものが有るかと。(いや美味しいんですが)(汗)
最後は巨峰ゼリーにしたんですがね…他の方の感想で、「あんま甘くないよ」と伺ってたんで……正解でした。
全部選ぶとお皿に盛るのも大変だった様で、店員さんがかなり苦労しておられた。(笑)
「済みません」とつい謝ると、「いえ、私も甘い物大好きなので、お気持ち解りますよ」と笑顔で言われてしまった。(照笑)
ケーキを全て食べ終り(よく食えたな~と思われるでしょうが)、紅茶を6杯飲んだ所で席を立つ事に。
前述したが、その頃には店内他に誰も居らんかった…恐らく4時は過ぎてただろう。
「お替りは如何ですか?」とまた訊かれたが、それは流石に勘弁と断った…死ぬがな、マジで。(汗)
もっと食べたい方は、注文すれば好きなだけ食べられますよ…それで料金は3,000円しないんだから、本当に得だ。(←優雅さの欠片も無い言い方)
席を立つ前に「茶葉を記念に選んでお持ち帰り下さい」と、数種の茶葉の入った小袋を篭に満載して持って来て下さいました。
その中より私は『ファンタジー』を選ぶ。
「香ばしいキャラメルに蜂蜜とフルーツをブレンド、さらっとした上品な甘さ」だと説明書きが付けられていました。
家帰って淹れて飲んだら、本当にキャラメルの甘い香りがしましたよ。
席を立つ直前、2人連れのお客が入って来まして…どうやら通常メニューであるカクテルを呑みにやって来たカップルだった様子。
未だバーとしての営業時間(17:00~23:30)にはなってなかったのですが、店員さんは快く案内しておりました。
店出てロビーを見たら、チェックイン客のピークは過ぎた様でした。
けどまだまだスタッフは忙しそうだった…日曜だったしな~。
15時~17時迄、ホテルヨーロッパではウェルカムドリンクがサービスとして出されます。
この時季ならホットチョコレート…小さいカップにちょこっとですが、実に美味しいんだこれが。
ヨーロッパ&フォレストヴィラ宿泊者は、これが目当ても有って、この時間帯かなり混む。
まぁそれでも美味しいから、宿泊予定の方は是非この時間帯を狙ってチェックインされて下さいませ。
15時台よか16時台のが、混雑度は低い様です。(絶対の自信は無いが…)
シェヘラザードのアフタヌーンティーはまったりさんのブログで詳しく紹介されております。
他方々のレポも、こちらにリンクされてますので読めますよ。
自分の書いた去年の記事も参考になれば…何だか妙な話仕立てになってて済みませんが。(汗)
今年はキャラメルクリームのエクレアが無かったのが残念…あれが1番好きだったんだがな~。
それと名前忘れたけど、丸いクッキー…これ、スペインだったかでクリスマスに食べるお祝いクッキーなんですよ。
アーモンド風味でね~、これも好きだったんだけどな…クリスマスイベント中に出すには合うと思うし…来年はこの2つを復活させて欲しいなと感じた。
まぁ個人的な感想ですんで。(照笑)
【おまけの呟き】
………髭剃っちゃったよ…剃っちゃったよ…剃っちゃったよ…。(涙)