瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

『何度も廻り合う』その10

2006年01月08日 22時35分22秒 | 桜トンネル(ワンピ長編)
――そろそろ前置きも面倒臭く、取敢えず連載スタート、前回の続きです。








探検はまだまだ続く。




コテージの中はどこもかしこも、びっくりするくれェごうかだった。



「こりゃちょっとした別荘だなァ。」


ひゅーっと口笛吹いて、感心したようにゾロが言う。


「見て見て!!此処のお風呂、バスとは別に洗い場が在る!!」
「へェ、そりゃ助かるな。狭っ苦しい思いして体洗わなくて済む。」
「お!?すげーぞここ!!便所にまで手洗いが付いてる!!」
「偶にトイレとバス一緒にしちゃってるトコ在るじゃない?合理的だけど、私、アレ苦手なの。トイレの横でお風呂入るのって気分的にねー。誰かがお風呂使ってる間、行けなくなるって問題も有るし。」
「脱衣所も充分な広さだな。タオルも大・中・小、様々。えっらい数揃えて有るぜ。はっきり言ってこんな使い切れねェよ。…お?此処、パジャマか。浴衣じゃねェのは良いな。」
「おお!!す!すげェ!!ゾロ!ナミ!こっち来てみろよ!!」
「あ、本当、パジャマだわ!…へェ?てっきりあんたは浴衣派だと思ってた。」
「浴衣だと寝てる間に帯が解けちまって煩わしいんだよ。だから旅行した時は大抵すっぱで俺は寝てる。」
「………先に注意しとくけど、今回は素っ裸で寝たりうろついたりしないでよね。」
「ゾロー!!ナミー!!こっち来てみろってー!!!」
「洗面所も、鏡大きく使い易い様にデザインされてて素敵ーv」
「ゾローー!!!ナミーー!!!なーーー!!!!」
「うっさい!!!!敢えて無視してんだから黙ってなさい!!!!」

「いーからリビング来てみろって2人共!!おんもしれーぞ♪♪」

「何よ!?プレステでも見付けたのルフィ!?」


「見てろよ?かべに取り付けられたこの水色の扉をガラッと開くと――ジャジャーーン♪」

「…嘘!?キッチン!?」
「マジかよ!?しかも電気式だぜ!!」


水色の扉をガラッと開いたそこには、何と電気式のキッチンレンジが在った。

ちゃんとヤカンまでセットされている。


ちなみにその左横にも水色の扉が有って、開いてみたらハンガースペースだった。

ちょうど良いんで脱いだ上着を掛けといた。


「やっぱサンジも連れてくるべきだったよなー。したらこれで、美味いメシ色々作ってもらえただろーし。」

「この簡易式キッチンじゃ、幾らサンジ君でも料理までは無理よ。精々お茶を沸せる程度ね。」


「こっちの戸棚にはビデオまで有りやがる。録画機能は無さそうだが…此処まで来てビデオ観ようって奴居るのかね?…ワイングラスにウィスキーグラスまで…下の棚にはカクテル用ミニバー、ツマミに金庫に冷蔵庫…酒もきっちり揃ってるな。今夜酒盛りするか?」
「未成年が何言ってんのよ!?」
「何だよ?てめェだってイケる口のクセして。」
「高校生ばっかで旅して不祥事は拙いでしょ?今回は健全な旅を目指すわよ!」

「健全ねェ…。」


「うはは♪見ろよ!このイス、ユラユラゆれておんもしれーぜ♪」


湖に向って大きく開いた窓の側には、座るとブランコみてーにゆれる変ったイスが置いてあった。


「ロッキングチェアね。優雅に湖畔の山荘にでも来た気分になれて良いわよねェ。」

「よし!このイスは俺の指定席決定な♪」
「じゃあ俺の席は、この寝心地良さ気な長ソファに決定な。」


ゾロの気に入ったイスは、背中ん所にでっかいクッションが2つ、右左はじに小せェクッションが1つづつ並べて有って、確かにねるのにちょうど良い長さだった。


「ちょっと!勝手に席決めちゃわないでよ!!じゃ、私は何処に座れば良いワケ!?」

「窓側のえらそうなソファが空いてんじゃんか。」
「そうだな。如何にも我儘女王様にぴったりの肘掛椅子だ。窓からの日差しバックにして座りゃ、偉さ倍増だぜ。」
「誰が我儘女王様よ!!??」

「なー2階の方も探検してみよーぜ!?」
「そういや、未だ誰も上がって調べちゃいなかったな。」




3人して階段昇って2階に行く。


1階リビングの仕掛けにも驚いたけど、2階の仕掛けはそれ以上にびっくりだった。

階段昇って右っかわにはベッドルームが在った。

左っかわにもベッドルームが在った。

その間にはまた便所が在った。


「…便所2つも用意しとく意味有んのかね?」
「あら?わざわざ2階に降りなくて済んで楽じゃないv」
「誰かがクソすんの長くても、がまんしなくてすむしな♪」
「クソ言うな!!!本当にルフィは下品なんだから!!」
「おめェも負けずに下品だっつの。」


どっちのベッドルームにもベッドが2つ、窓は1つ、かさ付ライトが置かれた丸テーブルにイス、たんすまで置かれてら。


たんすをパカッと開けてみる。


「うわうわうわああああああああああああ!!???」


「何だよルフィ?大声出して。」
「いきなり何??」


「たたたたたたたたんすの中に洗面所が在るゥゥゥゥ!!!!」


たんす(?)の左っかわの扉を開けると、そこには洗面所が在った。

ちゃんとタオル掛けや石けん入れ、うがい用のグラスも2つ置かれてたし。


「右側の扉開くとハンガースペースか…大した造りだ。」
「すっごい!!朝起きて身支度全て1部屋で出来ちゃうなんて嬉し~~vv」
「写真とってウソップに見せてやろー♪きっと驚くぜェ♪♪」

「…で、どっちの部屋選ぶんだ?」

「あ、そっか!どっちの部屋が男部屋で女部屋か、はっきりさせといた方が良いわよね。」
「俺TV!!TV有る方の部屋取りィ!!」
「右に同意。」


2つのベッドルームはほとんどおんなじようになってたけど、1つだけ違う所が有った。

片っぽの部屋はTV付、もう片っぽは引き出し付いた鏡台っつうの?が、置いてあった。

だんぜんTV付のが良いよな!


「私だってTV付の部屋のが良いわよ!!…此処は公平にジャンケンね!」
「うし、上等だ!」
「負けてダダこねんなよナミィ!!」


絶対に負けらんねェ戦いがここに有った。

ベッドルームで俺とゾロとナミの3人、静かににらみ合い、態勢を整える。


「「「ジャンケンポッッッ!!!」」」


「はいルフィの負けーーv」
「うああっっ!!!ちっきしょーーー!!!!」
「おめェ、最初の一手必ずグー出すから…」


2回戦突破、ゾロとナミ。(←ちくしょー)

再びにらみ合い、立つ2人。


「勝てよゾロ!!!負けたらサンジにバラすぞ!!!」
「煩ェ!!!敗者は黙って去りやがれ!!!」


「「ジャンケンポッッ!!」」


「はいゾロの負けーーvv」
「あああっっ!!!ックソォォ…!!!」
「あんた、決めの一手必ずチョキ出すんだもん♪」


――勝者、ナミ。(←悔しーーー!!)


「再戦!再戦!今度は5タンで勝負しよーぜ!!!」
「再戦は受付けません!!男が付いた勝負にグチグチ言うんじゃないの!!」
「TVーー!!!TV付じゃなくちゃ嫌だーーー!!!」
「1階にもTV有るでしょ?そっちで観れば良いじゃない!」
「1階じゃ、ねながら観れねーだろがナミのアホーーーー!!!」
「誰がアホだ!!?」
「男が鏡台付の部屋選んだって使い道無ェよ。やっぱおめェが入った方が相応しいと思うぜ?」

――ポン!!!

「あ!良い手思い付いた!!」
「良い手って何よ?ルフィ??」

「3人一緒に、TV付の部屋で寝る。…名案だろ♪」


――ゴンッッッ!!!!


「いいい痛ェェェ~~!!!」
「何処が名案よ!!?」
「だ、だってよ~~、3人共TV付の部屋のが良いっつうんだから、3人でねりゃ良いじゃねーか!幸いベッドもでっけーし…。」

「…確かに名案だな。思い付かなかったぜ。」
「ゾロ、あんたまで床に顔沈めたい?」
「ザコ寝位ェさんざっぱらして来ただろ?気にする仲じゃねェよ。」
「『男女6歳にして席を同じゅうせず』、ガキの頃と一緒にすな!!」
「良ーじゃん♪ガキん頃みてーにマクラ並べて一緒ねよーぜ♪♪そんで皆でTV観っぞー!!」

「……TVTVTVって…まったくもう……解った!私が鏡台付の部屋行くわよ!」
「ええ!?TVあきらめんのかナミィ!?」
「あんた見てる内に、TVに固執すんのが恥しくなったのよ、ルフィ。」
「最初っからそうやって素直に折れてりゃあ、平和だったっつうの。」


しぶしぶTVあきらめたって言葉のわりには、ナミのヤツ、優しい顔して笑ってた。

なんてェの?母ちゃんみたくな顔して笑ってたんだ。



「1階降りて何か飲も!紅茶に煎茶にほうじ茶珈琲、色々用意して有ったわよ!」


階段を降りながらナミが言う。


「さっき紅茶飲んだからなァ、今度は煎茶が良いな。」
「あ!俺はコーヒーが良いぞ!!」
「じゃ、間を取ってほうじ茶ね!」
「「何だそりゃ!??」」




1階降りてゾロは長ソファに、ナミは女王様ソファに、俺はユラユラゆれるイスに座った。

ナミがほうじ茶3人分いれて、カップに注いでよこした。

長ソファの横には丸テーブル…かさ付ライトに電話にポットが上に置かれてあった。


「ポットが有んなら、あのキッチン必要無ェんじゃねェか?」と、ゾロが笑った。


「1…2…3…4…計8枚か。」


ほうじ茶飲みながら、ナミがつぶやく。

「8枚って何がだ?ナミ??」

「リビングの壁に3枚、階段上がった所に1枚、各寝室の壁に2枚づつ…計8枚の絵が、額に入れられて飾ってあったでしょ?」


……言われてみれば、有ったような???

リビングのかべ見回してみたら、確かに3枚の絵が飾られていた。


「主に中世オランダの風俗を描いた絵ね。ウソップが居たら、長ったらしく批評始めてたかな、と思って。」


美術部員のウソップは、絵がとても上手い。

上手い絵を観ると、必ずひひょーかみてェに、ひひょーすんのが趣味だった。


「ま、なんだ。優雅で宜しいこった。」


ソファの上ねっ転がりながら、ゾロが笑った。



「明日の予定でも組みましょうか?ガイド見て行きたいトコとか有ったら、丸して私に渡して。それ参考にして予定組む様にするから。」
「おお!!組もう!!組もう!!」


ジーパンの後ポケットに丸めてつっこんどいたガイドを取り出す。

ナミから渡されたボールペンで、場内地図の上に丸付けてった。


「この『ミステリアス・エッシャー』って何だ?」
「あんたが買った貯金箱に付いてた絵、ああいう絵の世界を3D映画で体感させる館よ。」
「あのだまし絵か!?面白そうだなー♪よし、それ行くぞ!!」

「『天星館』は?占いをテーマにしたプラネタリウム・ショーだけど。」
「プラネタリウムか~~、きれーそうだな♪それも行こう!!」

「『ホライゾン・アドベンチャー』は?大洪水を体感させるアミューズメント・シアターだって。」
「大洪水!!迫力有って面白そうだ!!行こう!!!――この『フライト・オブ・ワンダー』ってのはどんなんだ!?」
「それは小っさい子供用遊戯施設よ。……ゾロは?行きたいトコとか、何か要望は無いの?」

「俺はいい。明日は此処で1日中ゴロゴロしてるさ。」
「却下!」
「却下すんのかよ!!?」




気が付いたら、窓の外はすっかり暗くなっていた。

時計を見たら、5時過ぎてる。


ナミが言うには、長崎は東京より約30分、日の入・日の出が遅いんだそうだ。


周りのコテージに明りが点いて、それが湖に並んで映ってきれいだった。






その11に続】





写真の説明~、ルフィが話中で言ってた、洗面所が中に付いてる箪笥…事情が有って、写真を更に撮影した物なんで歪んでる…観辛くて済みません。(汗)

最初にこれ見た時は結構びっくりするかと。(笑)


レンジやビデオは使った事無いです…使ってみたいけどね。(笑)


あ、それと、Fくちゃんから言われて気が付いたんですが(有難う御座いました、Fくちゃん)、全てのコテージのバルコニーが湖に張り出してる訳じゃないです。(汗)

湖に張り出してるタイプが良い場合は、その辺り予約時に、ホテル側に要望出しといた方が良いですよ。
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『何度も廻り合う』その9

2006年01月07日 22時24分23秒 | 桜トンネル(ワンピ長編)
――ダラダラ連載、ダラダラと新年初書きにして、前回の続きです。







サンドイッチもスコーンもケーキも食い終ったし、ロビーの演奏も終ったしで、そろそろチェックインしようかって話になった。


席を立とうとしたら、店の人がまたすーっと近付いて来て、今日飲んだお茶っ葉を記念にって俺達によこした。

ゾロにはダージリン、ナミにはアール…なんつったっけ??ミカンみてェなにおいの茶、俺にはシャンパー……イチゴジャムのにおいしたヤツだ。

ちっちぇ袋に1回分くれェしか入ってねェのはがっかりだったけど、記念だしな、ぜいたく言うなってナミに怒られそうだからだまってた。

ナミは感激して、家に帰ったらノジコやゲンさんにもいれてあげるんだって、大事そうにベルトポシェットん中しまってた。



そんで結局、ゾロと俺のお茶代はナミに払ってもらう事にした………正直後がメチャクチャ恐かったけど。

レジんトコで金払うんだろうと思ってナミの後ろついてく。

したらナミは、「会計は部屋付けにして後で精算する積りよ」っつった。

「場内ホテルに泊ってる間、ホテルで飲食した代金は、後で纏めてチェックアウトの時に支払ってもOKなんだって。だから今はサインするだけね。」

「へー!便利だなァー!」

「とまァそんな訳で…部屋付けにして貰えます?」

「かしこまりました。それではお客様のお部屋の番号を――」

「…………あ……!」


レジ係の女の言葉に、ナミがぎしっっと音出して固まっちまった。


「…お、おい…ナミ…どうした!?」
「何だー??便所でも行きたくなったのかー??」

「……あの…ひょっとして…チェックインしてからじゃないと、部屋付け駄目だったりします…?」

「…え?ええ、申し訳有りませんが……」

「――嗚呼!!馬鹿だっっ…!!私…大馬鹿だわァァ…!!どうして気が付かなかったのよォォォ…!!!」


よく解んねーけど、みるみるナミは落ち込んでって、レジ前で頭抱えてうずくまっちまった。


「……お前…まさか手持ちの金が足りねェとか…?」

「ううん…それは足りるけど…。」

「なんだ…なら良いじゃねェか、この場で払っちまえば。後だろうが今だろうが、払う料金は変んねェんだろうが。」
料金変んなくとも気分が頗る変んの!!!…この私とした事が、こんな単純なミステイクしでかすなんて……悔しいィィィ~~~~!!!
「あっはっは♪ナミはうっかりさんだなァァ~~~♪♪」
「うっさい!!!あんたにだけは言われたくないわよルフィ!!!!」
「あ、あの…!宜しければお待ちしますので…!直ぐ隣がフロントですから、どうぞチェックインされてから…あの…!」


取り乱すナミに引きずられたのか、レジ係の女までオロオロしながら話す。


いいえ払います!!払えば良いんでしょ!!…後だろうが今だろうが払う料金は同じだもん!!」
「……だからさっきから俺がそう言ってるだろうが…ったく、面倒臭ェ女だぜ。」
「うっさいっつったでしょ!!!!グダグダ言ってんならあんたに全額払わせるわよゾロ!!!!」


顔面から悔しさみなぎらせてナミが金を払う。

そんなナミを相手にレジ係の女は、可哀想なくれェおびえてた。

……怒ったナミはえん魔様より恐ェからなァァ。



結局、お茶代はレジで現金払い、その後ようやくチェックインしようと、3人してフロントへ向った。



その前に、さっきとろうとしたお菓子の家や車に乗ったサンタを横にして写真をとった。

シャッター押そうとしたトコでホテルの人が近付いて来て、「宜しければお撮りしましょう」って言ってくれたんで、カメラ渡して頼んだ。

おかげで3人一緒に写真に入れた――親切だなァ。

またゾロを真ん中にしようとしたら、「てめェが真ん中立ちやがれ」っつって殴られた――不親切だなァ。


ロビーの真ん中にすんげー沢山のきれーな花が飾ってあったんで、これをバックにしてもとってもらった。

聞いたら400~500本くれェ花びん(って言うかでか過ぎてツボにしか見えなかったけど)に活けてあるらしい、しかも毎金曜に変えてるらしい――ぜいたくだなァ。


お茶代を部屋付けに出来なかったのがよっぽど悔しかったのか、ナミはしばらくプリプリ怒ってて触れんのも恐ろしかった。

けどロビーに飾ってある色々を観たり、写真とったりしてる内に、いつの間にやら鬼の顔を止めていた。

それ見てたゾロが後ろで、「まったくこの女は気分コロコロ変えやがって…扱い難いったらねェぜ」とか何とかぼそりとつぶやいてたけど、幸いにもナミには聞えなかったらしかった。




きれーなクリスマスリースの飾られたフロントで、ナミがチェックインをお願いしてる間、俺とゾロは後ろの高そうなイスに案内されて、ウェルカムドリンクもらって待っていた。


………ココア??


「ホットチョコレートね。」

受付し終えて戻って来たナミが、飲みながら言った。

「チョコレート??これ液体だぞ???」

「チョコレートは初め、飲み物にして嗜好されてたのよ。現代では固形にした物のがポピュラーだけどね。」

「へー、そうなのか~~。」
「だから要はココアだろうが。」


ちっちぇ白いカップにほんの1口分…甘くて温かくて美味かったんでおかわりもらおうとしたら、ナミに「サービスを過剰に受けようとすな!」って怒られた。




飲み終ってカップを返したトコで、ホテルの裏口に案内された。


外に青い車が停まってる、いよいよ泊る部屋に連れてってくれるらしい。


……ん?あれ??このホテルに泊んじゃねーのか???


「待て。泊るトコって此処じゃねェのか?」


ゾロも疑問に思ったらしい。


「ああ、面倒だから端折って説明するけど、私達の宿泊するトコはフォレストヴィラって言うコテージでね、このホテルに泊る訳じゃないの。ただ受付は此処、ホテルヨーロッパとなる訳。」

「……ややこしいなァ、おい。」

「元々の受付だった場所がスパの受付になっちゃったんだもの。仕方ないわ。」
「まー良いじゃねーかゾロ!早く車乗って行こーぜ!泊る部屋どんなんか見てーし♪」




車に乗せられ1分もしねェ内に、木や家が立並んだ場所へと出た。


家はかべが白と赤レンガの2タイプ有って、形はどれもおんなじだ。


その内の1けん、小さな赤い実が沢山生ってる木の側の、赤レンガのかべした家の前で車は停まった。


ここが、俺達の泊るコテージって事だった。


「素敵v柊の様に緑の葉と赤い実を沢山付けた木の側のコテージだなんて、クリスマスシーズンにぴったりv」

「なんて木だろーなー?…食えんのかなァ?この実。」
「何でも食おうとすな!!」



車から降りてホテルの人がカギを開ける。

木のドアにはクリスマスリースが飾られていた。


ガチャンと開き中へと案内される。



「玄関入って直ぐ、壁面のボックスにキータッグを差し込みますと、照明暖房TV等全ての電源が入りますので。」


とたんにパッと部屋の明りが点いた――す、すげェェェ!!!


「キータッグを此処から外しますと、電源はオフになります。」


今度はパッと部屋の明りが消える――おおお面白ェェェェ!!!!


「すげェすげェすげェすげェおんもしれェェェェ~!!!お俺にもやらせてくれェェェ!!!」
「ルフィ遊ぼうとすんじゃない!!!」

「いやまったく凄ェな。見掛けによらずハイテクだ。」


玄関上がってすぐ左には風呂と洗面所、その横にはトイレ、右は2階へと続く階段――2階まで在んのか!?ますますすんげ~~!!


1階のろう下を進んで水色の扉開くと、そこは広いリビングだった。

すでに荷物が中に運んで置いてある。



ざっと説明し終りホテルの人が帰ってく、ドアをガチャンと鳴らして外へ出た…と同時に俺達全員ニヤーンと顔を見合わせ、さっそく室内探険にくり出した。


「すっげーなーー!!」

「本当、すっごい!」

「見ろよ!フルーツセットが置いてある!!」
「って先ずそこかい!!!」


リビングのテーブルには、ナシ・カキ・リンゴが1つづつ、バナナ・キウイが2つづつ、ミカンが3つ、銀色のトレーに盛られて置いてあった。

皿にフォークにナイフにナプキン、メッセージカードまで一緒に置いてある。


「『Merry Ⅹmas 光の街 ハウステンボスへようこそ』…これ、お手製よ。折紙で折ったポインセチアが貼ってあって素敵v」

「こういうフルーツサービスって宿泊客全員にしてんのか?だとしたら大変なんじゃねェの?」

「良ーい所に気が付いたわねゾロ!実はこの特典は私が『カスタマーズクラブ』に入ってる事で受けられたサービスなのでェす!」

「「カスタマーズ??」」

「入会金も年会費も不要ってんで入っといたの♪会員の特典の1つに『ラッキーデー』って言うのが有って、こっちが設定しといた日(←注:設定日より前後2週間の範囲まで適用OK)に宿泊するとフルーツセットを用意してくれるって訳!」

「…お前……高々フルーツセットの為にそんなん入会したのかよ…?」

「あら、他にもチェックアウトを1時までに延長出来たり、サイン1つでチェックイン出来たり、記念日には部屋のグレードアップ(←注:これも記念日より前後2週間の範囲まで適用OK)してくれたり、いっぱい特典有るんだから!入会して30ヶ月宿泊が無ければ自動的に失効になるし、何より只で入れるんだから損は無いでしょ!?」

「ああ解った解った。仰る通りお得だよ。」

「ふん!まっひゃくほふは!ふへえひょほほひはん!!」
「…ってあんたは早速蜜柑食ってるし!!ちょっとは食から頭切り離したらどうなの!?」

「ほひゃっひゃほんほひゅふひひゃひゃふほは、ほへひょひゅひひゃ!!へっひゃふふいひゃんはひ、ひょほほほひゃへっほへほひゃひひひょうへ!!」
「っつか全部食べようとすな!!そのフルーツはあんただけのもんじゃないんだからね~~!!」

「おい、ちょっと2人共、こっち来てみろよ。絶景だぜ!」

「絶景?」
「へっへェ??」



窓から外のベランダ出てたゾロに呼ばれたんで、ナミと行ってみる。


目の前には、湖が広がっていた。


「素敵…湖に張り出したバルコニーだなんて…水面に映る紅葉した木々…ひっそりと湖の周囲に佇むコテージの並び…まるで絵葉書を観るみたい…。」

「良い眺めだろ?この景色を観れただけでも来た価値有ったかもな。」

「へェェ?誰かさんのブータレ病も治しちゃうなんて、このコテージを療養所に選んだ甲斐が有ったわァ。」
「…誰かさんって誰の事だよ?」
「さァて、誰でェしょお♪」
「…けっっ、誰かさんこそ、何時の間にか不機嫌治してやがって、付き合いきれねェってのっっ…。」
「……その誰かさんって、誰の事よ?」
「さて、誰の事やらァ~。」
「お!白鳥だ!白鳥が2羽こっちへ泳いでくっぞ!!」


湖の真ん中には島が在って、そっから2羽の白鳥がスイーッと泳いで、俺達の居るベランダ下まで寄って来た。


「餌をくれって言ってるみたいよ。」
「流石、観光客馴れしてるな。」
「つってもなー、リンゴ丸ごと落としてやる訳にいかねーし…」
「あんた、お昼にバナナマフィン買ってたじゃない。あれ1つあげれば?」
「えええ!!?嫌だ!!!なんで俺の食べもんやんなきゃなんねーんだよ!!??」
「ルフィ、あんたに有難ァい言葉を教えてあげる。『人はパンのみに生きるに非ず』…少しは『与える』って事を学んだら?」
「なんだよそれー!??パン無かったら腹減って死んじまうじゃねーか!!!」
「あら?パンが無かったらお菓子を食べれば良いじゃない。」
「バカだなナミ!!お菓子はデザートだぞ!?パンの前に食っちまっちゃいけねーんだからな!!」
「おめェらさっきから会話噛合ってねェよ。ってか支離滅裂だっての。…時にあの硝子張りの建物は何だ?」


ゾロが指差した右の方角には、でっかいガラスのドームみてェな建物が在った。


「あれは『ウェルネスセンター』って言って、プールやスパを営業してる所よ。明日、明後日の朝食会場もあそこ。」

「ああ、さっき言ってたこのコテージの元受付か。」

「へー!ここプールも在んのかー!!よし!後で行ってみよーぜ♪」

「カナヅチが何言ってんの!でも綺麗なプールよ。温室の様な、熱帯植物の繁ったトロピカルデザインのプールでね、時間が有れば寄ってみたいけど……多分、無理ね。」



夕陽が湖ん中うつって、ユラユラゆれながら光ってた。

湖がオレンジ色にそまってる、「もう直日が暮れるわね」と、ナミがつぶやいた。


白鳥はいつの間にか遠くに行っちまってた。


「餌をくれる気配しねェんで、他んトコ営業回り行っちまったんだろ。…しっかりしてるぜ。」


ゾロがあきれたように、笑って言った。






その10に続】






…漸くチェックイン~。(汗)


フォレストヴィラは綺麗です、場所と部屋だけで言うんなら、1番の宿泊施設だと自分は思いますね。


『カスタマーズクラブ』、場内ホテルに宿泊するなら、入っとくと何かと便利、チェックアウトが午後1時ってかなし有難いっすよ。

詳しい説明は『カスタマーズ・コンシェルジュ』に連絡して、聞いてみて下さい。


ハウステンボスのスパ『RIN』は、結構評判良いみたいです。

体験レポがまったりさんの『ハウステンボス雑感』で詳しく書かれてますんで、宜しければ御参照下さいませ。

…って、毎度リンク勝手に貼っ付けて紹介しちゃって済みませんです。(汗)



【8/20追記:写真の説明】…フォレストヴィラのバルコニーから観た夕景。

湖に夕陽が映ってます。


…勝手ながら『その30』と写真取替えました、済みませぬ。(汗)
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ミス・メリーのクリスマス雑学講座その6

2006年01月06日 20時05分54秒 | クリスマス
本日、1/6は公現節で御座います。

云わば聖キリストが公に姿を現した日、と言う訳ですね~。


――何故、1/6、か??

聖書では、神が人間を創り給うた日は、天地創造(←是はローマの太陽暦より1/1になされたと定められた)より6日目という事になってたからだそうな。

そいった理由から、12/25が聖キリストの誕生日と定められる前は、この日がクリスマスとして祝われておりました。

今でも東方教会側では、1/6にキリスト生誕を祝ってるらしいです。


そんなこんなで久し振りに……



――出でよ!ミス・メリー!!(済みませんねぇ、性懲りも無く…)(汗)



はぁい!ミス・メリーよ!

…え?クリスマスは12/25で終わった筈なのに、何でまた出て来たのかって?


実はね、キリスト教国でいうクリスマスは、12/25「キリストの降誕日」から、1/6「東方の三賢王の礼拝日」までを指しているのよ。

「十二夜」という言葉を聞いた事の有る人も居るかもしれないけど…これはその間の夜を数えて名付けられたものなのね。

どころか、19世紀には習慣上は、12/16~2/2「主の奉献の祝日」の前夜まで、クリスマスは48日にも及んでいたんですって。


クリスマスの先祖は「冬至のお祭り」、元々この日からこの日までって明確に決められていたものではなかったの。

大体10月末~2月始めまで行われて来たイベントだったから、クリスマスにもこうした部分が引き継がれていったのね。


キリストの降誕、つまり誕生日は、3世紀末までは1/6という事になっていたらしいの。

今でもセルビアのように、1/6をクリスマスとして祝っている国も在るらしいわ。


1/6はキリストが救い主として公に現れ、洗礼を受けた日とされていた為、この日がキリストの誕生日とされていたのね。

キリストの誕生日が12/25に移動したのは4世紀前半と言われているわ。

当時ローマ帝国では、太陽を崇拝するミトラス教が普及していて、その主祭日が冬至に当る12/25だったの。

こうした太陽の祭と、キリストを世の光・太陽と見なす解釈とが合致するとして、キリスト教の中に吸収されて行く内、この日に誕生日が移されてったという訳。


1/6は今では、3人の賢者にして王なる人物が、東方から星に導かれて生まれたてのキリストを拝みに訪れた日という言い伝えにより、「エピファニー(公現節)」と呼ばれているわ。


オランダ・イギリス・イタリア・スペイン・ベルギー・スイス等ではこの日に「豆の王様の祭」という行事を行うそうよ。

この祭は、円形のケーキの中に、乾燥したソラ豆を一粒隠して焼き上げた「豆の王様のケーキ(三賢王のケーキとも呼ばれているわ)」を、家族なんかで切り分けて食べ、中の豆に当った人がその日の王様として、他の人に何でも命令する事が出来るというもの…日本で現在宴会なんかでよくやる、「王様ゲーム」の元となったイベントね。


「豆の王様の祭」の由来は、今ではキリスト教で言う所の「三賢王」から来たとされているけど、実際には古代ローマの「サトゥルナーリア祭」辺りから来てるんじゃないかって説が有力よ。

「サトゥルナーリア祭」では、身分の上の者が下に、下の者が上にといった「身分の逆転」を計るといった習慣が有ったのね。

単純に言えば『無礼講』、そうする事で「サトゥルヌス神」が宇宙を支配していた頃の、身分差や悩みも苦労も無く、人々が遊んで暮らしていたとされる伝説の時代へ…旧き良きあの頃に帰る事こそ狙いだったらしいの。


その後2/2の…カソリック派の行事で「キャンドル・マス」と呼ばれる、聖母マリヤ清めの祝日には、キャンドルを持ち行列を行い、この日漸く全てのクリスマスの飾りが下ろされるという訳よ。

次の日は日本でいえば「節分」、つまり冬はこの日で終わるから、先祖が冬至祭であるクリスマスも此処で終了、といった所じゃないかしら?


日本ではクリスマスといえば「クリスマス・イブ」と「聖クリスマス」位しか認識されていないけど、実際のクリスマスはこんなにも長く長く、祝いの続くイベントだったのね。


…という事で、ミス・メリーの『クリスマス雑学講座』は、今年はこれにてお終い。

此処までお付き合い頂いて、どうも有難う♪


それじゃあ、また今年のクリスマスに会いましょう!





…身分の逆転は、古代バビロニアの『身代わり王』の歴史にまで繋がるのでは~?とも言われております。

古代バビロニアでは、日蝕や月蝕は王が神の怒りに触れた為起こると考えられ、その際『身代わりの王』を立てて、本物の王は神の怒りが静まるまで(日蝕・月蝕が止むまで)身を隠すようにしてたそうな。


ちなみにこの『豆の王様ケーキ』、以前ハウステンボスの『タンテ・アニー』でも売ってた記憶が…そうだったとしたら、復活させて欲しいかな~。

オランダをコンセプトから外すとしたら、もう無理なのかな~。(寂)



写真の説明~、ハウステンボス、去年のクリスマス時のベア・ツリーは出国口にまんまちょこんと飾られておりました。

…良いけど、周囲に花壇とか拵えてあった方が華やかで良いんじゃないかな~と。(汗)
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尾田栄一郎氏画集『LION』を買ったよ。

2006年01月05日 20時11分19秒 | ワンピース
本日、尾田栄一郎氏の『ONE PIECE』画集、『LION』を買いました~♪

以下その感想をざっぱに――



表紙っからナミさんがでっかくて嬉しいv
えーと…ゴーグル??頭乗っけてて可愛いv
胡坐掻いてお茶飲んでる姿がまた可愛いの何の♪


…お茶…なのかな…?珈琲っぽくはないよな…オレンジ色してるし…ハーブティ??(謎)

↑後で良く観たら…カエルが何か木の実らしき物からカップに注いでくれてますね…木の実ジュース???


何時も感じるんすが、尾田氏、動物描くの本当~~に巧い!!
「普通に好き」って言ってたから、ガキ時分に意識して百科事典とかから写し描いて練習してたんでしょね。

やっぱ練習量は嘘吐かない。
インディアンは餅搗かない。(←川原泉氏ネタ)


自分はナミファンだからどうしてもナミさんでっかく描かれた絵に注目しがちなんすが(苦笑)…15P目のタコの頭に『イカ』って悪戯書きするナミさん可愛いv

18P目で相手挑発してペロっと舌出してるナミさんも可愛いv

22P目で泉に素足浸かってるナミさんも可愛いv
35P目の2つ結わえしてるナミさんも可愛いv


…………………………切り無いですね。(汗)



ぱっと見て自分が「好きだーー!!!」と感じたイラストは…まぁ……殆どそうなんすが(汗)……特に、だと……


先ず画集の表紙…上記で挙げた点もそうなんすが、動物がやっぱ凄い。
キリンなんか、遠くから見るとリアル写真かとも見える…褒め過ぎ?(笑)

26~27P目…白黒2色のみ、ヒーローは死なず、格好良い!

34~35P目…『パラシュートぶ隊』なるアイディアがイカス!モチーフはギリシャ神話から?有ったでしょ?怪鳥ハーピーに食べ物奪われて困っちまう王様の話…アルゴー船冒険話での1話だったか?
台詞が浮ぶ絵を描けるって凄いな~。

41P目…ラストアクションビビ、海賊女王、決まってるね♪

44~45P目…ロビンの持ってるうさこカップがやたら可愛いんすが…白にゃんこも可愛い、勿論ナミさんロビンちゃん、優雅なティータイム風景、好いな~v1人、間で優雅どころじゃないのが居ますが。(笑)

47P目…皆でお花見、上から見下ろす構図が面白いっつか巧いよな~。

57P目…その笑顔とビギニが眩しい!!可愛モノ好き狙いか(??)、カラーイラストの時は殊更ナミとチョパが絡んでますよね~。

58~59P目…性格故かロビンちゃんが前に出る事って少ないんで、これは貴重な1枚、手前に描かれたハイビスカス(だよねぇ?)が鮮やか…んで『レッドピヨー』って何鳥??(謎)

61P目…嬉しいんだけど、『ナミさんは超ビギニ』ってのがお約束として有るんだろか??…全然関係無いんだけど、尾田氏、似顔絵も巧いですね…志村けんそっくりだよ。(笑)

62~63P目…ね、眠りにゃんこ~~!!し、白いドレスのナミっすわぁ~~ん!!!

74~75P目…トム・ソーヤーを思い出した、5秒後の予想は気持ち好い位の台無し、多分…笑顔(←主にナミさん&ロビンちゃん)は良いね、心が安らぐ…。

84~85P目…春のうららのお茶会(野点?)、和服姿のナミさん美しい~vv(←こればっか)離れて居るロビンちゃんの視線が、性格表してて良い感じだな~と。

94~95P目…ロビンちゃんのカッコがアダルトに大胆だ!!ナミさんのカッコも、この頃までひらひらスカートって事あんま無かったんで、新鮮に感じた記憶が有る、鼻メガネ付けられたわんころ共がぷりてー。

97P目…前髪全開なナミさんが良い(←船長は?)、余裕で落ちてるロビンちゃんが良い…今のアニメオープニングってこのイラストからイメージ思い付いてなんだろーなー。


んで…結局№1は、28~29P目のイラスト。

ナミさんがメチャセクシーだからっつうのが最も有るけど(笑)…漲るパワー溢れる元気、こゆ元気爆発どかんなのが1番好きかな~と…自分がワンピに惹かれた理由がそもそも『元気いっぱい』だったから、なんで。


尾田氏の絵で、も1つ感心してしまうのが、タイトルとかの書き文字までイラストに合せてデザインされてる事。

34~35Pとか44~45Pとか62~63Pとか68~69Pとか78~79Pとか88~89Pとかが自分が気に入ったタイトルっす。


若かりし頃の~は…オズの魔法使いやピノキオですねー。

氏はメルヘン相当好きだったみたいですね。
多分、気に入った童話の挿絵とか、描いてた口だ。(笑)



インタビュー記事読んでて感じた事なんすが、氏の「自分が普通で在る事に物凄く自信を持ってる」という言葉、好いよな~と。

最近は何かと「個性個性!自分自分!」と声高に叫ぶ風潮が有りますが…普通で良いんじゃないの?変ってなくとも良いんじゃないの?と、思う。

真の意味で変ってる人、個性的な人ってのは、誰からも理解されず、誰も味方に付いてくれず、で、とてつもなく孤独なもんです。


だから普通で良いよ、楽だし、楽しいし。(笑)


孤独で良いから変ってる事を目指したい人は、一生誰にも理解されずに1人で生きてく覚悟を持たんとね~、まぁ、それもまた人生。



上の絵の説明~……お目汚しすんません。(汗)

ワンピースサイドで何時もお世話になってるS牙さんに捧ぐ、S牙さんの小説『リトル・プランツ』よりイメージして描いた、向日葵の精霊ナミさん絵。

非常~~に素敵な文章書く方で、多分ファンタジー&妖怪物の怪の類がお好きなんではないかと勝手に考えてるのですが(違ったらすいません)…ファンタジックな小説書かせりゃ天下御免の実力発揮されまする。(←意味不明な褒め方)

特に色の表現が素晴しいんじゃないかと。

…本当はリンク貼って紹介したい所ですが…毎度、こんなブログに貼っちゃうとね…何かと面倒事起してしまいそうで…御免なさいです。(汗)


S牙さん、此処見てたら(←見てなきゃ意味無いじゃん)…どうぞ貴女にこの絵を捧げますっつか、こんなんで御免なさい…許して……私の実力じゃ此処までが限度なのよ…。(涙)


しかしクリスマスの背景に夏の向日葵絵ってのがまた凄いな…。(汗)



ワンピに興味無~いって方、新年早々、ども御免なさいね~。(笑)



も1つ私信…Fくちゃん、あの歌はハウステンボスどころか誰も知らなくて当然、だって作詞も作曲も自分だから…気分で適当に節変えたり詞も変えたりの出鱈目ソングっすからね~。(笑)

今書いてる連載中で恐らく出しますんで、宜しければお待ち下さいませv(笑)
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新年、明けましておめでとう御座います。(礼)

2006年01月01日 02時49分46秒 | ただいまおかえり(雑記)
A HAPPY NEW YEARーー♪


――今年も宜しく♪


それでは1/5にまたお会い致しましょう~♪




写真の説明~、今は無き(泣き)、ハウステンボス和風雑貨屋『島』の正月商品を写した物。

今年の干支は犬ですが、雰囲気良いので使ってみる。




【(しつこく)おまけ:本日の我侭】


紅白のトリを務めるのは北島サブちゃんじゃなくちゃ嫌だ!!!


――スマップ!?まだまだ早いわぁぁぁ!!!(←スマップファンの方、失礼しました。)

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