@ kill time

見た!聞いた!読んだ!行った!食べた!
スポーツ観戦、映画鑑賞、旅行紀、読書、食べ歩き等の身近な話題を紹介します。

岳(がく)

2018年04月07日 | 漫画

 石塚 真一 作 「岳」 全18巻を読み終えました。

 若くして世界の名峰に登頂し、アメリカで山岳救助経験を積んだ島崎三歩(しまざき さんぽ)。

日本へ戻っても北アルプス
で山岳救助ボランティアとして活動していた。

そのもとに、椎名久美が長野県警山岳遭難救助隊の新人としてやって来る。

いろいろな理由を持って山に登る人たち。

山を取り巻く人たち。

そして、山の物語。


山の美しさや素晴らしさと共にその過酷さを教えてくれます。

山で死ぬと云う事がどういう事なのかが痛いほど判りました。

そして、ラストがまた切ないな~!!


「よく頑張った!」 「また山においでよー!」と三歩に言われても・・・

あんな死に方はしたくないから、行かないよう~!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

囚人リク

2018年03月24日 | 漫画

瀬口忍 作 囚人リク既刊37巻を読み終わりました。



ある日の夜、隕石が都心に激突したことにより、東京は壊滅した。

それから10年、東京は復興が進みつつあったが、隕石クレーター周辺は復興から取り残され、治安が極端に悪化したスラム街と化した。

そのためスラムは壁によって隔絶され、外界よりもさらに厳しく治安が維持されていた。

隕石墜落孤児の少年リクは、「おじさん」と慕う中年警察官に見守られながらスラム街で日々をたくましく過ごしていた。

しかし極楽10年7月8日、おじさんは警視総監・鬼道院永周の悪事を暴こうとして殺害され、その場に居合わせたリクはおじさんを殺害した容疑で、鬼道院の手で極楽島特級刑務所へ収監されてしまう。

鬼道院を倒しおじさんの無念を晴らすため、リクは刑務所の仲間たちと共に脱獄を決意する・・・。



「プリズン・ブレイク」の少年版です。

主人公のリクの一本気な気持ちに、次第に周囲の囚人たちも心を動かされ脱獄に手を貸すようになる過程がいいですね~!

さらに、脱獄の計画から実行するまでも面白い!!



そして、脱獄シーンはハラハラドキドキものです!

果たして誰が生き残るのか・・・

この漫画を原作にして連ドラを製作すればヒットするのに・・・

日本じゃ~無理かな!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空母 いぶき

2018年03月17日 | 漫画

かわぐちかいじ作「空母 いぶき」全8巻を読み終えました。

先日、本作が西島秀俊と佐々木蔵之介を主要キャストに、実写映画化することが発表されました。

映画化されるなんて、一体どんなストーリーなんだろう〜!

かわぐち氏の作品と云えば『沈黙の艦隊』『ジパング』など軍事エンターテインメントが有名ですが、その2作品と比べて本作はより現実味がある作品になっています。



20XX年、尖閣諸島沖で 海上自衛隊と中国海軍が衝突!!

戦闘は回避したものの、 危機感を募らせた日本政府は、 最新鋭戦闘機を搭載した 事実上の空母「いぶき」を就役させ、 新艦隊を編成する。



いぶき」就役の翌年、20XY年、 中国軍は突如、尖閣と先島諸島に上陸する! 

島民全員が制圧下に入り、 陸自駐屯地も占領されてしまう。

「いぶき」第5護衛隊群は、命令を受け、 現場海域に急行しようとするが、 その途上に中国海軍の潜水艦が立ちふさがる・・・。

数年前に起きた、尖閣諸島での中国漁船と海上保安庁の衝突事故を思い起こしました。

確かに中国は徐々に実効支配に向けての活動を繰り返しているような印象がありますね〜!

それが現実となったら日本はどうするのか・・・。

現在の法制下で自衛隊は果たし対応出来るのか・・・。

尖閣列島の問題を真正面に見据えたストーリーに精密な描写が加わりぐいぐいと引き込まれました!

この作品をどうやって映画化するのか公開が楽しみです!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バガボンド

2018年03月04日 | 漫画
井上雄彦 著バガボンド既刊37巻を読み終えました。

 

吉川英治作『宮元武蔵』を原作とした漫画です。

バスケ漫画の名作「SLAMDUNK」の井上雄彦氏の力強くリアルな描写でグイグイと読ませます。

登場人物や物語に井上氏独自のアレンジが大きく加えられていて、これまでの『宮元武蔵』のイメージとは違う面白味があります。

特に佐々木小次郎の設定にはビックリしました! これはこれで面白い!!

因みに題名の「バガボンド(vagabond)」とは英語で“放浪者”、“漂泊者”という意味です。

武蔵だけでなく登場人物一人一人が人生の「過去」を背負って「現在」を生きている“放浪者”・・・。

それぞれの運命が交錯し合いながら壮大な物語が展開されて行きます。



そして、物語はいよいよ佳境へ!

小次郎との巌流島の決闘へと向かいますが・・・

残念ながら長期休載が続き38巻目は未だに出ていません・・・。

この漫画自体がバガボンドになってしまうのかな~!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴールデンカムイ

2018年02月16日 | 漫画

野田 サトル(著) ゴールデンカムイ既刊12巻を読み終わりました。



日露戦争に従軍し鬼神の如き武功から”不死身の杉元”と呼ばれた元陸軍兵・杉元佐一はある目的の為に大金を欲し、一攫千金を夢見て北海道の地へ足を踏み入れる。

ある日杉元は、アイヌが秘蔵していた八万円(現代の価値にして約8億円)相当の金塊の噂を耳にする。

アイヌから金塊を奪った男”のっぺらぼう”は、収監された網走刑務所の獄中で、同房の囚人たちの体に全員合わせてひとつとなる入れ墨を彫り、金塊の隠し場所の暗号にしたという。

その後、その囚人たちが脱獄したという話を聞きつけた杉元は、金塊探しを決意する・・・。



明治時代の北海道を舞台にアイヌや新選組の残党、北海道の旭川に本部を置く陸軍師団第七師団、そして囚人たち・・・

伝説の黄金をめぐり様々な人間のバトルが描かれてゆきます。

さらにそのバトルの中で北海道の大自然や歴史、
アイヌの生活習慣や知恵などが学べます。

グロイ表現も出てきますが、あらゆる要素が盛り込まれた圧倒的な展開でグイグイと読み進められました。

現在も連載中ですので、この先がますます気になります!!

2016年マンガ賞受賞作。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土竜の唄

2018年01月16日 | 漫画

マンガ土竜の唄既刊全56巻を読み終わりました。



警視庁谷袋署の交番勤務で正義感は強いものの警察署きっての問題児の巡査・菊川玲二は上司からクビと言われてしまう。

が、内実は関東一の広域暴力団数寄矢会の会長、轟周宝(とどろきしゅうほう)を逮捕するため、モグラ(潜入捜査官)になれという命令だった。

数寄矢会傘下の阿湖義組若頭クレイジーパピオンこと日浦匡也と親交を深めた玲二は、数々の試練に見舞われながらも轟に近づいていく・・。 

 

監督・三池崇史×脚本・宮藤官九郎×主演・生田斗真で2度映画化されました。 

映画の方は観ていません。

映画の2作目は舞台が香港でしたが、マンガの舞台は上海でした。

お~! 上海に行ってきたばかりです!!

上海の街の雰囲気を思い出しますね~!!

まさに、荒唐無稽で大人のギャグ満載!!

バカバカしい中にも、友情や純情?もありなかなか面白いですね~!!

物語もいよいよ大詰めを迎えて、今後の展開が楽しみです!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする