@ kill time

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キリング・フィールズ 失踪地帯

2012年09月28日 | 映画

キリング・フィールズ 失踪地帯

製作:2011年

出演:サム・ワーシントン, クロエ・グレース・モレッツ, ジェフリー・ディーン・モーガン, ジェシカ・チャステイン, アナベス・ギッシュ




殺人課の刑事として日々捜査に明け暮れるマイクは血の気が多く、周囲とトラブルを起こしてばかり。

ニューヨークから転属してきたブライアンは、そんなマイクの頼れる相棒であり、よき理解者だった。

二人は連続少女失踪事件の捜査中だったが、手がかりすら掴めていない。

そんな矢先、ブライアンが気にかけ面倒を見ていた心に傷を持つ少女、リトル・アンが失踪してしまう。

刑事の勘が騒いだブライアンは、アンが事件に巻き込まれたと直感する。

必死にアンの捜査をするブライアンに引っ張られるように、マイクも次第に事件に深く入り込んでいく。

二人は互いにぶつかり合いながらも、アンを助け出すために“キリング・フィールズ“と呼ばれる“殺人地帯"へと踏み込んでいく・・・。


テキサス近郊、テキサスシティのすぐ外側に、広い範囲で遺体が発見される地域「テキサス・キリング・フィールズ」があるという。

この映画はその枯れた立木が延々と立ち並ぶ殺伐とした“殺人地帯”で実際に起きた事件をベースにしたクライム・サスペンスです。

だだっ広く荒んだテキサスの大地。

貧困と搾取と暴力がはびこり、だれもが簡単に「自衛のための」銃を持てる街。

『アバター』のサム・ワーシントンが荒くれ者の刑事に扮し、相棒と衝突しながら殺人事件の真相に迫っていく・・・。

話そのものは、決して派手ではなく、ジリジリした展開が続きます。

突っ込みどころも結構ありますが、常に
独特の緊張感があり、最後まで飽きずに観れました。

この映画のお勧め度:☆☆☆ 

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重松清/カシオペアの丘で

2012年09月28日 | 小説

重松清 著 カシオペアの丘でを読みました。

 

丘の上の遊園地は、俺たちの夢だった―。

肺の悪性腫瘍を告知された三十九歳の秋、俊介は二度と帰らないと決めていたふるさとへ向かう。

そこには、かつて傷つけてしまった友がいる。

初恋の人がいる。

「王」と呼ばれた祖父がいる。

満天の星がまたたくカシオペアの丘で、再会と贖罪の物語が、静かに始まる・・・。

二十九年ぶりに帰ったふるさとで、病魔は突然暴れ始めた。

幼なじみたち、妻と息子、そして新たに出会った人々に支えられて、俊介は封印していた過去の痛みと少しずつ向きあい始める。

消えてゆく命、断ち切られた命、生まれなかった命、さらにこれからも生きてゆく命が織りなす、あたたかい涙があふれる交響楽。


久々に重松作品を読みました。

この前に読んだ「とんび」ではすっかり泣かされてしまいましたが果たして本作は・・・

上下巻合わせて、800ページ越えとかなりの長編です。

肺ガンで死を迎える幼馴染の一人を軸に話が進みます。

内容が内容だけに読み手のペースも上がりませんでした。


ちょっと話が暗いのと、廻りくど過ぎるかな~。

しかし、その暗い中に少しずつ光が見えてくる感じがいかにも重松作品らしい!

やっぱり最後には”ほっこり”と云う事で・・・。
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