@ kill time

見た!聞いた!読んだ!行った!食べた!
スポーツ観戦、映画鑑賞、旅行紀、読書、食べ歩き等の身近な話題を紹介します。

佐々木譲/ネプチューンの迷宮

2012年09月15日 | 小説

佐々木譲 著 ネプチューンの迷宮を読みました。



太平洋、赤道直下の小国ポーレア共和国。

良質のリン鉱石を産し、世界でも有数の裕福な国家だった。

しかし、その資源も枯渇寸前で、政情不安に陥っている。

そんな中、海中に沈むゼロ戦の引き揚げ作業でポーレアを訪れた日本人ダイバー宇佐美。

彼は友人の殺害をきっかけに、大統領派、クーデター派、そして某大国の思惑が絡み合う国際的陰謀に巻き込まれていく・・・。


740ページに及ぶ長編小説ですが、冒頭から一体これから何が起こるのかと期待感満載です。

いかにも現実に有り得そうな事件ですが、終着点がみえず、はらはらしながら最後まで読み切りました。

良質のサスペンス小説です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする