「ベスト・オブ・メン〜人間の最高〜」を観ました。
第二次世界大戦で負傷した絶望の兵士達。
彼等は脊髄を損傷し麻痺に苦しみ、更に医療の怠慢によって見放されて病室で死を待つだけだった。
ドイツ人医師グッドマンはイギリスに渡り彼らの惨状を目にする。
彼はスポーツをリハビリに導入し、彼らの人生に突破口を開く
パラリンピックの起源となる障害者スポーツの発起人とされているルートヴィヒ・グットマン医師の活動を描いた作品です。
半身不随、寝かせたきりでケアもされないまま死を待つだけだった患者達
彼らの惨状を目にした新任医師のグッドマンが、病棟の体制から治療方法の改善、その後のケアまでを一新すべく奔走します。
最初は生きる意味を見出せなかった患者達が徐々に自信と明るさを取り戻し、やがて障害者によるスポーツの全国大会まで開催されるようになります。
どんな境遇に置かれてもベストを尽くし、どう生きる事を楽しむべきかを教えてくれる感動の物語でした。