ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

体調

2004年08月24日 16時52分49秒 | その他
最近、飲み会とかの席では、自分は昔はそれほどでもなかったが、最近は特に酒に弱くなり、2次会とかには100%出席しなくなった。

友人たちとの飲み会でも同様である。

まだ、30歳未満なんですが、体は強い方ではなくなったなあとシミジミ感じる。

まあ、二日酔いにならないし、次の日が休みならば、帰って風呂に入ると酔いが覚め、勉強する力が残っていれば勉強できるので、ある意味良い体調になっていると考えることにしておこう。

民法C型答練4回

2004年08月24日 09時34分59秒 | 民法
民法C型答練第4回まで終わりました。

非常に趣旨とかが覚えにくいですが、そのような雰囲気かなってのは分かるようになりました。

趣旨をちゃんとまとめたモノがあればより理解が深まるかもしれませんね。

民法のC型答練は8月中に終わらせたかったのですが、ちょっと無理っぽいです。

◎詐欺取消後の第三者
96条3項の第三者
96条3項の趣旨は、詐欺取消による遡及効を制限し、詐欺により作出された外観を信頼した相手方を保護する点にある。
↓とすれば
第三者は詐欺による法律行為による外観の存在を前提として、かかる外観を信頼して取引を行なった相手方、すなわち、詐欺取消前の第三者を指す。

では詐欺取消後の第三者は保護されないのか。

取消による遡及効は法的概念に過ぎず、現実には取消の時点において、被詐欺者に対して復帰的な物権変動を観念しうることになる。
↓とすれば
詐欺者を起点として二重譲渡類似の関係になる。
↓この場合
原権利者と第三者は対抗関係になり、177条により登記の具備の先後により優劣が決定される。

177条の趣旨と第三者
177条の趣旨は、物権は排他的支配性を有するので、利害関係人に不測の損害が発生しないように、不動産の公示を要求し、取引の安全を図ることである。
また、対抗要件制度は、自由競争において登記の欠缺主張は、正当な利益を有する者に限定される。
↓つまり
自由競争の枠内を超えた者に対しては、登記の欠缺を主張する必要はない。また、善意だけでなく悪意のものでも正当な利益の範囲を逸脱した者ではない。