三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

山王さん

2011年06月02日 01時41分12秒 | 津軽三味線
昨日は富山市の山王市でのステージ。
大和横のグランドプラザでの演奏でした。

日頃の行いのせいか、土砂降りの雨の中を富山市へ向かいます。
そうだった・・・・私はライダー仲間では有名な超雨男なのでした。

30分のステージで、1尺9寸から2尺4寸に下げて、またその後1尺9寸に戻さないといけないので、いくら何でも時間に制限がある中それは不可能に近いので、安全策を取って三味線は2丁持っていきました。
モニタースピーカーの音が小さすぎて自分の音が聞こえない状態でしたので、2丁持っていったのは正解でした。
お客さんは300人ほど、楽しんでいただけたでしょうか?


曲目は、

・津軽六段
・南部俵つみ唄
・曲弾き合戦
・津軽あいや節
・津軽じょんから節新節合奏曲

で、ぎりぎり30分におさまりました。






昨日の日記の最後にボソッと書きましたが、実はこの依頼、以前に組んでいたユニット「OKZ」宛にきたものでした(昔からの読者はわかると思います)。
しかし当時の相方は師匠のところに姿を現さなくなって数年、今は全く音沙汰無し。
補充したメンバーの看護師さんも三味線は長い間ケースの中で眠ったままという状態で戦力にならず。

で、仕方なく師匠にお願いして、妹弟子のおねえさんに依頼したのですが、何故か師匠が保護者として付いてきたのです・・・・。
師匠の仕事についていくのなら、どうってこと無いのですが、今回は私が受けた仕事ということで立場が違ってやりにくいのなんのって・・・・

おまけに唄い手として、いつもボランティアとかでお願いしているお姉さんに頼もうと、その彼女の先生にお願いしたところ「その日空いとるから、俺行ってあげっちゃ・・・」と言われてしまいました。
結局助っ人に「大先生」が二人も来られることになって、ノーギャラなのに気疲ればかりで大変な目に遭いました。
本来は若手ばかりで楽しくやるはずだったのですが・・・

ま、それでも大先生方のお陰で大盛況の内に無事終了。
また土砂降りの雨の中帰ってきました。


湿度が異常に高い中で三味線を弾いて来たので、帰宅後すぐに40分ほどしっかり叩いておきました。
某三味線屋さんによると、湿気の多いところで弾いた後は、帰宅後にしばらくバンバン弾いて皮の中の水分を叩き出してやると良いそうです。
そのままケースにしまって、後日開けたらパンクしていたということが多いそうですから、注意しましょう。
コメント
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