三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

週末は尺八づけ

2014年05月13日 00時26分35秒 | 民謡・尺八・笛

GWの津軽遠征から帰還後、本業もたまっていてとんでもないスケジュールが続いていまして、ブログどころかFacebookでの近況もする余裕がありませんでした。
津軽遠征の顛末はFacebookで報告済みですが、ブログのほうには後日ゆっくりアップしますので、しばらくお待ちください。

で、先週末はGWの津軽三味線づけから一転、尺八づけの2日間でした。


10日(土曜日)

加賀山昭先生からの依頼を受けて、金沢市へリハーサルに。
その昔10年間も所属していた加賀山会の家元のお願いとあって、断ることも出来ず引き受けてしまったのですが、プログラムを見てびっくり、知らない曲のオンパレードでした。
加賀山会時代に三味線で弾いている曲もあるのですが、いざ尺八となると楽譜から起こして準備をしなければなりません。
先月から忙しい合間を見て、三味線譜と音源を頼りに尺八譜を書くこと10数曲、実に大変な作業でした。

土曜日は午後のお稽古終了後、金沢へ直行します。
会場は新設された白山ICを降りてすぐだということで向かいますが、ナビの地図が古くて白山ICは表示されません。
ミスコースをしながらも何とか会場に到着。

リハ会場では、ここに座ってくださいと言われた場所が、なんと加賀山昭先生の隣り。
その昔の加賀山会の時代も加賀山先生の隣になんか座ったことはありません。
まずはこれで一気に緊張感が増殖してしまいました。

2曲ほど自分で書いてきた尺八譜と合わないのがありましたが、次回本番までの宿題ということで、その他の曲はだいたいOKでしたので、やれやれでした。
ゲストの吉田姉妹の曲が「秋田追分」ということで、これは本番までまでの宿題となりました。
どうもここ数年、常に宿題に追い回されているような気がします。

リハは午後10時に終了。
高岡でのお稽古から直行で夕食を取る暇もなかったので、腹は減るしぐったりしたまま帰宅したのが午後11時過ぎでした。


翌11日(日曜日)

北日本民謡舞踊のど自慢の予選2回目、魚津大会です。
この日は今年から尺八固定伴奏担当になった私のデビュー戦です。
固定伴奏といっても、越中おわら節、麦屋節、福光めでたなどのメジャーな曲ばかりではありません。
今回は立山木挽き、高岡正調なき荷方節などという尺八唄や、新川松坂というはじめての曲などもあり、ここでまたしても尺八譜を書く宿題に追われました。

尺八の固定伴奏は、先輩の尺八奏者の方と2人で、1曲ずつ交代で吹きます。
のど自慢参加者は約100名なので、担当はその半分と言うことになります。
私の担当は偶数の番号の皆さんでした。

孫のmiyuはこどもの部10番、運良く私が吹くことになりました。
頑張って唄いましたが、中学生の姉ちゃんたちにはちょっと歯が立たず今回はだめでした。
予選はあと2回ありますので、次回に頑張ってもらいましょう。

シニアの部では、地元氷見の知り合いの方が高岡正調なき荷方節を唄われました。
奇数番号なので私の担当ではなかったのですが、先輩から「知り合いならあんた吹かれ」と言われて、伴奏させていただきました。
見事入賞で県大会へ進出されまして、伴奏した者としても嬉しい限りです。


表彰式です

まる2日間尺八を吹き続けていたような感じで、帰りはさすがにぐったりでした。
久々に魚津・滑川方面からの立山連峰を眺めながらの道中でした。
氷見・高岡方面からとは山の見え方がまるで違うので、昔から馴染んでいた風景に心が和みました。


春には雪絵が見られる僧ケ岳


一度は登ってみたいと思っていた毛勝岳・・・今の時期しか登れません。


これも一度は登りたいと思っていた剱岳。


コメント
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