8日(成人の日)は、毎年恒例の「新春民謡の祭典」でした。
例年は、その年にはじめてお目にかかる方に新年のご挨拶をして、数曲演奏してくるだけの案外気楽なイベントなのですが、今年はちょっと違って大変な一日でした。
話は遡って昨年11月の終わり頃。
鼠径ヘルニアの手術で入院する当日、北日本民謡舞踊連合会の事務局からテープとCDが届きました。
新春民謡のゲスト藤田かおりさんご一行の尺八・笛の伴奏を、民謡舞踊連合会の固定伴奏のメンバーでやって欲しいとのこと。
とりあえず入院の予定がだったので、そのまま病院へ向かいました。
入院中に尺八固定伴奏のリーダーのS氏から自宅に電話があったそうで、退院後に電話をして確認すると、私の担当は「伊予万歳」「伊予節」「阿波よしこの」に決まっていました。
とりあえず年内は再検査もあったりドタバタしていたので、年末から年始にかけて採譜をして練習することにしました。
さて年末に音源をチェックすると、「伊予万歳」は当地で演奏している伊予万歳とは、節も音程も違うし一瞬固まってしまいました。
とりあえず、当地で演奏している楽譜(これも自前です)とはあまりに違いすぎるので、それをもとに違っている所をチェックして楽譜を書き直しました。
「伊予節」は演奏したことがなくて、私のライブラリー(過去約20年分のNHK日本の民謡、民謡をたずねて、を録音したテープ・MD等)から笛の入っている音源を探して、笛の音を拾って譜面を書きました。
音を拾って譜に書くのはそんなに面倒な作業ではありませんでしたが、ライブラリーから伊予節を探し出すのが大変でした。
さて、問題だったのが「阿波よしこの」・・・はやい話、阿波踊りです。
当然笛や尺八の譜面を持っている筈もなく、これまたライブラリーから音源を探し出してきて聞いてみますが、イマイチ笛の音が唄に埋もれて聞き取りにくいし、困りました。
で、恥を忍んで米谷会の大先輩の米谷大輔先生にたずねてみました。
正月早々でしたが、先生の自演の音源と参考資料を送っていただいて、それを元に譜面を起こして何とかこちらも無事完成。
いやはや大変な年末年始でした。
公演前日の7日の夜にゲストの皆さんのリハーサルのため会場へ向かいます。
順調にリハは進みましたが、最後の「阿波よしこの」の前に「阿波風景」を入れるとのこと。
それは聞いていなかったので、急遽リハから戻ってからまたまた膨大なライブラリーの中から「阿波風景」を探します。
「阿波風景」はラッキーにも我が米谷会会主、小杉真貴子先生の唄、米谷智先生の笛という音源があったので、大急ぎで米谷智先生の笛の音を拾って三味線譜の下に書き入れて、何とか一夜漬けで事なきを得ました。
当日公演の休憩の間にパッパッと2度ほど合わせていただいての、ほぼぶっつけ本番でしたが、何とか無事に終了しました。
どうもこういうのって心臓に悪いです・・・(^^ゞ
こんな綱渡りみたいな事ばかりやってるから、術後に不整脈が起きたのかもしれません・・・(~_~;)
さて、この日の私の出番はというと、
・岡崎五万石・・・笛
・越中おわら節・・・尺八(miyuの唄)
・関の五本松・・・尺八
・伊予万歳
・長崎ぶらぶら節・・・笛
・花笠音頭
以上、連合会
以下は特別ゲスト
・伊予万歳
・よさこい鳴子踊り
・伊予節
・阿波風景~阿波よしこの
でした。
曲数の割に疲れました・・・
三味線の川崎雅女さんと私。
沖玲奈さん
藤田かおりさん
同じく藤田かおりさん
ステージ袖より、沖玲奈さん
藤田かおりさんとmiyu
川崎雅女さんとmiyu
川崎雅女さんと私
翌日の北日本新聞の記事
大体年の初めからドタバタしていると、年中ドタバタになるのだとか。
てことは、今年も楽譜を書くことに追い回される一年なのでしょうか・・・(^^ゞ
例年は、その年にはじめてお目にかかる方に新年のご挨拶をして、数曲演奏してくるだけの案外気楽なイベントなのですが、今年はちょっと違って大変な一日でした。
話は遡って昨年11月の終わり頃。
鼠径ヘルニアの手術で入院する当日、北日本民謡舞踊連合会の事務局からテープとCDが届きました。
新春民謡のゲスト藤田かおりさんご一行の尺八・笛の伴奏を、民謡舞踊連合会の固定伴奏のメンバーでやって欲しいとのこと。
とりあえず入院の予定がだったので、そのまま病院へ向かいました。
入院中に尺八固定伴奏のリーダーのS氏から自宅に電話があったそうで、退院後に電話をして確認すると、私の担当は「伊予万歳」「伊予節」「阿波よしこの」に決まっていました。
とりあえず年内は再検査もあったりドタバタしていたので、年末から年始にかけて採譜をして練習することにしました。
さて年末に音源をチェックすると、「伊予万歳」は当地で演奏している伊予万歳とは、節も音程も違うし一瞬固まってしまいました。
とりあえず、当地で演奏している楽譜(これも自前です)とはあまりに違いすぎるので、それをもとに違っている所をチェックして楽譜を書き直しました。
「伊予節」は演奏したことがなくて、私のライブラリー(過去約20年分のNHK日本の民謡、民謡をたずねて、を録音したテープ・MD等)から笛の入っている音源を探して、笛の音を拾って譜面を書きました。
音を拾って譜に書くのはそんなに面倒な作業ではありませんでしたが、ライブラリーから伊予節を探し出すのが大変でした。
さて、問題だったのが「阿波よしこの」・・・はやい話、阿波踊りです。
当然笛や尺八の譜面を持っている筈もなく、これまたライブラリーから音源を探し出してきて聞いてみますが、イマイチ笛の音が唄に埋もれて聞き取りにくいし、困りました。
で、恥を忍んで米谷会の大先輩の米谷大輔先生にたずねてみました。
正月早々でしたが、先生の自演の音源と参考資料を送っていただいて、それを元に譜面を起こして何とかこちらも無事完成。
いやはや大変な年末年始でした。
公演前日の7日の夜にゲストの皆さんのリハーサルのため会場へ向かいます。
順調にリハは進みましたが、最後の「阿波よしこの」の前に「阿波風景」を入れるとのこと。
それは聞いていなかったので、急遽リハから戻ってからまたまた膨大なライブラリーの中から「阿波風景」を探します。
「阿波風景」はラッキーにも我が米谷会会主、小杉真貴子先生の唄、米谷智先生の笛という音源があったので、大急ぎで米谷智先生の笛の音を拾って三味線譜の下に書き入れて、何とか一夜漬けで事なきを得ました。
当日公演の休憩の間にパッパッと2度ほど合わせていただいての、ほぼぶっつけ本番でしたが、何とか無事に終了しました。
どうもこういうのって心臓に悪いです・・・(^^ゞ
こんな綱渡りみたいな事ばかりやってるから、術後に不整脈が起きたのかもしれません・・・(~_~;)
さて、この日の私の出番はというと、
・岡崎五万石・・・笛
・越中おわら節・・・尺八(miyuの唄)
・関の五本松・・・尺八
・伊予万歳
・長崎ぶらぶら節・・・笛
・花笠音頭
以上、連合会
以下は特別ゲスト
・伊予万歳
・よさこい鳴子踊り
・伊予節
・阿波風景~阿波よしこの
でした。
曲数の割に疲れました・・・
三味線の川崎雅女さんと私。
沖玲奈さん
藤田かおりさん
同じく藤田かおりさん
ステージ袖より、沖玲奈さん
藤田かおりさんとmiyu
川崎雅女さんとmiyu
川崎雅女さんと私
翌日の北日本新聞の記事
大体年の初めからドタバタしていると、年中ドタバタになるのだとか。
てことは、今年も楽譜を書くことに追い回される一年なのでしょうか・・・(^^ゞ