今月の小学校6年生の英会話の単元のテーマは、「ふるさとから世界へ」。まず、さいたま市の名所の写真を見せながら、外国人にも伝えられるよう、英語の表現を学ぶ。私たち住民でさえ、さいたま市の名所って、知っているようで知らない場所も多い。子供たちも知らない名所が結構ある。
写真を見せながら、「Where is it?」(ここはどこ)と聞く。「大宮氷川神社」、「見沼通船堀」、「埼玉スタジアム2002」、「さいたま新都心」、「鉄道博物館」、このあたりは、みんな即座にばっちりわかる。「埼玉スタジアム2002」の日本語の呼び方が、私ははっきりしていなかった。「さいたまスタジアム にー、まる、まる、にー」というんだそうだ。「にー、ぜろ、ぜろ、にー」か「二千二」と読むのかと思いきや、授業の前、職員室でほかの先生に確認すると、「みんなそう(まる、まると)よんでますよ」と教えてもらう。2002年の2月にシカゴに行ってから2008年11月に帰国するまでの日本の出来事がぶっとんでいるので、こんなささいなことでも曖昧なことが多い。
英語の呼び方も全部確認して、みんなに伝える。氷川神社が、Hikawa Shrine。 このShrine の発音がみんななかなかできなかった。見沼通船堀は、Minuma Canal。これは、いいやすく、すぐにマスター。鉄道博物館は、The Railway Museum。こ のRailwayも苦戦。それでも、みんな一生懸命英語で名所を表現する。さて、バラで有名な「与野公園」、「大宮花の丘農林公園」、大宮の「盆栽町」。これらの写真を見てもピンとこなかったようだ。みんなあまり訪れていないのかもしれない。(私もまだ行ったことがない)「田島が原サクラソウ自生地」は、数人の子がわかったようだ。今回のことで、各名所も調べていたら、サクラソウ自生地は、天然記念物に指定されているとか。来年の春はぜひ見に行きたいもの。
さて、次のグループ活動は、8班に分かれて、英語のさいたま市の絵地図から、私たち指導者が英語で場所を聞く。「Where is Minuma Canal?」すると、子供たちが、探し出すと、「It's here!」と言いながら指し示し、シールを貼る。みんなさいたま市の地図を配られただけで興味深々。この英語の絵地図は、同僚の5年生担当のユウコ先生からの借り物。絵地図は、裏で、表はさいたま市の詳しい大きな地図。外人用にさいたま市が作成したのだろう。先輩英会話教師のユウコ先生が、いろんな市役所を回り、子供たちの英語学習のために調達したという。ありがとう、ユウコ先生!
最後のコミュニケーション活動は、外人グループと日本人グループに分かれて、自分の持っている絵地図のコピーの場所を外人グループが聞き、日本人グループが場所を教えて、丸をつける。「Where is ~? 」「It's here.」と言い合う。みんなはりきって聞き合っていた。「オレ、外人!」となりきって英語を使っている子も結構いた。最後のクラスが終わった瞬間、1人の英語を積極的に話す一番前の男の子が、「あ~!楽しかった!」と一言。うれしかったなあ、その一言。
この単元は、さいたま市から他の県の紹介、そして、他の国々へと発展していく。やっぱり、1時間目は、まず自分の住んでいる地域から出発。3、4年生の社会で、さいたま市のことは学んでいる子供たち。社会見学でもさまざまなさいたま市の場所に出かけているから、私よりもさいたま市のことは知っているはず。国際交流を意識しながら、英語で表現を学び、自分たちの住んでいる地域のことを今一度意識する。一石二鳥の英語の授業。今回の授業で、私もまだ訪れていないさいたま市の名所に行きたくなった。下の息子がもうすぐ井沢弥惣兵衛が作った見沼通船掘の歴史を社会の授業で学ぶので、ぜひ行ってみたい。区役所で、「見沼田園の散歩みち」というパンフレットで、地域の散策場所を紹介しているので、これを参考に散策してみようと思う。
http://www.minumatanbo-saitama.jp
http://www.city.saitama.jp/
追伸
それにしても、2学期にはいって、子供たちがだんだん慣れてきてくれた。この小学校の子供たちは、とても素直で、かわいい!1人の女の子が。私にマンガの主人公の絵を描いてプレゼントしてくれた。とても丁寧に上手にかかれていたので、驚く。学校の門の近くで女の子たちに会ったとき、日本語で話しかけられたので、日本語で話したら、「エッ、先生外人じゃないの?」とまたまた驚かれる。一緒に英語活動を行う担任の先生たちも積極的に英語で子供たちを引っ張っていく。私のように経験の少ない英語講師にとって、先生たちの力は大きい。担任の先生たちがリードしてくれないと、いい英語の授業にはならない。コミュニケーションを学びながら、英語を吸収していくというさいたま市の英語活動だが、さまざまな要素を含んでいる。
写真を見せながら、「Where is it?」(ここはどこ)と聞く。「大宮氷川神社」、「見沼通船堀」、「埼玉スタジアム2002」、「さいたま新都心」、「鉄道博物館」、このあたりは、みんな即座にばっちりわかる。「埼玉スタジアム2002」の日本語の呼び方が、私ははっきりしていなかった。「さいたまスタジアム にー、まる、まる、にー」というんだそうだ。「にー、ぜろ、ぜろ、にー」か「二千二」と読むのかと思いきや、授業の前、職員室でほかの先生に確認すると、「みんなそう(まる、まると)よんでますよ」と教えてもらう。2002年の2月にシカゴに行ってから2008年11月に帰国するまでの日本の出来事がぶっとんでいるので、こんなささいなことでも曖昧なことが多い。
英語の呼び方も全部確認して、みんなに伝える。氷川神社が、Hikawa Shrine。 このShrine の発音がみんななかなかできなかった。見沼通船堀は、Minuma Canal。これは、いいやすく、すぐにマスター。鉄道博物館は、The Railway Museum。こ のRailwayも苦戦。それでも、みんな一生懸命英語で名所を表現する。さて、バラで有名な「与野公園」、「大宮花の丘農林公園」、大宮の「盆栽町」。これらの写真を見てもピンとこなかったようだ。みんなあまり訪れていないのかもしれない。(私もまだ行ったことがない)「田島が原サクラソウ自生地」は、数人の子がわかったようだ。今回のことで、各名所も調べていたら、サクラソウ自生地は、天然記念物に指定されているとか。来年の春はぜひ見に行きたいもの。
さて、次のグループ活動は、8班に分かれて、英語のさいたま市の絵地図から、私たち指導者が英語で場所を聞く。「Where is Minuma Canal?」すると、子供たちが、探し出すと、「It's here!」と言いながら指し示し、シールを貼る。みんなさいたま市の地図を配られただけで興味深々。この英語の絵地図は、同僚の5年生担当のユウコ先生からの借り物。絵地図は、裏で、表はさいたま市の詳しい大きな地図。外人用にさいたま市が作成したのだろう。先輩英会話教師のユウコ先生が、いろんな市役所を回り、子供たちの英語学習のために調達したという。ありがとう、ユウコ先生!
最後のコミュニケーション活動は、外人グループと日本人グループに分かれて、自分の持っている絵地図のコピーの場所を外人グループが聞き、日本人グループが場所を教えて、丸をつける。「Where is ~? 」「It's here.」と言い合う。みんなはりきって聞き合っていた。「オレ、外人!」となりきって英語を使っている子も結構いた。最後のクラスが終わった瞬間、1人の英語を積極的に話す一番前の男の子が、「あ~!楽しかった!」と一言。うれしかったなあ、その一言。
この単元は、さいたま市から他の県の紹介、そして、他の国々へと発展していく。やっぱり、1時間目は、まず自分の住んでいる地域から出発。3、4年生の社会で、さいたま市のことは学んでいる子供たち。社会見学でもさまざまなさいたま市の場所に出かけているから、私よりもさいたま市のことは知っているはず。国際交流を意識しながら、英語で表現を学び、自分たちの住んでいる地域のことを今一度意識する。一石二鳥の英語の授業。今回の授業で、私もまだ訪れていないさいたま市の名所に行きたくなった。下の息子がもうすぐ井沢弥惣兵衛が作った見沼通船掘の歴史を社会の授業で学ぶので、ぜひ行ってみたい。区役所で、「見沼田園の散歩みち」というパンフレットで、地域の散策場所を紹介しているので、これを参考に散策してみようと思う。
http://www.minumatanbo-saitama.jp
http://www.city.saitama.jp/
追伸
それにしても、2学期にはいって、子供たちがだんだん慣れてきてくれた。この小学校の子供たちは、とても素直で、かわいい!1人の女の子が。私にマンガの主人公の絵を描いてプレゼントしてくれた。とても丁寧に上手にかかれていたので、驚く。学校の門の近くで女の子たちに会ったとき、日本語で話しかけられたので、日本語で話したら、「エッ、先生外人じゃないの?」とまたまた驚かれる。一緒に英語活動を行う担任の先生たちも積極的に英語で子供たちを引っ張っていく。私のように経験の少ない英語講師にとって、先生たちの力は大きい。担任の先生たちがリードしてくれないと、いい英語の授業にはならない。コミュニケーションを学びながら、英語を吸収していくというさいたま市の英語活動だが、さまざまな要素を含んでいる。
kuniさんと一緒に授業してみたいわ~。
日本にいながら先生たちも英語をめいっぱい使ってがんばっているんだよねえ。