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人康親王の周辺  嵯峨天皇・仁明天皇・橘嘉智子・島田忠臣 そして仁明源氏

2022-06-08 | 雑記

人康親王の娘が系図に出てきたことから、もう一度この周辺を探っていこう。

 

下記は藤原冬嗣の系の基経の妻となった人康親王娘であり、息【藤原時平】の部分である。

時平・仲平・忠平の母が人康親王の娘だそうである。

 

下記は平惟範の系図である。

平惟範の妻が人康親王の娘となっている。

息が平時望・伊望である。

時望の妻が、藤原南家巨勢麻呂流の黒麻呂の系の藤原菅根の娘【元姫】であり、息に珍材(うずき)がいる。

珍材の妻は、貞氏(備中国青河郡郡司娘)

平珍材の息には惟仲・生昌(なりまさ)がいる。

この平惟仲は、優秀であったためか藤原兼家に可愛がられて家司となっている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E6%83%9F%E4%BB%B2

 

元に戻る…

人康親王の父は仁明天皇で、祖父は嵯峨天皇、祖母は橘嘉智子であった。

また、嵯峨天皇・仁明天皇の息たちには、臣籍降下で源氏が出てくるため【嵯峨源氏】【仁明源氏】という名称がついている。

嵯峨源氏はwikipediaによると以下のようである。

 

仁明源氏はwikipediaによると以下のようである。

仁明源氏

54代仁明天皇の子孫。承和御後[14]

仁明天皇の子、源多源光右大臣となった。また、源光の子孫に、清和源氏の源満仲の妻の父であり、嵯峨源氏の源綱(渡辺綱)の養父である源敦がいた。人康親王・本康親王の子息も数人が源氏となっているが、本康親王の子息には平氏となったものもいる(仁明平氏

 

仁明天皇の孫には【惟喬親王】がいて、近江国と関係が深そうである。

近江国神崎郡君ヶ畑をはじめ、木地師のなかには惟喬親王を祖とする伝承が全国的に見られる。

大皇器地祖神社 - 滋賀県東近江市君ヶ畑に所在する。

惟喬親王社 - 滋賀県甲賀市土山町山女原池ヶ原に所在する。同地域に木地屋屋敷跡が残る。

http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0000355

 

村上天皇の妻に 藤原元方娘。元方は菅根の息で、前出の元姫の兄弟となる。

   

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