新たな芸術や科学技術が花開きパリが栄えた、ベル・エポックと呼ばれる時代。
どうしても外国に行ってみたいディリリは、
密かに船に乗ってニューカレドニアからパリにやってくる。
そして配達人のオレルと出会い、初めてのバカンスを楽しむ約束をする。
一方、その頃少女の誘拐事件が街を騒がせており、
男性支配団と名乗る謎の集団による犯行といわれていた。
オレルはたくさんの人々と知り合いであり、パリの有名人たちをディリリに紹介。
ディリリは有名人たちに男性支配団について次々に質問していく。
洗濯船でピカソから“悪魔の風車”に男性支配団のアジトがあると聞き向かう二人。
そこでオレルが狂犬病の犬に噛まれてしまうが、
すぐさまパスツール研究所で治療を受け、事なきを得る。
オペラ座では稀代のオペラ歌手エマ・カルヴェに紹介され、
失礼な運転手ルブフと出会った。
そんな中、二人は男性支配団がロワイヤル通りの宝石店を狙っていることを知り、
待ち伏せをして強盗を阻止。
その顛末が新聞で大きく報じられ、ディリリは一躍有名に。
しかしそのことでディリリは男性支配団の標的となり、
ルブフの裏切りにより誘拐されてしまう……。
(MovieWalkerより)
8月の末に公開されてますが、タイミングが合わずやっと観てきた。
ストーリーは殆ど期待してなく、
パリの有名人ゾロゾロで画がキレイ、だけで眠くなるだろうと。
それがなかなか楽しく観れました。
風景がやけにリアルだなぁと思って、すぐにこれは実際の写真だと気が付いた。
美しく切り取られた風景が光を放ってる。
そして緻密に構築された本物に近い3Dキャラではなく、
単純なモデリングのキャラクターたちがリアルな背景に
違和感なく溶け込んで見えるのは実にシャレてる。
そのシャレたキャラクターたちがパリ風に気取ってるw
(ベル・エポック パリ人なんだから当たり前か)
主人公ディリリはルイーズ・ミシェル仕込みで超気取ってて、
とってもカワイイ!
これは絶対フランス語で見た方がいいのでは?
吹替上映は観てないから断言はできないけど、
あの時代のエスプリを感じたければフランス語でしょう。
気取ってなんぼですww
時代は第三共和政下、女性も男性と同等の権利が認められるようになり、
下級市民にも昇進の道が開かれるようになったとは言え、
依然ブルジョワジーは擁護され、女性蔑視も横行といった感じ。
そんな時代の空気を小難しく説明するのではなく、
ディリリが探検するパリの街、
出会う人々や事件で見せていく上手さがありました。
そしてゾロゾロ出てくる有名著名な文化人、研究家の方々。
街のあちこちにはミュシャとロートレックのパスターが貼られ、
ロートレックはちゃんとチビ男、ドガに褒められ喜んじゃう。
ピカソ、マティス、ルソー、ルノワール、モネ、
彼等はちゃんと自身の作品の前にいるから分かりやすい。
アイリッシュ・アメリカン・バーに集う客たちの中に
ディアギレフは発見できたけど、向かいにいたのはニジンスキーだったのね~
モディリアーニに寄り添うのはモデルのエビュテルヌ。
他にもまだまだ100人超えの著名人というから
これは〇〇だ!と気が付くだけでも楽しい気がする。
……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。
良家の子女のみが通うことを許される女学校。
父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、
白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。
未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、
教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。
(公式サイトより)
3週間限定上映だったので早めに行ったけど、
4週目以降上映決まりましたね~。
TVシリーズでヴァイオレットの生い立ちと彼女の心のもちようを描き、
(もちろんBDに録画保存済み)
児童手記人形として成長した彼女の新たな仕事、教育係。
今回も人の心を届けようと手紙を書く彼女。
とてもやさし気持ちになれる作品でした。
作画も美しい。
ベネディクトのヒールの後ろ姿がたっぷり堪能できますw
そしてやっぱり泣けるんだなぁ。
今回は京アニ事件があったせいで、尚更であります。
エンドロールに制作に関わった全員の名前をクレジットということで、
これが最後の作品になってしまった方々の名前もありました。
とても残念でなりません。
年明け公開予定だった「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は
"鋭意制作中"になってますね。
時間がかかっても待ってます。"鋭意応援中"です。
ウッディ(声:トム・ハンクス)、バズ(ティム・アレン)ら仲間たちは、
新たな持ち主ボニーを見守っていた。
そんな彼らの前に、彼女の一番のお気に入りで
手作りおもちゃのフォーキー(トニー・ヘイル)が現れる。
しかし、フォーキーは自分をゴミだと思い逃げ出してしまう。
ボニーのためにフォーキーを探しに行ったウッディは、
一度も愛されたことのないおもちゃや、
かつての仲間ボー(アニー・ポッツ)との運命的な出会いを果たし、
見たこともない新しい世界にたどりつく。
最後にウッディは、驚くべき決断をする……。
(MovieWalkerより)
これ、友人と観に行ったんですが、
「話を続けるために新たな展開にしたね。」と言ってきた。
「えっ!?話を終わらせるための展開だったんじゃないの?」と真逆の感想w
観終わった後の感じ方が違ってて、なんか面白かった。
「トイストーリー3」で
“おもちゃにとって大切なことは子供のそばにいること”という矜持を貫いたウッディ。
この先はないだろうと思ってたらの4なんだから、
ああ、この結末なのね~
「トイストーリー5」ができたとしても、
おもちゃの物語ではあるけど、それはまったく別物のような気がする。
友人はディズニーがここでやめるわけないじゃん。次も作って儲けるのよ!
と、言い放った友人。
あや~、大人の事情ですかwww それも分かりますけど。
「トイストーリー」はこれで最後でいいんじゃないかなぁ。
森嶋帆高(声:醍醐虎汰朗)は高1の夏、離島から家出して東京にやってくる。
しかし生活に困窮し、怪しげなオカルト雑誌のライター業の仕事に就く。
彼のこれからを示唆するかのように、連日雨が降り続くなか、
都会の片隅で帆高はひとりの少女に出会う。
その少女・陽菜(森七菜)はある事情を抱え、弟とふたりでたくましく暮らしていた。
そんな彼女には、祈るだけで空を晴れにできる不思議な能力があった……。
(MovieWalkerより)
新海節爆走~!!
ギャルゲ―要素満載のあえてのノーマルエンドセカイ系アニメ!!
自分中心帆高くん、正論は言わない。
思春期の男の子はこうでなくっちゃw
正しい道を選べば、世界も自分も救われるトゥルーエンドが待っているかもw
あ、でも帆高くんはちゃんと社会性も常識も持ち合わせていますよー。
それでも自分が望むものが欲しいんですよね~。
雨が降り続く東京。
(すでに猛暑に入ってますが、今年はタイムリーでしたね~)
帆高くんのウザさも相まってウェット感が倍増しw
前回の「君の名は。」が当たっただけに大変だったろうけど、
まさに新海誠作品を出してきましたね。
お約束のこれまでの作品主人公も脇キャラでちょいちょい登場してるし、
企業タイアップ、ソフトバンクのお父さんを探せも入ってる。
個人的にはお馴染みの池袋周辺と時々乗ってるバスまで登場w
いやもう十分楽しませてもらいました。
娘と2人で『センコロール コネクト』を観たその日、
中野ブロードウェイで展示やってるってんで、
いそいそ電車乗り継いで行きました。
宇木敦哉展示会「ukix temp」
表の看板は撮影禁止なのに中は撮り放題w
ライトで光っちゃってますが、バシバシ撮ってきました。
「つり球」は懐かしい~
テーブルの上のクロッキーブックには
ファンの方々の熱い思いがびっしり。
天井にも
プロジェクターの前にセンコ
映画館にあった抱っこできるセンコぬいぐるみがここにも置いてあって
娘はせっせと自撮りしておった。
このあと、池袋マルイの
「センコロール コネクト × THEキャラSHOP」に移動。
自分は映画館でクリアファイル買ったくらいだけど、
娘は細々買ってたなぁ。
予約販売のぬいぐるみも買うような気がするw
7月6日(土)深夜24:30からTOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11で
30分の『センコロール コネクト』劇場公開記念番組をやるそうです。
ビルの屋上に突如出現した謎の白い生き物とその様子を気だるげに見つめる少年・テツ。
彼は「センコ」という名をつけた自在に姿を変える能力を持った
生き物を密かに使い高校生活を送っていた。
ある日テツはその秘密を同じ学校に通う少女・ユキに偶然知られてしまう。
そんなふたりの前にセンコを狙う謎の少年・シュウが姿を見せ、
思いも寄らぬ騒動が持ち上がるのだが……。
そして、その騒ぎがひと段落した頃、テツたちの前にシュウの跡を追って
もうひとりの少女、カナメが現れる。
彼女の登場によりテツとユキ、そしてセンコの物語はまたも予想外の展開を見せることに!?
(公式サイトより)
7月初っ端は待望の「センコ」!!
1作目から10年待ちましたよーw
今回の劇場公開は1と2の同時上映でコネクトとしたらしい。
期待通りに面白かった!!
今年の1月にセンコロールプロジェクト始動ってんで、
10年前に劇場公開された「センコロール」が地上波でTV放送。
そん時も録画して見たんですが、
スクリーンで続けて観られるのはうれしい。
1作目の感想書いてましたw→こちら
あの時は新海と比べられてたよな~。
新海監督は完全に商業路線に乗ったからなぁ。
でも自分の好みはこっち宇木監督だ。
1作目と2作目の繋ぎが一瞬暗転しただけで
すぐ始まったのには、いささか驚いたけど、
急に画面がキレイになったので、あ~テクノロジーw
そして今回もセンコが何なのかの説明なし!
なのに面白い!
キャラも増えて、そいつも謎のイキモノ持ってるし。
でもなんか、大きな組織がバックにあるような…。
カナメ登場の時、なんか似たような映像が…
「エヴァンゲリオン」の真希波・マリ・イラストリアスを思い浮かべちゃった。
2のラストは次につながる映像が。
「センコロール コネクト」の舞台挨拶で、
宇木敦哉監督自身から3をやると発表があったそうで。
次は10年待たせないでほしいww
ばあさんの私は死んでるかもしれないじゃないかぁ!
劇場で売ってた「センコパン」のポスター
よだれのセンコがカワイ過ぎw
パンは買わなかったけど。
大学入学を機に海辺の街へ越してきた向水ひな子(声:川栄李奈)は
サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだったが、
自分の未来については自信を持てずにいた。
そんなある日、火事騒動をきっかけに出会った消防士の雛罌粟港(片寄涼太)と恋に落ちる。
二人はお互いがなくてはならない存在となるが、港は海の事故で命を落としてしまう。
ひな子は大好きな海が見られなくなるほど憔悴するが、
ふと二人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れ、
「ひな子のこと、ずっと助けるって約束したろ?」と告げる。
ひな子は港との再会を喜ぶが、彼が再び姿を見せた本当の目的は……。
(MovieWalkerより)
6月に観てた1本。
湯浅最新作、予想通り普通の恋愛アニメだったぁ~。
それはそれでいいんですけどね(ヲタク心にはさして響かないw)
途中わけわかんなくなる事もなく、真っ当な結末。
死んだカレシが水の中に見えるってのはファンタジーなんだろうけど、
周りの人には見えてないから、
「それはひな子の妄想です」でおさまるし。
前半の港&ひな子のバカップルぶりが長ーいw
港のカンペキ具合もカンに触るww
あ~いやいや、少女マンガ的な男の子だと思えばトーゼンか。
湯浅監督の味は波に出てたかな。
海も得意じゃないし、サーフィンのサの字も知らない自分ですが、
クライマックス、海じゃないけどの波乗りシーン作画は
チカラ入ってたように思う。
水の使い方が緻密で豪快だったかな。
今回主要人物4人がプロの声優さんじゃない。
のに、まったく遜色を感じない。
みなさん、抜群に上手い!パチパチ。
中学生の琉花(声:芦田愛菜)は、自分の気持ちを言葉で表すのが苦手だった。
夏休み初日、部活でチームメイトと問題を起こしてしまい、
母親(声:蒼井優)と距離を置く彼女は、夏の間の居場所を失う。
そこで父(声:稲垣吾郎)が働く水族館に向かい
両親との思い出の詰まった大水槽に佇んでいたところ、
魚たちと一緒に泳ぐ不思議な少年・海(声:石橋陽彩)とその兄の空(声:浦上晟周)と出会う。
二人はジュゴンに育てられ、海は明るく純真無垢、
空は何もかも見透かしているような怖さを秘めていた。
彼らに導かれるように琉花は見たことのない不思議な世界に触れていく。
一方、三人の出会いをきっかけに地球上では様々な現象が発生。
夜空から流星が海へ堕ち、海のすべての生き物が日本に集い始める。
そして巨大なザトウクジラが“ソング”とともに海の生き物たちに
祭りの“本番”が近いことを伝えていく。
海と空が超常現象と関係していることを知って二人を利用しようとする者が現れ、
海洋学者のジム(声:田中泯)やアングラード(声:森崎ウィン)は
そんな二人を守ろうとし、それぞれの思惑が交錯する。
(MovieWalkerより)
原作者の五十嵐大介作品はいくつか知ってるけど、
海獣はちゃんと読んだことはない。
これがアニメ映画になると知った時は、無理じゃね?と思ってましたw
でもSTUDIO4℃だからなぁ、期待しちゃうなぁと。
予告を観て、期待度上がってました。
素晴らしい作画でした。
ヌケ感と緻密さが適所に配置され、手描きの味のあるゆらぎと
CGで見せる部分が分断される事なく融合してました。
よくここまで五十嵐の画をアニメにしたなぁ。
4℃お得意の前方や後方に引き込むような映像も活きてました。
水があんまり得意でない自分は、
そんなに潜ってたら息できない!なんて思いながら観てましたw
ストーリーは原作と全く同じってわけではなさそう。
全5巻モノを2時間弱に入れるためには映画用なってるはず。
解釈は人それぞれっぽい観念的な世界感がテーマかな。
自分は中学生の頃にぼんやり思ってたことに似てるかなと。
ミクロもマクロも結局一緒で、全部繋がってるっていうか、
ひょっとしたら、自分たちが生きているこの宇宙も、
何かのイキモノの細胞のひとつなんじゃなかろうか。
細胞側からしたら全体像なんてわかるはずもない。
ってな事を思ってたのを思い出したww
この観念世界、CGの無い一昔前に作ってたら、かな~り辛くなりそう。
それと海辺での食事のシーンがちょっと気持ち悪かったw
生き物はみな、別の生き物を糧として命をつないでいる。
というのもひとつのテーマかな?
生食ガッツいてるわけじゃなく、ちゃんと調理して食べてるんだけど
妙にリアルで…w
声優陣はみなさん、上手くて違和感なしでした。
不二子(声:沢城みゆき)は、心臓に病を抱える少年ジーン(声:半場友恵)とともに逃げていた。
ジーンの父・ランディは、ジーンの心臓の手術費と逃亡資金を手に入れるため、
ゴドフリー・マイニングから5億ドルを横領したのだ。
だが、殺し屋ビンカム(声:宮野真守)に追い詰められて自爆したため、
5億ドルの在処を知る人間は、今やジーンただ独り。
不二子とジーンを追い詰めてゆくビンカム。
呪いの力で人の心を操るビンカムから一度は逃げ延びながらも、
結局拘束されてしまう不二子とジーン。
ビンカムの鋭利な爪が今、不二子に襲い掛かる……!
(MovieWalkerより)
今年はアニメ映画が結構あるんですよねー。
安い日に次々観ていかないと!!
(あ、これは前後編30分2本構成で1,300円です。)
って事で先週は不二子ちゃん。
スピンオフシリーズも次元、五右エ門ときて不二子。
思ったよりおとなしめな不二子だったかなw
TVシリーズで放送した『LUPIN the Third -峰不二子という女-』の時ほどの
衝撃度がなかったw
今回は子供絡みだからなぁ。
不二子の魅力は子供には通じない~。
このシリーズ、カッコイイから続いてほしいけど、
3人やっちゃったからどうなんでしょ。
ビンカムがマモだったけど、セリフ殆ど無しwww
マモ持ってくる意味あったか?
30年前、突然変異で誕生した炎を操る人種<バーニッシュ>が出現し、
世界が大炎上、その半分が焼失した……。
そしていま、攻撃的な一部の面々が<マッドバーニッシュ>を名乗り、
再び世界に襲いかかってくる。
対バーニッシュ用の高機動救命消防隊バーニングレスキューの新人隊員
ガロ・ティモス(声:松山ケンイチ)は、昔ながらの“マトイ”を担ぎ、
マッドバーニッシュのリーダー、リオ・フォーティア(声:早乙女太一)に立ち向かっていく。
熱き魂がぶつかりあう二人のバトルの結末は……。
(MovieWalkerより)
最初から最後まで、ものすごい熱量でしたww
さいごに大乱闘で着、なんてぬるい代物ではない。
「とにかくアクション映画を作りたかった」という今石監督と
「得意技しか入れてません」という中島かずきの脚本、まんま!!
見得を切りまくって、ぐるぐるドッカンの連続。
「天元突破グレンラガン」の二人だ~
おまけに中の人が劇団☆新感線ではお馴染みのメンツ。
これは好きなヤツにはたまらないだろうwww
あえてのローポリ風CGでシャレオツ感出し、
ペッカペカの発色で三角と四角が飛び交い、舞い散る。
火を操る人種ってなんだぁ?と観ていると、
デウス・プロメス博士(古田新太)が出てきて、まあ淀みなく並行世界の説明を始める。
プププっとは思ったけど、そんな設定だったのね~w
ガロ・ティモスの髪型に終始感心w。
あれであらゆる角度の作画をこなすって、スゴww
クレイ・フォーサイトのガタイから堺雅人の冷えた声がする~
早乙女太一の声はアニメ声優かと思わせる出来ばえ。
松山ケンイチもピッタリ。
劇場が明るくなってから隣の席の青年が「スゲー面白かった~」と一言w
来場特典の「プロメア」前日譚「ガロ編」映像も
スマホをTVに繋いで観ました~
これって「リオ編」もあるのかなぁ。